妊娠22週目以降、妊娠37週未満で生まれてしまうことを「早産」といいます。切迫早産は、早産になりかかっている状態のことを指します。
おなかの張りや痛みが頻繁に起こる、出血がみられるなどの症状が出たときはすぐに病院を受診しましょう。また、目立った症状がなくても気になることがあれば、早めに相談しておくと安心です。
診察の結果切迫早産と診断された場合は、医師の判断で入院による治療や自宅での安静が必要となることがあります。
- 荻田和秀(監)「らくらくあんしん妊娠・出産」P66-67、89-90、100-101(学研プラス,2017年)
- 竹内正人(監)「この1冊であんしんはじめての妊娠・出産事典 朝日新聞出版」P142-143(朝日新聞出版,2016年)
- A.Christine Harris(著) 竹内正人(監)「はじめての妊娠・出産安心マタニティブック」P106-109(永岡書店,2006年)
妊娠22週目は規則正しい生活を心がけましょう
妊娠22週目は母体のおなかが大きくなることで、足の付け根の痛みや皮膚のかゆみといったマイナートラブルが現れやすい時期です。痛みやかゆみを感じたら、無理をせず病院を受診してください。
体の不調を感じやすい時期のため、できるだけ規則正しい生活を心がけましょう。
胎児は急激に体重が増え体が大きくなっていきます。体型は少しずつ新生児に近づき動きも活発になるでしょう。大きな音に反応するようになるため、胎動を感じたときはおなかに向かって話かけたり、おなかを触ってみたりすることで胎児とのコミュニケーションをはかるとよいですね。










