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監修:清水なほみ

【医療監修】妊娠25週目の妊婦さんに起こりやすい症状と、胎児の様子

PIXTA

歯周病は早産の原因になります

歯周病があると早産や低体重児を出産するリスクが通常の7倍になるといわれています。これはタバコやアルコール、高齢出産より高い数字です。

妊娠中期は全妊娠期間のうち、もっとも検査や治療に適した時期です。自覚症状がなくても歯科検診を受け、必要に応じて治療を受けておきましょう。

減塩・低カロリーのバランスのとれた食事を

食事 PIXTA

妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病の予防のために、減塩と低カロリーの食事を心がけてください。1日あたりの塩分摂取量の目安は7g未満です。スナック菓子や加工食品に多く含まれるため、食べすぎないよう気をつけましょう。間食を野菜や果物にする、記録をつけるなど少し工夫してみるとよいですよ。

しかし、神経質になりすぎる必要はありません。好きなものを味わってホッとする時間も大切です。医師から食事制限をするようにいわれていなければ、食べることを楽しみつつ、無理のない範囲で意識できるとよいですね。

出典元:

妊娠25週目、これからますますおなかが大きくなります!

散歩 妊婦 日本 PIXTA

この時期はおなかが大きくなることで足元が見えづらくなってくるため、外出の際には気をつけましょう。比較的体調が安定しているといっても、仕事で無理をしたり、ハードな予定を組んだりすることは避けてください。

転倒を防ぐためにもゆっくりしたペースで動き、のんびりティータイムを過ごす、散歩をするなど、無理のない範囲で楽しめるとよいですね。

記事の監修

ポートサイド女性総合クリニック〜ビバリータ〜 院長

清水なほみ

通常の婦人科診療のみならず、最新の脳科学×心理学×医学を統合的に駆使した診療を行う婦人科医。日本で100名しか習得者がいない、トランスフォーメーショナルコーチのテクニックを学び、診療の現場においても、3年間で延べ6000人の患者に同テクニックを用いて診療を行っている。
中学時代のいじめや研修医時代のうつ経験から、「病は気から」を科学的に解明するための研鑽を積む。何気ない会話の中で患者に気付きを与え、片頭痛やイライラをあっさり「忘れさせる」診療には定評がある。5分で病気の「本当の原因」を見抜くため、患者からは「先生は占い師ですか!」と驚かれる。

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