歯周病は早産の原因になります
歯周病があると早産や低体重児を出産するリスクが通常の7倍になるといわれています。これはタバコやアルコール、高齢出産より高い数字です。
妊娠中期は全妊娠期間のうち、もっとも検査や治療に適した時期です。自覚症状がなくても歯科検診を受け、必要に応じて治療を受けておきましょう。
減塩・低カロリーのバランスのとれた食事を
妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病の予防のために、減塩と低カロリーの食事を心がけてください。1日あたりの塩分摂取量の目安は7g未満です。スナック菓子や加工食品に多く含まれるため、食べすぎないよう気をつけましょう。間食を野菜や果物にする、記録をつけるなど少し工夫してみるとよいですよ。
しかし、神経質になりすぎる必要はありません。好きなものを味わってホッとする時間も大切です。医師から食事制限をするようにいわれていなければ、食べることを楽しみつつ、無理のない範囲で意識できるとよいですね。
- さくら歯科クリニック「歯周病があると『早産リスク』が高まるって本当?」(http://sakuradent.jp/歯周病があると『早産リスク』が高まるって本当/,2018年8月13日最終閲覧)
- 日本臨床歯周病学会「歯周病と妊娠」(http://www.jacp.net/pdf/leaflet/leaflet_04.pdf,2018年8月13日最終閲覧)
- ふるた歯科医院「マタニティ歯科」(http://www.furutashika.com/medical/maternity.html,2018年8月13日最終閲覧)
- 東初富アモールクリニック「妊婦さんの治療について」(https://amor-dc.com/treatment/maternity.html,2018年8月13日最終閲覧)
- 安達歯科医院「妊娠中の歯科治療」(http://www.adachishika.jp/dental/hatojyosei.html,2018年8月13日最終閲覧)
- セイントマザークリニック「妊娠中期の症状や疾患」(https://saint-mothers.jp/departments/maternity/case_chuki.html,2018年8月15日最終閲覧)
- 竹内正人「はじめての妊娠・出産事典」P56(朝日新聞出版,2017年)
- 萩田和秀「らくらくあんしん妊娠・出産 」P106(学研,2017年)
妊娠25週目、これからますますおなかが大きくなります!
この時期はおなかが大きくなることで足元が見えづらくなってくるため、外出の際には気をつけましょう。比較的体調が安定しているといっても、仕事で無理をしたり、ハードな予定を組んだりすることは避けてください。
転倒を防ぐためにもゆっくりしたペースで動き、のんびりティータイムを過ごす、散歩をするなど、無理のない範囲で楽しめるとよいですね。










