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風邪気味だった娘の体調が夜中に急変!
当時5歳のあーちゃんは朝は元気だったものの次第にようすが変わっていき、39度を超える発熱がありました。水分も取れて熱以外の症状もなく、暴れて座薬を入れるのが大変だった経験から「大丈夫だろう」とひとまず経過を見ることにしたかとさん。
しかし、お昼過ぎに昼寝のため寝かしつけをしていたところ、うつろな表情でけいれんを起こし、そのあと嘔吐(おうと)し意識を失ったあーちゃんを見て救急車を呼びました。
熱性けいれんに関する知識はあり、いつも発熱のたびにひやひやしていたというかとさん。5歳になったしもう熱性けいれんは起こさないだろうと思っていた先のできごとでした。救急車要請のため的確に状況を伝えていますが、内心はとても怖かったことでしょう。
病院着。思ったより元気そうと言われても
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かとさんは救急車に揺られながら夫とかとさんの両親に電話。だんだんと冷たくなっていくあーちゃんに必死に声をかけながら、早く病院に着いてほしいと祈り続けていました。
救急車到着後には先生たちが弟のゆーたんを搬送患者だと勘違いして「元気そうだ」と言われてしまうハプニングもありましたが、その後あーちゃんは無事に意識が戻りました。
しかし、パパや祖父母に話しかけられても一言も話そうとしないあーちゃんの様子に違和感を覚えたかとさんは、念のため1泊入院することを決めました。熱が下がりきっておらず、また熱性けいれんを起こすかもしれないと思うと怖かったようです。
無事退院した今願うこと
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夜には再び熱が上がり苦しそうにしていたあーちゃんでしたが、解熱剤を服用して朝には平熱まで下がり、無事退院することができました。
あーちゃんにけいれん時のことを聞くと、あーちゃんの記憶は布団にいたときから2時間くらいぷっつりと途切れていたということでした。そのため、どうして自分が病院にいたのか、なぜ入院していたのかは理解していなかったようす。無事に退院できてほっと一安心したかとさんでした。
熱性けいれんは誰にでも起こり得る
実はあーちゃんが熱を出す少し前にも弟・ゆーたんのことで救急車を呼んでいたため、最後のコマで「もう119番はしたくない!」と強く描いたかとさん。このまま大きなトラブルなくすくすく育ちますように。
熱性けいれんはどんな子もなる可能性があります。かとさんの経験を参考に、様子がおかしいときは救急車を呼ぶことも選択肢に入れましょう。一般的には、5分以上けいれんが続く場合は救急車を呼ぶべきとされています。ただし、けいれんが短くても親から見て普段と明らかに様子が違うときは、家で様子を見ずに救急車を呼ぶ、あるいは救急外来にかかって医師に診てもらいましょう。救急相談に連絡して指示をあおぐこともできます。不安なまま家庭で判断せず、医師による診察を受けることが大切ですね。
- 国保旭中央病院小児科「熱性けいれん Q&A」(https://www.hospital.asahi.chiba.jp/common/pdf/section/consultation/pediatrics/er02.pdf,2023年2月21日最終閲覧)
- 草加八潮消防組合「熱性けいれん」(https://soka-yashio119.jp/kyukyu/kodomo/keiren.html,2023年2月21日最終閲覧)