世界の教育メソッド☆6つの教育方法をご紹介!
多種多様化が進む世の中、子供の教育に関しても世界の多くのメソッドが取り入れられてきて、我が子にあう方法がどんなものなのか悩んでしまいますよね。
ここでは、ユダヤ式教育、レッジョ・エミリア教育、フレネ教育、インド式教育、フィンランド教育、オランダ式教育の6つの教育方法についてご紹介します。お子さんの教育方法を決める時の参考にしてみてくださいね。
1:ユダヤ式教育
ノーベル賞受賞者や世界的大企業のトップが多いことで知られるユダヤ人。元来、頭脳地数が高い民族とはいえ何故そんなにも世界で活躍する人が多いのか?そこで注目されたのが、ユダヤ人の間では当たり前に行われている教育メソッド「ユダヤ式教育」です。
家庭で育む教育
子供の興味を引き出し、また、子供の言葉に関心をもつという「ユダヤ式教育法」。それもすべて、家族の中で育まれる信頼感があるからこそ。何よりも、家庭での子供との関わりに重点をおいた教育メソッドのひとつです。
2:レッジョ・エミリア教育
イタリア北部の小さな街で、第二次世界大戦後に取り入れられた教育が、レッジョ・エミリア教育の始まりです。
アートを通して、子供達が自由に表現する中で学びを深めていこうというのがこの教育方法の特徴。世界でもいま注目を集めています☆
創造性から生まれるもの
子供一人ひとりの創造性、可能性に焦点をあてた教育方法だからこそ、今までにない感覚や概念を生み出すことができるのだと思います。
3:フレネ教育
フランスの教育者である、セレスタン・フレネが提唱したメソッドが「フレネ教育」です。
子供を主体に置くところから生まれてきた実践的な教育方法であるフレネ教育法は、従来よくあるような教え込んだり詰め込んだりするような教育方法とは一線を画しています。
子供の主体性を大切に
子供の主体性を引き出し、子供自らの成長を促すような取り組みがフレネ教育の特徴。表現力やコミュニケーション能力だけでなく、子供達の自律性と責任感が身に付きそうな教育方法ですね。
4:インド式教育
世界で活躍するIT技術者の数が多い国と言えば、インド。理数系が強いイメージのあるインド式教育では、古くから数学に重点を置いた教育をしてきました。理数脳を育てる教育法、ということで近年日本でも注目を集めています。
レベルの高い教育
インド式教育は日本の公教育よりも圧倒的に学ぶ分量が多いため、レベルの高さを追及できる教育法と言えるかもしれません。社会に出てから役に立つような実用的な力を身につけられるのもインド式教育が人気の理由のひとつだと言われています。
5:フィンランド教育
フィンランドの教育制度は、1944年の深刻な不況から抜け出すために”企業より人に投資を”という教育改革の元に確立されてきました。キャッチフレーズが「落ちこぼれを作らない教育」と言われているように、子供一人ひとりに合わせて指導していきます。
教育の機会だけでなく、結果も平等にすることすることを目指した教育方法です。
信頼感に基づき、生涯学び続けられる力を養う
教師の専門性や質が高いのもフィンランド式教育の特徴のひとつ。教師を信頼し、また、教師も子供の可能性を信頼することでその子本来の可能性が導かれているのかもしれませんね。
また、「学ぶことが楽しいことである」という感覚が培われていくので、自然に生涯学び続けていく姿勢が身につくのではないでしょうか。
6:オランダ式教育
ユニセフが行った子供の幸福度調査で、先進国の中で総合一位を獲得したオランダ。客観的な数値だけでなく、実際にオランダの子供の多くが幸福感を抱いていると言われています。そのオランダの教育方法の中でも有名なものが「ピラミッド・メソッド」です。
子供の幸福度が高い理由
- しっかりと楽しく遊んでいて、遊びの種類も豊富
- 言葉の表現が具体的化
- 物事を自分で解決しようとする
- 一人ひとりが自分に自信を持ち自主性が育つ
こちらは、ピラミッド・メソッドを取り入れた保育園・幼稚園での子供の変化を紹介したものです。ピラミッド・メソッドは基本的に6歳までの子供を対象とした幼児教育ですが、その時期に身につけた基本的信頼や自主性はその後の人生に大きな意味をもたらしてくれそうですね。
ピラミッド・メソッドによって育まれた信頼感や、自分への自信がオランダの子供の幸福度の高さにもつながっているのかもしれません。
子供の未来のために
たくさんある世界の教育メソッドの中で、有名なものをピックアップしましたがどれも魅力的な点が多くある教育方法です。
「我が子には、どんな教育方法が合っているのかしら?」「日本以外の教育メソッドも試してみたい!」そういう思いをお持ちのママはぜひご紹介したメソッドの中から気になるものを詳しく調べてみて下さいね☆