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両親が家事中、遊んでいたはずの娘がいない
このお話は、両親ともに在宅していたこやま家さん宅で、3歳の娘・さくちゃんが失踪したときのエピソードを描いたもの。
当時、ママ・こやま家さんは浴室で掃除をしていて、リビングにはパパがいて掃除をしていました。当時、玄関につながる廊下は死角になっていたようです。玄関には鍵がかかっていたはずですが、さくちゃんは両親の目が届かない時間帯に、自宅を出てしまいました。
娘・さくちゃんが家の中にいないことに気付いたこやま家さんの夫。すぐに玄関の周りや庭を見ますが、すでにさくちゃんの姿はありません。自分で靴を履き、開けられないと思っていた二重の鍵を開け外へと出たさくちゃん。
まさか踏み台を使ってまで鍵を開けて出ていくとは想像しにくいかもしれません。夫婦ともに家にいる分「どちらかが見ているはず」という思いがあったとも想像できます。
ママ友の目撃証言
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弟を家に置き、1人でさくちゃんを探しに走り出した夫。しかし、さくちゃんは見つかりません。焦る夫に声をかけてきたのは近所に住むママ友でした。数分前に「公園へ行く」と言い、走るさくちゃんを見かけたと教えてくれました。しかし、走って行った方向の公園へ向かうもさくちゃんの姿はありません。
ママ友はどうしてあの時止めなかったのだろうと気にしているようですが、声をかけて不審に思ってくれただけでも感謝ですよね。よその子どもに声をかけるのはママ友と言えども勇気がいることです。誰かが見ていてくれることの心強さを感じます。
娘は一体どこに…?
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どこを探せばいいのかわからず慌てる夫に声をかけてくれたのは高齢の夫婦。女の子が坂の下に向かって走って行ったと教えてくれました。呼び止める時間もないほど急いでいる様子だったというさくちゃん。どこへ向かっているのでしょう。
坂の下には大きな交差点があることに気付いた夫。思わず最悪な事態を想像してしまいますよね。ほんの少し子どもから目を離したことが発端となり命の危機を感じることになるとは。3歳とはいえ、子どもの行動力は想像を超えることに気づかされます。
このあとパパはさくちゃんを発見し、事なきを得たといいますが、とても肝が冷える体験だったことでしょう。他人事とは思わず、自宅の戸締り状況を再度確認しておきたくなる作品ですね。