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保活で見るポイントは?親「おむつの処分方針」保育士「在園児の表情」調査結果を解説

秋となると気になってくるのが保活。春入園の申し込みに先立って、どの園を第一希望にしようか悩みますよね。ママリでも、7~10月辺りをピークに保活に関しての会話が増えます。そこで、実際に保活を経験したママリユーザーの先輩ママ280人&ホイシル掲載園の現役保育士さん266名に、保活でチェックすべきポイントについてアンケートを実施しました。先輩ママ目線&保育士さん目線でアドバイスをお届けします。どうぞごらんください。

PIXTA

保育施設選びはどんなことをすればよい?

ひと口に「保育施設選び」と言っても、どんなところから情報収集し、どんなところに着目したらいいか悩みますよね。まずは先輩ママに、おすすめの情報収集方法と、着目ポイントについて聞きました。

先輩ママおすすめの情報収集方法は

  1. 自治体の相談窓口・資料:53.5%
  2. ママ友や先輩ママへの相談:52.0%
  3. 保育施設の公式サイト:37.8%
  4. インターネット上の口コミ:29.0%

第1位は自治体の相談窓口や資料。やはり居住地域の情報は自治体に聞くのがもっとも正確で安心と考える方が多いのかもしれません。その自治体に迫る勢いでおすすめする方が多かったのが、ママ友や先輩ママ。ママリ内でも、居住地域の近いママに対して園情報を求める質問・回答が多く寄せられています。

その他、保育施設の公式サイトやネット上の口コミも。子どもを連れて外出するのが難しい状況でも、自宅でスマホを使って情報収集できる点がいいですね。

保育施設見学の際に注目したところは?

ママ チェックリスト

次に、保育施設見学で注目したポイントについて聞きました。保育園に子を預ける親ならではの視点も複数寄せられました。

親の負担に関する声

  • おむつは持ち帰りか、園で処分してくれるか
  • 布おむつか、紙おむつか
  • お弁当持参になる日の頻度
  • 親が参加しなくてはいけない行事の数
  • 登園時に親がどこまで準備をしてから子どもを引き渡せるのか

子どもの園生活の充実度

  • 園庭の広さ、園庭がない場合は代わりの遊び場はどこか
  • 英語教室などの課外活動の有無
  • どんな給食・おやつが出るか
  • 先生の人数にゆとりがあり、子どもに目が行き届くか
  • 日中はどのような活動をして過ごしているか

入園しやすさ

  • 「きょうだい枠」で申し込む子が多そうか
  • 現段階での空き状況

保護者からは長い園生活を考えて、入園後に親がすること把握したいという内容が多く寄せられました。おむつの処理はもちろん、朝の登園準備の内容まで確認している方も。確かに、朝の貴重な時間の中でどのくらい時間を割かなければいけないか知っておきたいですよね。

また、園生活の充実度はもちろんのこと、入園しやすさに関するリサーチをしたという声も。在園児のきょうだいがどのくらい入園しそうかは、園の担当者でないとわからない情報なので、ぜひ見学時に確認しておきたいですね。きょうだいが多い場合、それ以外の入園枠が少なく入園しにくい可能性もあります。

保育士さんが施設見学の際に注目してほしいポイント上位3つ

保育園

一方、保育士の方々に聞いた「施設見学の注目ポイント」が以下の通りです。


1.在園児の様子・表情:47.0%
2.保育 / 教育理念:28.9%
3.保育者の子どもへの接し方:15.4%

保育士目線では、在園児の様子を見てほしいという声が多数派でした。園側の説明はもちろん参考になりますが、子どもの表情は日常的な園生活の楽しさをはかるポイントになりそうですね。いきいきと笑顔で子どもたちが楽しんでいる園なら、わが子を預けたいと思えそうです。

そのほか、教育理念に着目してほしいという声も。園によって保育の方針には差があります。例えば園内は裸足で生活する方針の園や、布おむつを使ってトイレトレーニングをする園もあります。こうした方針は入園前に知っておけるといいですね。

園の先生が子どもにどう接しているかも確認したいところ。わが子に合う関わり方をしてくれる園なら安心して預けられそうです。

保活は「自分の目で見る」が大事

保育士 保護者

さまざまな園選びのやり方がある中で、先輩ママと保育士双方から寄せられた声は、見学の大切さに関するものでした。

  • 子どもの性格に合った教育理念や先生の人柄を知るためにも、見学したほうが良い(保護者)
  • ネットの情報を鵜呑みにせず自分の目で見てみて。園に行ってみないとわからないことが多い(保護者)
  • 見学の案内を聞くだけでなく、園児や保育の「素」を見られるといいですね。子どもの園生活が想像できると思います(保育士)
  • 利便性も大事ですが、園児を真ん中に、保護者と保育士が笑顔で支えあえる関係を築ける園を選んでください(保育士)

インターネット上でもさまざまな情報を得られますが、最終的に希望園を決めるには見学をすることがとても重要なようです。保活は余裕を持ってスタートし、9~10月ごろにはさまざまな園を見学した上で希望園を決定するといいでしょう。

インターネットから見学予約できる保育園もあります。例えば「ホイシル」では、自宅近くの園を検索した上で園見学を予約可能です。こうした便利なサービスを利用しつつ、保活をスムーズかつ後悔がないように進めてみてくださいね。

保活・園見学支援サイト「ホイシル」

アンケート実施概要

<ママリ>
ママリユーザー:280人
調査期間:2023/8/10~2023/8/17
<コドモン>
登録園関係者:266人
調査期間:2023/8/24~2023/8/31

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