大掃除を始める前にやっておくとよいこと
大掃除を始める前に、おさえておくとよいポイントをご紹介します。
やることリストを作成
どこを掃除するのか書き出すことで、やらなければいけない全体量が見えてきます。一見面倒そうに思えるやることリストの作成ですが、抜け漏れなく、結果として大掃除を効率的にできるアイテムになります。
また掃除が終わるたびにリストを消していけば、達成感が得られるきっかけに。掃除する場所ごとに役割分担を決めることもおすすめ。
子どもが戦力になる年齢であれば、自分のおもちゃ整理や危険がない場所の掃除などを任せましょう。
不要なものを処分
この1年間で、処分したものよりも、購入したものの方が多いという方はいませんか。物が少ない程使えるスペースが増え、掃除がしやすくなります。また、空間が生まれれば、空気の流れがよくなり、換気もしやすそうです。
大掃除の前に、不要なものは処分しておくのがベター。年末年始はゴミの収集業者がお休みとなる場合があります。できるだけ早めに少しずつ取りかかりましょう。
すき間時間を利用して早めに始める
年末の1~2日ですべてやろうと思うと大変で「まだこんなに掃除する場所がある」と心が折れてしまうことも。どうしても年末しか時間が取れないのであれば仕方がありませんが、今のうちから隙間時間にちょこちょこ掃除し、リストを消していくとよいでしょう。
また、今年は新型コロナウィルス感染症の感染拡大防止のために、年末年始は自宅で過ごすことになるかもしれません。そのため、例年とは違って大掃除は年始にやると決めて、年末はゆっくり過ごすのもありですね。
簡単にピカピカになる裏ワザ
次に、簡単にピカピカになる裏ワザをご紹介します。掃除グッズはいろいろな物が販売されているのでそれらを活用することもよいですが、わざわざ購入しなくても家にあるものでも十分きれいにできますよ。
スルスル落ちる汚れを見て、掃除に対するモチベーションがアップするかもしれません。ぜひお試しください。
重曹でがんこな汚れ取り
料理に使う重曹は掃除道具としても優秀です。重曹と水を混ぜたものを、汚れが気になるところにつけましょう。ガスコンロの油汚れや網戸の排気ガス汚れ、お風呂の水あかにも効果的です。
しつこい汚れには重曹ペーストがおすすめ。大さじ2~3杯の重曹に、大さじ1杯程度の水でペースト状にしたものを、汚れに塗ってしばらく放置してから洗いましょう。
ストッキングがはたきに
ワイヤーハンガーにいらなくなったストッキングをつけると、はたきのように使うことができます。ワイヤーハンガーがなければ、4等分に切ったストッキングをまとめてゴムで棒にくくりつければ、はたき代わりになります。
エアコン上部やカーテンレールなどをストッキングですべらせるように拭くと、ほこりがごっそり取れますよ。ストッキングの静電気がほこりを吸い寄せるのですね。使い終わったら捨てるだけ。たまりがちなストッキングの断捨離にもなるため一石二鳥です。
軍手ぞうきん
ビニール手袋やゴム手袋の上に軍手をつけると、ぞうきん代わりになります。小さな隙間や角を力強く拭けて、ブラシでは届きにくいトイレのふち裏なども簡単に掃除ができます。
軍手の内側にビニール手袋などをつけることで、洗剤や水などによる手荒れを防止できますし、軍手でゴシゴシ汚れを拭いても気にならなくなりますよ。
メラミンスポンジ
大掃除といったらぜひ用意したいアイテムがメラミンスポンジ。100円ショップでも手に入り、日頃から多用している人もいるではないでしょうか。カットしたスポンジを水に浸し、あちこち磨くだけでキレイに汚れが落ちます。
完ぺきを目指さなくてOK!
「どうせ掃除するなら新築のような輝きを取り戻そう!」と意気込むことはよいですが、実際に完ぺきを目指すのは大変です。育児をしながらの掃除になるので完ぺきを目指さず、ほどほどでも大掃除は成功!
どうしても完ぺきにしたいのであれば、費用はかかりますが掃除のプロにお願いすることも一つの方法です。大掃除がストレスにならないよう、楽しくできる方法を見つけてくださいね。