大掃除のスケジュールを立てる方法
- 掃除する場所としない場所を明確にする
- 場所ごとにかける時間を余裕を持って考える
- 場所ごとに誰が担当するかを決める
- 場所ごとに掃除する日をカレンダーに書く(1日で終わらせる場合は時間を記載)
- ゴミ捨ての曜日を考えたスケジュールを立てる
やり始めて結局、掃除するどころか散らかってしまう…を避けるために、大掃除は計画的に、スケジュールを立てるところから始めるようにしましょう。
誰が担当するか決める際には旦那さんだけでなく、お掃除代行サービスも念頭に置いておくと少しは楽になるでしょう。
ゴミ捨ての曜日は重要です。いつでもごみ出してOKなマンション等であれば気兼ねなく大掃除出来ますが、なかなかそうもいきません。収集車の来る曜日を把握してからスケジュールを立てるのも1つの方法です。
カレンダーは家族で共有出来る、スマートフォン内のアプリを使用すると便利です。1日2日で終わらせるスケジュールを立てても良いし、1週間かけて少しずつ掃除していくのも良いです。家庭環境に合わせて、無理なく立てるようにしましょう。
年末に追い込んでバタつかないように、余裕を持ってスケジュールを立てるようにしましょう。
大掃除のコツ
- 不要なモノは先に捨てる、迷ったモノは一ヶ所に集めて後で見直す
- 玄関から最も遠い部屋を先に、玄関にかけて掃除していく
- 2階以上のあるお家は最上階から掃除していく
- 場所ごとに掃除用具を先に準備する
- 完璧を求めず「ある程度」を心掛ける
- つけ置きだけでOKな場所を把握しておく
大掃除にもコツがあります。始める前に必ずチェックしておくようにしましょう。
まずは大掃除の大敵、ゴミを先に捨てる事。捨てるか、捨てないか、情が入ってついつい迷ってしまうモノに関しては「迷ったモノ入れ」を作ってそこに全て入れておくようにしてみましょう。とにかく、大掃除をするので大掃除を先に終わらせることを目的にしましょう。
大掃除の手順
そして、掃除をする手順のコツ。「奥から手前へ、上から下へ」と多くで言われている通り、玄関から最も離れた部屋から玄関に向けて掃除していきます。これは、ホコリを最後に玄関から出すため。玄関からやり始めるとどんどん奥へホコリが溜まってしまいます。
「上から下へ」とは、お家の中に階段がある2階建て以上の家庭です。これもホコリは上から下に落ちます。なるべく最上階から掃除を進めるようにしましょう。
次に、必要な掃除用具は全て先に用意するようにして下さい。掃除をやりながら買いに行ったりするとスケジュール通りにいかず、モチベーションが下がってしまいます。
また、大掃除に完璧を求めるのもNGです。何ヶ月も何年も住んでいるわけですから、毎日こまめに掃除していても、新居のころのような綺麗さはなかなか取り戻すことは難しいです。「このくらいでいいかな」という気持ちで進めるようにすると気持ちも楽ですよ。
最後に、つけ置きして拭くだけでOKな場所を把握しておくと時短になって効率も上がります。いくつか念頭に置いておくとスケジュールも立てやすいです。
大掃除のチェックリスト
- リビング
- 寝室
- キッチン
- トイレ
- 洗面所
- お風呂
- 玄関
- ベランダ
- 廊下
- 階段
エアコンや押し入れ、炊飯器など細かい場所やモノは多くありますが、大まかに分けて上記になります。
洗面所は床と鏡、水周り、シンク下と洗濯機がメインになるでしょう。寝室はベッドや布団のカバー類がメインになります。あとは床を掃除するだけなので比較的早く簡単に終わらせる事のできる場所です。
キッチンは、少し時間がかかるので多めに時間を取ってスケジュールを組みましょう。換気扇、ガス周りと水回り、シンクと冷蔵庫、電子レンジ、食器棚…恐らく1番時間がかかるのが換気扇ではないでしょうか。長い間掃除をしていないと油やホコリが多く溜まっているので掃除に時間がかかります。
トイレも寝室同様、時間はそんなにかかりません。いつものトイレ掃除に加えて棚の中身を整えるくらいでしょうか。お風呂も日々軽く掃除をしているのであれば30分ほどで終わるでしょう。子供のおもちゃが少し大変ですが天気の良い日に全て天日干しでOKです。
そして、1番時間がかかるのは恐らくリビングです。細かいモノから大きなモノまで多く、生活の中で1番長い時間使用するので汚れも多いです。床やカーペットはたまに掃除しているかと思いますが、テレビや窓、ソファなどの家具類は簡単には出来ません。
こうやって見ると短期間では無理かも…と思われるかもしれませんが、要領さえ掴めば大丈夫です。上記のスケジュールをしっかりと組んでスムーズに終わらせる方法を旦那さんと相談してみてください。
短時間で大掃除を終わらせる方法
- 各場所の汚れ具合を前もって確認しておく
- 掃除の必要な優先度を決めておく
- 細かなスケジュールを組んでおく
短時間、1日で年末大掃除を終わらせたい時は上記の3つを前もって確認し、決めておくようにしましょう。その他は、これまで説明してきた事と変わりません。
短時間で終わらせる際に大切なのが、「掃除する場所に優先度を付ける事」。優先度の決め方は各家庭で違うと思いますが、例えば1番汚れているからこの場所をどうしても終わらせたい場合にはその場所が優先順位1番になります。
汚れ具合が1番ヒドイわけではないけれど、毎日使う場所だからここを終わらせたい、という方はその場所の優先度を高くしても良いと思います。
大掃除をすると決めた日までにお家の中を確認して、優先度を付けてスケジュールを立てておくようにしましょう。
スケジュールの例
- 08:30~9:00 カーテンなど洗うモノ、捨てるモノを出す
- 09:00~10:00 リビング
- 10:00~10:30 寝室
- 10:30~11:00 トイレ
- 11:00~11:30 ベランダ
- 11:30~12:00 廊下
- 12:00~13:00 お昼
- 13:00~14:00 キッチン
- 14:00~15:00 洗面所
- 15:00~16:00 お風呂
- 16:00~16:30 玄関
かける時間はやり始める場所はお家の状態によって変わると思いますが、大掃除の1番最初はカーテンやシーツ類を洗濯機に回し不要なモノを捨てる作業から始めるようにしましょう。その後の掃除がスムーズになります。
上記の例ですと、リビングの拭き掃除が終わった後に洗濯物を干すと良いでしょう。
そして、ポイントはお昼ご飯のあとにキッチンを掃除するという事。朝ごはんの後でも良いのですが、恐らくお昼をまたぐ事が多いと思うので、できればお昼ご飯の後そのままキッチンの掃除をする事をおすすめします。
寒いのでなるべく夕方までに終わるようにスケジュールを立てるようにした方が良いでしょう。
大掃除は「スケジュールの立て方」で決まる!
大掃除は、1年の煤払いをしてお正月に神様を迎える準備をするためと言われています。絶対にやらないといけない、というわけではありませんが、1年の締めくくりとして行った方が気持ちが違うでしょう。
そして大掃除は、掃除する場所の優先順位と何よりスケジュールの立て方で変わってきます。
気持ちよく年を越せるように、無理のない範囲でスケジュールを立てて、1人でやるのではなく旦那さんやお掃除代行サービスの手も借りながら大掃除に取り組む方が良いでしょう。