入園間もない保護者の方に多い、ちょっと控えてほしいこと4選
入園間もない時期、保護者の方も園内での振る舞いに慣れていない時期かなと思います。基本的にはリラックスして普段通りにしていただけたらと思うのですが「これだけは控えていただけると助かる」ということがあるのでご紹介します。
1. 受け入れ後、保護者同士のおしゃべりで園内などにたまってしまう
朝の受け入れの後、産休育休中の保護者の方が園内や園の前で話し込んでしまう様子が見受けられます。たまには子ども相手じゃなくて大人と話したい気持ち、私もよくわかります。つもる話もあるかと思いますし、悩みもつきませんよね。
しかし、園内での長話は駐車場の混雑の問題や、お子さんに見つかってしまう問題がります。せっかく受け入れをしてお子さんが遊び始めたところで保護者の方を見つけると「ママ(パパ)ー!」と帰りたい気持ちをぶり返してしまう可能性も…。園外での立ち話もご近所とのトラブルや交通マナーなど、園と近隣の問題になってしまう場合があるのです。
お話したいことがあるときは、園から少し離れていてお話しても問題ない場所で、話していただけると助かります。
2. 保護者の方がお子さんから離れられない
入園して間もない時期、お子さんが緊張したり保護者の方のそばにいたくなるのはよくあることなので、OK!一方、時々見かけるのが、保護者側が離れられないパターンです。お子さんはもう部屋に入ってきておもちゃを触り始めているのに、保護者の方も一緒になってそばから離れないケースです。
おもちゃを手にするお子さんを見て「どんな風に遊ぶのかな」「離れたら泣いちゃうかな」そんな不安もあると思います。でも、受け入れをする上で親御さんにまだいてほしい場合は保育士から声をかけるので、極力ササッと退出していただく方がありがたいのです。
お子さんが早く園での生活に慣れるためにも、ぜひ協力していただけるとうれしいです。
3. 新年度の書類がなかったり、バラバラに提出されたりする
新年度の書類記入は、保護者の方にとって正直面倒かと思います。いろいろと書き直しが発生するなど手間がかかると思うのですが、保育園側はひとりひとりのチェックをする必要があり、保育時間外に作業していることも。
時々、書き終わった順にバラバラに提出される方や書類をなくしてしまう方がいますが、できれば忘れずなくさず、まとめて出していただけるとスムーズに処理できてありがたいです。
4. 先生の噂話に惑わされてしまう
入園間もない時期や新年度に入ったとき、担任の先生などについて「あの先生は怖いよ」「この先生ははっきり言わない方がいいわよ」など、親御さんの中でたくさんの噂話が飛び交うころがあります。
先生たちもなんとなく聞こえてくる声に、ドキドキしています。保育士としては早く保護者のみなさんと信頼関係を築いていきたいと思っていますので、ぜひ噂に惑わされずに、保育士と向き合ってみていただけると助かります。
お子さんの保育のことで気になっていることがあれば、どんなことでもはっきり伝えていただいて大丈夫。噂を聞いて「言わないほうが良いかな」などと我慢せず、早めに言っていただけるとすぐに対処できるので助かります。
困ったことは保育士に相談してみて
今回ご紹介したのは控えてほしいことの例ですが、保護者の方の気持ちも理解しています。保育士も時折困ることはあっても、保護者の方が困ったことがあればぜひ相談してほしいと感じています。
「先生を困らせてしまう」と遠慮がちになる保護者の方も少なからずいると思いますが、困ったことは送り迎えの時や連絡帳でご相談いただけたら、対応できることもたくさんあります。ぜひ遠慮はせず、先生に話してみてくださいね。