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監修:清水なほみ

【医療監修】妊娠16週目はいよいよ安定期!妊婦、胎児の様子とこの時期の過ごし方

PIXTA

妊娠16週になると、骨や筋肉が発達することで胎児はさらに活発な動きをするようになります。胎児の手足が子宮壁にぶつかることで、早ければ胎動を感じる人がいるかもしれません。

また、口に触れるものに反射的に吸いつくような仕草を確認できることもあります。

胎児の大きさ・体重

  • 身長:約15cm
  • 体重:約60〜120g

妊娠16週目になると、胎児は3頭身ほどにまで成長しさまざまな機能が発達します。発育は個人差が出やすい時期のため、胎児が小さくてもそこまで心配する必要はないでしょう。

また早ければこの時期に性別の確認をすることができるかもしれません。

早ければ胎動を感じることも

私も15週ぐらいから胎動わかりました!\(^o^)/
今も時折ポコッとなるので嬉しいです♪
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16週入った頃へその下辺りが少しだけポコポコポコポコしてました。
その時は腸にガスが溜まってるものだと思ってましたが、

20週頃に明らかにお腹の内側から思い切り突かれてる感じがしました。これが胎動なんだと。

23週のいまはお腹を軽く叩くと
蹴り返してくれます(^^)

最初は分からないかもしれませんが徐々に感じます。
不安になるかもしれませんが、気長に待ちましょう♪
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私は21週でやっと胎動感じました!それまでは同じように不安でしたが、きちんと検診受けられていれば大丈夫だと思います( ̄^ ̄)ゞ胎動感じるの待ち遠しいですね♡
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胎動は初産婦よりも経産婦の方が早い時期に感じることが多く、早い人で妊娠15~16週目の頃から確認できる場合があります。初産婦でも妊娠18~19週頃には胎動を感じるようになる人がいるでしょう。

だいたいの人が妊娠21週くらいまでには確認できるようになりますが、胎動を感じ始める時期には個人差があるため、この段階で胎動を感じていなくてもあまり心配はいりません。

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器官の発達が続く

胎児 PIXTA

妊娠中期(妊娠5~7ヶ月)になると、妊娠初期に形成されたさまざまな器官がさらに発達する時期に入ります。腕や足ができあがり、全ての関節を動かすことができるようになります。

また、脳の前頭葉が発達するため、手足をより器用に動かすことが可能です。胎児が自分の顔やおなかを触るようなことも出てくる時期です。

耳が聞こえるようになる

妊娠16週目以降になると、胎児は中耳にあるいくつかの骨で形成される耳小骨(じしょうこつ)が発達するため、少しずつ音に反応するようになります。まだすべての音が聞こえているわけではありませんが、週数が進むにつれて、さらに音を聞き分けられるようになります。

出典元:
  • 佐藤クリニック「胎児の「すくすく」ストーリー」(http://www.sato-clinic.com/press_past/vol_21.html,2018年8月27日最終閲覧)
  • ドクターウイリアム・シアーズ(著)他「シアーズ博士夫妻のマタニティブック」P.185(主婦の友社,2014年)
  • A.Christine Harris(著) 竹内正人(監)「はじめての妊娠・出産安心マタニティブック」P.83(永岡書店,2006年)
  • 竹内正人(監)「この1冊であんしんはじめての妊娠・出産事典」P.52(朝日新聞出版,2016年)
  • クリフム夫律子マタニティクリニック臨床胎児医学研究所「超音波検査ってどこでも同じ?」(http://fetal-medicine-pooh.jp/初期胎児の診断-2/fetal-ultrasound/,2018年8月28日最終閲覧)

妊娠16週目の過ごし方と注意点

妊娠中期 PIXTA

記事の監修

ポートサイド女性総合クリニック〜ビバリータ〜 院長

清水なほみ

通常の婦人科診療のみならず、最新の脳科学×心理学×医学を統合的に駆使した診療を行う婦人科医。日本で100名しか習得者がいない、トランスフォーメーショナルコーチのテクニックを学び、診療の現場においても、3年間で延べ6000人の患者に同テクニックを用いて診療を行っている。
中学時代のいじめや研修医時代のうつ経験から、「病は気から」を科学的に解明するための研鑽を積む。何気ない会話の中で患者に気付きを与え、片頭痛やイライラをあっさり「忘れさせる」診療には定評がある。5分で病気の「本当の原因」を見抜くため、患者からは「先生は占い師ですか!」と驚かれる。

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