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くぎやビスを使わない板壁の作り方
ふすまの日焼けが気になっていた場所に板壁を作りました。壁の一部だけ板壁にすることで、ほどよいアクセントに。板と板はすき間を少し開けて、デザイン性を高めながら木材の節約もしています。それでは作り方を見ていきましょう。
1.材料
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厚さが4mmのベニヤ板と厚さ10mmの杉板を使います。杉板の幅はお好みで選んでください。ベースのベニヤ板を必要な大きさにカットしてから、杉板をベニヤ板に合わせてカットしましょう。
2.仮置きして接着剤を塗る
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組み立てる前に塗装します。今回は、すっきり感を出したかったのでベニヤ板を黒く塗り、杉板は濃いめの茶色に塗りました。
塗料が乾いたら接着剤で貼っていきます。先に仮置きをすると「イメージと違った!」なんて失敗を防げますよ。
3.幅をそろえて板を貼る
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きれいな仕上がりにするには、板を同じ幅で貼るのがコツ。ガイドを作ると簡単に幅をそろえることができますよ。お菓子の空き箱などを活用して作ってみましょう。このひと手間で作業がグッと楽になります。
全て貼り終わったら、そのままの状態で置いておきます。板がそって浮いてくるときは、重しを乗せて押さえましょう。しっかりと接着剤を乾かしてできあがりです。
家具の裏側に立てかけるだけだから、賃貸でもできる
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この板壁は家具の後ろに置いて使います。家具と壁に挟んで倒れないようにする、ということです。ただ、家具が低すぎると倒れる危険性もあるので、実際に挟んで倒れてこないか確認してくださいね。
照明を組み合わせても◎、お部屋の雰囲気づくりに
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ペンダントライトと組み合わせてみました。光が当たるとより立体的になりますね。デスクライトや壁掛けライトなどでも同じような効果があります。雰囲気がとても良くなるので、照明も組み合わせてみましょう。
今回は接着剤を使った板壁をご紹介しました。一部でも木材を取り入れると、温かみのあるお部屋を作れます。ぜひ作ってみてください。