余ってしまう鍋の定番食材を絶品メニューにアレンジしよう
少しずつ気温が下がってきて、冬の訪れを感じるようになってきました。寒い季節は温かいお鍋をする機会が増えるのではないでしょうか。
鍋と言っても種類はたくさんあり、和風だし、中華、イタリアン、おでん、水炊きなど、楽しみ方は無限大です。しかし、いくら味のバリエーションがあるといっても鍋ばかりでは飽きてしまいますし、材料が中途半端に余ってしまうことも。
皆さんは余った食材をどのように調理していますか?スマホやPCでメニューを調べても、なかなかピンとくるアレンジが見つからないこともありますよね。今回はそんなときに活用できる、鍋で定番の材料を使用したこの時期におすすめのアレンジレシピを紹介します。
筆者おすすめ、鍋の定番食材アレンジレシピ6選
鍋に使う食材は住む地域や、好みなどで変わりますが今回は白菜、水菜、豆腐、ネギのアレンジレシピをピックアップしました。
どの食材も使いやすく、手に入りやすい食材ですよね。そんな定番食材をどのようにアレンジしたらよいのか、筆者おすすめのレシピをご紹介します。
料理が苦手と言うママや、料理をあまりやらないパパでも作ることができるメニューばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。
1.具だくさんでうれしい「野菜たっぷりギョーザスープ」
余った白菜を使って温かいスープを作ってみましょう。今回は冷凍ギョーザを加え、ボリューム満点な野菜たっぷりのギョーザスープにしました。
冷凍ギョーザを鍋に入れる家庭もあると思いますが、そのまま入れるだけで食べられるなんとも便利な食品。余った白菜と小松菜、エノキを煮て体温まるスープをお楽しみください。
味付けは和風だしと塩のみ。お好みでラー油をプラスしてもOK。他にもコンソメ、鶏ガラだし、中華だしなどに変えても楽しめます。
具材を順番に煮て味付けをするお手軽料理ですよ。これなら料理に慣れていない方でも簡単に作れるはずです。
材料(2~4人分)
- 冷凍ギョーザ:4~6個
- 白菜:200g
- 小松菜:150g
- エノキ:50g
- 水:400cc
- 塩:小さじ1
- 和風顆粒だし:小さじ1
- 水溶き片栗粉:適量
作り方(所要時間約5分)
- 野菜は食べやすい大きさに切る。鍋に水、白菜を入れて煮立たせる。
- 小松菜、エノキを加えてさらに煮る。和風顆粒だし、塩、冷凍ギョーザを加えて火を通す。
- 最後に水溶き片栗粉でとろみをつけたら完成。
2.ご飯がすすむ絶品丼「白菜の豚丼」
Ray_M
パパや男の子のおなかをしっかり満たすガッツリメニューを作るために、ママたちは毎日試行錯誤。ボリュームがありつつ、時短で完成するメニューはないものかと思いますよね。
こちらの「白菜の豚丼」は、食べ応えのある豚肉と食感がおいしい糸こんにゃくを組み合わせて満腹感アップ!トロトロの白菜がやみつきになること間違いなしです。
さらに、味付けは市販の焼肉のたれでOK。炊きたてのご飯に乗、お好みで温泉卵をプラスしていただきましょう。
材料(2~3人分)
- 豚こま肉:300g
- 白菜:300g
- 糸コンニャク:100g
- 水:200㏄
- 焼肉のたれ:100~150cc
- ごま油:大さじ1
- ご飯:2~3膳分
作り方(所要時間10分)
- 白菜、糸コンニャクは食べやすい大きさに切る。
- フライパンにごま油を入れ、豚こま肉をサッと炒める。少し色が変わったら白菜、糸コンニャクを加えて炒める。
- 水、焼肉のたれを加えて火が通るまで炒めたら、ご飯に乗せて完成。
3.いろいろな食感がおもしろい「水菜とカニカマのマカロニサラダ」
マカロニサラダの具材と言えば、ハムやニンジン、タマネギ、キュウリなどですが、シャキシャキの水菜を入れることでいつもと違う食感が堪能できます。
ぷりぷりのマカロニに、水菜、カニカマを加えたアレンジマカロニサラダは子供たちに大人気。野菜が入っていると子供たちの箸が進まないこともありますが、このマカロニサラダはたくさん食べてくれますよ。
まろやかなマヨネーズが合わさり、何度も食べたくなる味に。食材を別々でゆでると時間がかかるため、筆者はすべて同じ鍋で同時にゆでます。
乾燥マカロニが一番ゆで時間が長いため、最後2分ほどで水菜を加えるのです。そうすることにより時短になります。
材料(2~3人分)
- 水菜:100g
- カニカマ:60g
- 乾燥マカロニ:100g
- マヨネーズ:大さじ4~5
- 塩こしょう:少々
作り方(所要時間約10分)
- 水菜は食べやすい長さに切り、カニカマは割いておく。
- 乾燥マカロニを茹でながら、最後2分ほどで水菜を入れてサッと茹でる。
- ザルに出し、水気をしっかり切って冷ます。冷めたらカニカマ、マヨネーズ、塩こしょうをあえて完成。
4.何杯もご飯をおかわりできる「鶏のネギ塩だれ」
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何度もわが家で作っている定番メニューの「鶏のネギ塩だれ」。たっぷりネギを使った香ばしい一品です。このネギだれがご飯を何杯でも食べさせてくれます。
このネギ塩だれは、電子レンジで加熱して作るのでとても簡単。鶏肉だけでなく、豚肉、魚、野菜にも使える万能だれになっています。
カリッと焼いた鶏肉にたっぷりかけていただきましょう。
材料(2~3人分)
- 鶏もも肉:500g(2枚)
- 塩こしょう:少々
- ごま油:大さじ1
- A長ネギ:100g
- A顆粒鶏がらだし:大さじ1
- A塩:小さじ1/2
- A水:大さじ2
- A片栗粉:大さじ1/2
- A白すりごま:大さじ1
作り方(所要時間約10分)
- 鶏もも肉を食べやすい大きさに切り、塩こしょうで下味をつけておく。長ネギは小口切りにしておく。
- フライパンにごま油を入れ、鶏もも肉を皮から中火で焼く。皮がパリッとしたら反面を弱火で焼く。
- 耐熱容器にAを入れて混ぜ、600wの電子レンジで30秒~1分ほど様子を見ながら加熱する。焼いた鶏肉にネギだれをかけて完成。
5.お弁当にもおすすめ「ネギニラしょうゆの肉巻きおにぎり」
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パパや子供のお弁当に入れたいガッツリメニューのひとつ「肉巻きおにぎり」ですが、いつも同じ味になってしまい飽きてしまうということありませんか?
筆者は肉巻きおにぎりの味付けをいろいろ試しましたが、今回紹介するネギニラしょうゆが一番人気でした。ちょっと小さ目のおにぎりにすることで食べやすくしてあります。
ネギ、ニラ、ゴマの香りがなんとも食欲をそそるのです。小さくしてあるため食べすぎ注意ですよ!ご飯に少量の片栗粉を混ぜることにより、もっちり食感を加えるだけでなく崩れにくくするのがポイントです。
材料(2~3人分)
- 豚バラ肉:100~150g
- Aご飯:200~300g
- A片栗粉:大さじ1
- Bニラ:30g
- Bネギ:100g
- B酒:大さじ1
- B砂糖:大さじ1
- Bしょうゆ:大さじ4
- Bすりおろしニンニク:小さじ1
- B黒ごま:大さじ1
- ごま油:大さじ1
作り方(所要時間約10分)
- ご飯を温め、片栗粉を混ぜ込む。ニラ、ネギは食べやすい大きさに切り、Bと一緒に耐熱容器に入れ600wの電子レンジで1~2分加熱する。
- ご飯を丸め、豚バラ肉をしっかり巻く。フライパンにごま油を入れて肉巻きおにぎりを焼く。
- 火が通ったら加熱したBのたれを回しかけて絡めて完成。
6.豆腐でカサ増し「豆腐のキーマカレー」
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ひき肉を使ったキーマカレーは具材が細かいため、子供でも食べやすいメニューですよね。苦手な食材を一緒に加えて食べてもらうというママの工夫もしやすいメニューでもあります。
そんなキーマカレーに鍋で余った豆腐を加えてみましょう。具材も増えボリュームアップしつつ、さっぱり食べやすくなります。
他の野菜は冷蔵庫の余りもので大丈夫です。今回は定番のニンジン、タマネギ、ジャガイモのレシピをご紹介します。火を使わずに電子レンジで作るので時間が短くて済むのも魅力です。
お好みで目玉焼きを付けて召し上がれ。
材料(2~3人分)
- 豆腐:1丁(300g)
- 合ひき肉:200g
- ニンジン:100g
- タマネギ:100g
- ジャガイモ:100g
- 水:400cc
- カレールウ:1/2パック
作り方(所要時間約10分)
- 野菜はみじん切りにし、豆腐はさいの目に切る。耐熱容器に切った野菜、合びき肉、水を入れて600wの電子レンジで3分加熱する。途中で混ぜて合びき肉をほぐす。
- 具材に火が通ったら豆腐、カレールウを加えて混ぜ、600wの電子レンジで1~2分加熱し、とろみが出たら完成。
余った食材は無駄なくアレンジ!
毎日、やることがたくさんあるママたちにとって冷蔵庫の管理は意外と大変なことでもあります。できる限り無駄なく食材を使いきりたいですよね。鍋をするため材料をたくさん買ったはよいけれど、思ったよりも使わなかった…ということにならないようにしたいですが、なかなか難しいものです。
余った食材はカレーにしたり、スープにしたり、サラダにしたりして堪能しましょう。味付けを少し変えてバリエーションを増やすのも手です。
また、火を使わずに電子レンジを生かして時短調理すると、ママの食事作りが楽になります。ぜひ毎日のごはん作りに役立ててみてください。