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【衝撃】「残念だったね」親友が妊娠中の私に放った“残酷な一言”。愛する娘の性別を否定されて涙

主人公・藍子と高校時代の親友・希、2人の関係性を主題とする本作では、結婚~妊娠~出産とライフステージを進めていくごとに変化する、女性同士の人間関係を描きます。『相手をサゲる親友と絶縁しました』第6話をごらんください。

©ママリ

【第1話を読む】相手をサゲる親友と絶縁しました

親友・希に対して妊娠を報告した藍子。希は自身のつらい経験からか、明るく祝福してくれることはありませんでした。それでもポツリポツリと連絡を取っていた2人ですが、希からのメッセージは徐々に棘のあるものへと変化していったのです。

Ⓒママリ

親友からの連絡に、関係改善を期待するけれど

私の妊娠は安定期になり、つわりも落ち着いてきた。そんな頃、希からポツリポツリと連絡が来るようになった。

「体調はどう?」
「家事は無理しちゃダメだよ」

そんな優しいメッセージをくれるときもあり
希も気持ちが安定してきたのではないかと期待した。

しかし、それは間違いだった。

いちいち選択を否定してくる親友

スマホ 悲しい PIXTA

連絡を取り出してしばらくすると、また棘のある言葉を連発するようになったのだ。希から通っている産婦人科を聞かれた私は、素直に答えた。すると希からはこんな返信がくる。

「へえ~ここか。医療ミスがあったって噂がなかったっけ? 大丈夫なの?」

ドキッとした。そんな噂、聞いたこともない。

「え?そうなの? でも口コミも良いし親切だよ」
「まあ藍子がいいならいいんだけど。私だったら、怖いからもっと調べるけどね」

私の選択を暗に否定する言葉。どうしていちいち人の選択に水を差すんだろう。

おなかの子の性別に「残念だったね」

また別の日、赤ちゃんの性別を聞かれた。

「まだわからないけど、女の子みたいだよ」

すると希はすかさずこう返信してくる。

「え~、藍子は昔、男の子を育ててみたいって言ってたよね。残念だったね」

確かに学生時代、そんな話をしたかもしれない。でも今はどっちが生まれても愛おしいし残念だなんて言われる筋合いがない。

「残念ってどういうこと?希、最近変だよ。その言い方すごく傷つく」

そう返信するのでやっとだった。

「へえ、本当のこと言っただけなのに?わかった。もう藍子には何も言わない」

その返信以降、既読がつかなくなった。スマホを呆然と見つめる私に祐樹が声をかける。

「藍子、暗い顔してる。もしかして、希さん?」
「うん、また揉めちゃって…」
「無理して連絡取らなくてもいいんじゃない?今は自分の心を大事にした方がいいよ」

祐樹の言葉にうなづくことしかできなかった。大好きだったはずの親友との会話が、今は苦痛でしかない。その事実が私の胸を締め付けた。

高校時代、あれほど笑いあったのに。お互い大学に進学しても、就職しても、いつでも昔のように笑いあえた私たち。変わらない関係が心地よかったのに。私たち、変わってしまったの?―――

その答えが出たのは、この数週間後に訪れた、私の誕生日だった。

あとがき:相手の個人的な判断への踏み込みすぎは注意

相手を気遣うような声掛けをしたのちに、その相手をサゲる発言をする希。今度は産院選びの話題で藍子ともめてしまいます。「もう何も言わない」と話す希ですが、親友から産院にまでケチをつけるような発言をされたら、藍子にとっては大きなショックですよね…。

🔴【続きを読む】「既読スルー」誕生日、親友との友情に終わりを感じた理由

【全話読む】
相手をサゲる親友と絶縁しました

嫉妬心で相手を攻撃する人との決別を描く作品

Ⓒママリ

Ⓒママリ

本作では主人公・藍子と高校時代の親友・希の関係性が描かれます。高校時代は同じバレーボール部に所属し、信頼し合える親友として距離を縮めていた2人。しかし、その関係性は結婚・出産とライフステージを進めていくごとに変化していきます。

藍子は大人になっても希と昔のような付き合いができることを望んでいましたが、希は密かに藍子に対し嫉妬心をつのらせていました。藍子の暮らしに対して「自分よりも優れている」と劣等感をいだいた希は、徐々に藍子に対して意地悪な言動をするようになっていきます。

藍子は関係性を続けられるように付き合い方を工夫しますが、最後は決別を選ぶことに。大切な友人の1人を失う結果となった藍子ですが、作品内でさまざまな思いを巡らせた結果、納得して選ぶことができたようです。

藍子と希のストーリーから、大人になってからの人間関係・人付き合いについて改めて考えさせられる作品です。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

🔴【全話読む】相手をサゲる親友と絶縁しました

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