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自宅に来た友人が勝手に収納を開けて…信じられない行動に「もういい加減にして」|親切を押し付ける友人

q1都内のマンションで、夫・淳との穏やかな2人暮らしを送るみどり(30)。ベランダでの朝の一服が、夫婦のささやかな幸せです。しかし、学生時代からの友人・まいが、その平穏を乱す種でした。まいはいわゆる“ありがた迷惑”なタイプ。良かれと思ってすること全てが押し付けがましく、こちらの事情や都合を一切考えません。「私が正しい」という強すぎるプライドを持つまいの理不尽な善意は、みどりの日常を徐々に蝕んでいきます…。『親切を押し付ける友人』をごらんください。

Ⓒママリ/画像の生成にAIを使用しています

🔴【第1話から読む】高級スーパーで勝手に買い出し→「割り勘ね」迷惑すぎる友人の襲来|親切を押し付ける友人

夫が不在の日に、まいの訪問を受けたみどり。トイレに立ったわずかな時間、なんと、まいはみどりの私物が入った箱を勝手に開け「大掃除」と称して私物を荒らし始めました。プライベートな空間を侵され、私的な持ち物まで「ガラクタ」と断定されたみどりの怒りは頂点に…。

断れない自分にもうんざり

友達 会話 PIXTA

タバコの件以降も、何度も家に来たがるまい。次の訪問日は午後からにしてもらい、食事を作られる心配がないようにしました。また、麻衣がくる前にこれでもかというほど消臭剤をまいて、タバコのにおいを消しておきました。

まいがくる日、運の悪いことに淳は出張で留守。私1人でまいに対応しなければなりません。

「お茶菓子買ってきたからさ、いっぱいしゃべろう~!」

そう言ってソファに座ったまいは、いつものように自分の話ばかりを続けるので、私はもう半分上の空。どうにかして、早くこの時間を終わらせたい。そのことばかり考えていました。訪問から1時間ほど経ったころ、私は一旦トイレに立ちました。

「ごめん、ちょっとトイレ行ってくるね」
「うんうん、私、雑誌でも見てるからゆっくりね」

そう返事をしたまいの顔が、どこか楽しそうに見えたのは、気のせいだと思ったんです。

突然始まった大掃除

大掃除 PIXTA

リビングに戻ってきた私は、自分の目を疑いました。

「……まいちゃん、何してるの!?」

まいは、私と夫の家の収納を勝手にあけて、中にあるものを引っ張り出していました。私の趣味である手芸用品や、細々とした思い出の品が入った箱が、床に広げられています。

「みどりがトイレ行ってる間、収納からちょっとはみ出てるのが気になっちゃってさ!今、片づけてるところ」
「は?片づけてるって…、私、頼んでないよ!っていうか、それ、私の裁縫道具とか、手芸用品の箱だから触らないで!」

私のプライベートな道具が、床に広げられ、まいの勝手な基準で分類されようとしています。私の長年のコレクションも、彼女にとっては「整理すべきガラクタ」でしかなかったのでしょう。

「みどりさ、これじゃどこに何があるかわかんないじゃん!湿気も溜まるし、風水的にも良くないよ?全部整理整頓してあげるね」

自分の家なのに居心地が悪い

大掃除 PIXTA

「ねえ、整理はしなくていいよ!勝手に人のものを触るのはやめて!本当にやめてよ!」

私はこの日一番、かなり強い口調で言いました。私のプライベートな空間を、私の不在中に、許可なく荒らされているという事実に、頭がカッと熱くなりました。これは、友情や家族の情を越えた、許しがたい行為でした。

でも、まいは一歩も引きません。彼女の顔には「なぜ感謝しないの?」という表情が浮かんでいます。

「えー、なんで?そんなに汚い部屋に住みたいってこと?」
「そうじゃないよ。うちにはうちのやり方があるんだから、もういい加減にして!」
「こんな片づけ方、どう考えても非効率だと思うけどな…あ、そうだ、じゃあ他のことするね」

そして、まいは次に風呂場へ向かおうとしました。ゴム手袋をはめたまま、私の横をすり抜けようとします。
私は、半ばパニックになりながら何をするのか聞くと、どうやらテレビで紹介されたカビ取り剤を買ったらしく、わが家にもやってあげようと持参してきたというのです。

「うちのカビにはすごく聞いたからさ、みどりの家も…」
「いいから!お風呂なんて家のプライベートスペースでしょ?本当にやめてよ」

とりあえず懇願してやめさせて、その日はリビングでまいに出されたものを片づけるだけで帰ってもらいました。私の家のはずなのに、まいがくると終始まいのペースで落ち着きません。私はまいの訪問を金輪際受け付けたくないと強く思いました。

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あとがき:信頼の裏切りと領域の破壊

この出来事は、友人関係における「越えてはいけない一線」を明確に超えました。許可なく私物に触れる行為は、みどりにとって何よりも許しがたいプライバシーの侵害です。

この事件で、みどりは、自分の家がもはや「安らげる場所」ではなく、まいの「善意の戦場」となってしまったことを痛感します。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

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