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沙希は、和人の主張を信じつつも、手紙のぶきみさに耐えられず、警察へ相談に向かいました。警察からは、犯人との接触を避けるよう、忠告を受けます。このままでは、不安で生活できないと考えた沙希は、親族に相談し、自宅にかくしカメラを設置することに…。
手紙を持って警察へ相談に…
エスカレートしていく、いやがらせ行為に心を蝕まれていく、沙希…。
和人は「放っておけ」と言うものの、沙希は手紙を持って警察署へと向かいました。
警察官は、手紙の内容を確認し、「犯人との接触は避けるように」と、忠告しました。
「こういうケースでは、安易に相手に連絡を取るのは危険です。相手は、あなた方をだまして接触しようとしている可能性があります。今は証拠を集めず、身の安全を優先してください」
警察官の言葉に、沙希は恐怖を覚えました。
(すぐに手紙に書かれている、電話番号に連絡しなくてよかった…)
警察署へ相談しに行ったことで、冷静さを取り戻すことができた沙希は、改めて自分たちでできる対策を考えることにしました。
防犯対策として、かくしカメラを設置!
(警察は、犯人に接触するなとは言ったけど…何もしないわけには…)
このままでは、解決しないどころか、放っておけば危険にさらされる可能性だってある。
沙希は実家の親族にも事情を説明し、相談をしました。
「気持ちが悪いな…和人くんや沙希になにかうらみでもあるのかもしれない」
親族は沙希夫婦を心配し、「自分たちの身の安全を第一に考えるべきじゃないか」と、提案しました。
「身の安全を守る…?」
「たとえば、防犯カメラをつけるとか…」
彼らの助言に従い、沙希は自宅の庭とポストが見える位置に、高性能なかくしカメラを設置することにしました。
カメラ設置によって戻ってきた心の平穏
カメラの設置は、和人に対する不信感からではなく、外からの不審な動きに対する「防犯対策」として、夫婦合意のもとで行われました。
「これで、ポストに変な手紙が入ることはないわ。もし、何か不審な動きがあっても、証拠がつかめる」
沙希は、カメラが設置された自宅の様子を見ながら、わずかな安堵感を覚えました。和人も、「これで犯人が捕まって、俺の潔白が証明されればいい」と、カメラの設置に協力的でした。
その後、数日間は、特に変わった動きもなく、手紙がポストに入れられることもありませんでした。沙希は、カメラが設置されたことで、「犯人が警戒しているのかもしれない」と考えました。
沙希は、少しずつ、以前の日常の平和が戻りつつあると感じていました。
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あとがき:感情的接触を避け、防衛手段へ
警察の忠告を受け入れ、感情的な接触を避け、沙希は「防犯対策」へと移行する様子が描かれます。
かくしカメラの設置は、夫婦間の疑念を晴らすためではなく、外部からの執拗ないやがらせに対する防衛手段として、導入されました。カメラの設置をきっかけに、沙希自身も心の安定を少しづつ取り戻していく様子が描かれていますね。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










