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🔴【1話から読む】夫の不倫を匿名DMが密告!「まさか…」妻をおそう疑惑の闇
近況を報告するため、沙希はママ友の綾子とランチに出かけました。綾子は遅れて店に現れ、その様子には、どこかあせりが見て取れました。沙希がかくしカメラを設置したことを話すと、綾子は驚愕したように立ち上がります。その際、綾子のバッグから荷物が散乱し、沙希は地面に落ちた手帳の、開かれたページを見てしまうのです。
「かくしカメラ設置」に顔色を変えるママ友
ある昼下がり、沙希は綾子と久しぶりにランチをしました。
綾子は「実家に寄る用事ができた」と言って、少し遅れて店に現れましたが、その顔にはいつもの明るさがなく、どこかあせっているように見えました。
沙希は食事中、最近のできごとを綾子に話しました。
和人が潔白であること、そして、警察に相談した後、自宅にかくしカメラをつけたことを伝えました。
沙希の言葉を聞いた瞬間、綾子の顔色が一変しました。彼女の目には、おどろきと恐怖が入り混じったような色が浮かんでいました。
開かれた手帳で目にしたもの…
「カメラ…つけたの?え、ちょっと待って」
綾子は突然、「ごめん、急ぎの用ができたから、私もう帰るね」と言い残し、あわてて席を立ちました。
その瞬間、綾子のバッグがひざからすべり落ち、中身が床に散乱してしまいました。
綾子は顔を紅潮させながら、散らばった荷物を急いでひろい集めましたが、沙希の足元に、一冊の手帳が開いたまま落ちているのを見つけました。
「あ、綾子…」
沙希は声をかけようとしましたが、綾子は手帳には気づかず、店を飛び出していきました。
「あんなにあわてて…どうしたのかしら」
沙希が手帳を拾い上げると、開いたページに貼られた写真が目に飛び込んできました。
黒幕が判明した瞬間
「え、なにこれ」
そこに写っていたのは、夫の和人でした。
それも、自宅前や、知らぬ間にかくし撮りされたような写真が何枚も貼られており、日付や行動がこまかく書き込まれています。
「うそでしょ…」
沙希は、すべての状況を察しました。
DM、手紙、そして和人のかくし撮り…。このいやがらせの黒幕は、綾子だったのです。
沙希は手帳を握りしめ、急いで自転車に飛び乗って自宅へ向かいました。
自宅の敷地内に入ると、背中を向けてポストに向かう人影が見えました。それは、まちがいなく綾子でした。綾子はポストをあさろうとしていました。
「綾子!何してるの?」
沙希が声を上げると、綾子は逃げられないことを感じ取り、その場に立ち尽くしました。
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あとがき:ママ友の裏切り
物語のクライマックスとなる、真犯人特定と現場での遭遇が描かれます。
沙希が何気なく発した「かくしカメラ」という言葉が、綾子の恐怖を呼び起こし、彼女を決定的なミスへと導きます。手帳に残された和人のかくし撮り写真や執拗な行動記録は、綾子の行動が単なる「いたずら」ではないことを示唆していますね。
沙希が、自宅で不審な行動をする綾子に声をかけるシーンは、緊迫感が伝わってきますね。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










