🔴【第1話から読む】信じていた夫が急によそよそしく...平穏な結婚生活の変化|まつエクで不倫発覚した話
まつ毛エクステから始まり、ヘアピンや甘い香水など、夫の異変は日々増えていきます。そんな中、隣人から「若いお友達が来ている」との証言を聞き、美沙の疑念は確信へと変わりました。
見知らぬ女の正体
佐伯さんの証言を聞いたその翌日。夫は平日であるにも関わらず、仕事は休みのようでした。
朝、私は夫に「仕事で遅くなる」と嘘をついて会社へ向かいました。そして夕方。わざと早めに退社し、玄関の前に立つと、中から夫と聞き覚えのない若い女の笑い声が微かに聞こえてきました。
鍵を開けて中へ入るか、引き返すか。一瞬迷いましたが、私はもうドアノブを握っていました。音を立てずに玄関から入り、リビングに向かいます。リビングの戸を開けると、ソファに座る夫が若い女と裸で抱き合っていました。
夫「……美沙っ!」
私「ただいま。説明してくれる?」
女は固まり、夫は跳ねるように立ち上がりました。
夫「ち、違う! これは……その……!」
女は口元を押さえたまま硬直していました。
女「……奥さん、なんだ……」
私「どういう意味?」
女は怯えたように夫をチラッと見ました。
女「え、だって……離婚前提で別居してるって聞いてたから……」
心臓がドクドクと跳ね、呼吸が乱れ、喉の奥が熱くなりました。
私「離婚? そんな話、一度もしてないけど?」
夫「ち、違う! その、言い方の問題で……!」
女は飄々と会話を続けてきます。
女「私、悠斗の元カノです……」
私「元カノ……」
女「奥さんとはもう冷めてて、別れるからよりを戻したいって言われてたんですよ」
夫「違うって言ってんだろ!」
私「さっきから違う違うって……じゃあなんでこの人が家にいるの?説明しなよ」
夫は口を開いたまま何も言えなくなっていました。
修羅場
私は深く息を吸い、震える声を吐き出しました。
私「まつエクも、ヘアピンも、香水の匂いも、全部この人のだね」
女は自分の髪を触り、まつ毛に触れました。
女「……あ、たぶん……そうです......」
夫「お前、黙れって!」
私「悠斗」
夫はビクリと肩を震わせました。
私「嘘じゃなくて、本当のことを言って」
夫はしばらく黙り、やがて小さな声で言いました。
夫「……ごめん……家に入れてた……ちょっとだけ相談に乗ってて……」
私「相談?」
夫「違う、本当に……何も……!」
女は急いで服を着て、気まずそうに立ち上がり、深く頭を下げました。
女「……すみません、私帰りますね。連絡先は悠斗から聞いてください。別に逃げる気ないんで」
女は玄関へ向かい、逃げるように家を出ていきました。
私「……最低」
夫「美沙、本当に……違うんだよ……!」
私「違うなら、どうして隠したの?」
夫「……言ったら終わりだと思ったから……」
私「終わってるよ。もうとっくに」
歪む夫の顔を見ながら、私は静かにはっきりと言いました。
私「……覚悟して。あなたには償ってもらうから」
その時の私はもう、泣くこともできませんでした。
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あとがき:裏切りの重さ
信じていた夫と、守ってきた家。その両方が同時に崩れる瞬間は、怒りよりも虚無を生みます。何よりも「家に入れられていた」という裏切りの重さ。ここから美沙は、感情ではなく人生の選択を迫られていきます。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










