🔴【第1話から読む】仕事と称して朝帰りする夫→妻の友人が街で見かけた【決定的な光景】|愛人と再婚しようとする夫
生活費を出し渋る夫に屈せず、詩織は弁護士に相談。里香の協力で夫の車にボイスレコーダーを仕掛け、生々しい不倫の証拠を掴む。裏切りを確信した詩織は、彼らを泳がせて徹底的に追い詰める覚悟を決める。
友人のアドバイスで法テラスへ行くことに
私が離婚を渋ったことで、裕也の態度は日に日に悪化していきました。生活費を減らし「離婚してくれないなら金は入れない」と脅してきます。私が不安になりそうなときは、里香が支えてくれました。
「詩織、法テラスに行ってみよう。無料相談ができるし法的なアドバイスももらえるから」
里香に付き添われ、私は弁護士さんのもとを訪れました。そこで言われたのは、現実的な証拠の必要性でした。
「ホテルの領収書だけでは、本人が言い逃れできてしまいますよね。不貞行為を立証するには、ホテルに2人で入っていく様子・出てくる様子の写真が必要です。まずは証拠を集めて、きっちり慰謝料を請求して離婚できるような準備をしましょう」
ボイスレコーダーの証拠
私は里香とも相談して、裕也が寝ている隙に、彼の車のシートの下に小型のレコーダーを仕込みました。裕也はいつも「会社に戻る」と言って車で出かけるので、車の中での舞花との会話が大きなヒントになると踏んだのです。
数日後、回収したレコーダーには、聞くに堪えない会話が録音されていました。
「裕也、早く奥さんと別れて私と結婚しようよ」
「わかってるよ。あいつがしぶとくて。でも今は生活費も減らしたし、そのうち諦めるだろ?」
「うふふ、信じてるからね。ねえねえ明日は前に行った海沿いのホテルにしない?あそこ良かったな~」
舞花の甘ったるい声と、裕也のデレデレした声。吐き気がしました。私の前ではあんなに冷酷な顔をしている夫が、元カノにはこんなに無防備な声を出している。
「詩織、大丈夫?」
里香が私の肩を抱いてくれました。
「……大丈夫。悲しいっていうより、もう、気持ち悪いだけ。絶対こいつらを許さない」
証拠集めのために泳がせることを決意
私はレコーダーで録音するたび、データをパソコンに保存し、何度もバックアップを取りました。
里香は、2人が頻繁に出入りしているホテルに張り込んでくれました。舞花は車内から電話でホテルの予約をしたり、SNSにもデート予定を書いたりしていたので、居場所を突き止めるのは簡単。すぐにホテルの出入り写真が撮れました。本当にナメられていると感じるほど、女は無防備でした。
裕也は帰宅するたびに相変わらず「離婚して」と言ってきます。私はそのたびに「太陽のことを考えて」とはぐらかし、虎視眈々と「その時」を待ちました。2人は焦らせば焦らすほどボロを出し、地獄に近づいていくと思ったのです―――。
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あとがき:友情が授けてくれた、戦うための武器
ボイスレコーダーから流れる、夫と元カノの甘ったるい声。それを聞く詩織さんの心中を思うと、言葉もありません。しかし、悲しみを「気持ち悪い」という拒絶に変え、冷静にバックアップを取る姿には、母親としての強さを感じます。
一人では挫けてしまいそうな夜も、里香さんのような親友が隣にいてくれるだけで、人はここまで強くなれるのだと、女性同士の絆の尊さを再確認させられます。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










