🔴【第1話から読む】仕事と称して朝帰りする夫→妻の友人が街で見かけた【決定的な光景】|愛人と再婚しようとする夫
詩織は「しおらしい妻」を演じ続け、夫を油断させる。その裏で、SNSの挑発的な投稿や旅行の証拠を着実に収集。弁護士も太鼓判を押すほどの完璧な資料をそろえ、ついに不倫カップルを奈落へ突き落とす準備が整う。
証拠集めのため、自分と戦う日々
不倫バレしていると気づいていない夫と不倫相手をよそに、とにかく証拠を集め続けた数か月間。まさに自分との戦いでした。目の前で平然と嘘をつき、私を「価値のない女」のように扱う夫。
そんな彼に笑顔で夕飯を出し、太陽と遊ばせる。心の中では般若のような顔をしていても、表面上は穏やかな妻を演じ続けました。
「いつになったら離婚する気なんだよ。愛情もないのに、お互い時間の無駄だと思わない?」
裕也はイライラを隠そうともせずに言いました。
「私はやり直したいと思ってる。裕也は最近仕事がすごく忙しかったみたいだし、疲れてるだけだと信じてるのよ」
私のもっともらしい態度に、裕也は鼻で笑いました。彼は、私がまさか証拠を集めているなんて夢にも思っていないようです。
不倫相手の挑発的なSNS
夫が油断しきって舞花との情事を楽しんでいる間も、私は着々と証拠を積み上げました。
車内のボイスレコーダーに記録された、密会の約束と不貞を認める発言。里香が撮影してくれた、ホテルに出入りする2人の鮮明な写真。裕也が隠し持っていた、舞花への高価なプレゼントのレシート。そして、SNSのスクショも。
ある日、舞花がSNSにさらに挑発的な投稿をしました。
「大好きな彼が奥さんに内緒で旅行に連れて行ってくれたの。奥さんはもう愛されてないのに離婚に応じないんですって。私は絶対そんな奥さんにはならないように、彼を大切にする♡」
そこには、旅行先の旅館で浴衣姿で寄り添う2人の姿が。しかも、裕也の顔もガラス越しに写っています。詰めが甘い。不倫に浮かれている人間は、自分たちが無敵だと錯覚するのでしょう。
証拠は十分にそろった
「弁護士さんに証拠を見せると、力強く頷いてくれました。
「慰謝料の請求はもちろん、離婚条件もこちらが主導権を握れる内容です。相手の女性にも慰謝料を請求しましょう」
私は深く頷きました。
「もう、迷いはありません。よろしくお願いします」
その夜、私は里香と祝杯を挙げたい気持ちを抑え、最後のリハーサルをしました。明日は、裕也が「出張」と嘘をついて舞花とホテルで会う約束をしている日です―――。
🔴【続きを読む】“出張”と称しホテル不倫に出かける夫→呼び止めた妻がかます【最後の一撃】|愛人と再婚しようとする夫
あとがき:「ちょろい」と思わせた側の勝利
「嫁は俺に惚れてる」と高を括る裕也の滑稽さが際立つ回です。相手を油断させ、その隙に外堀を埋めていく詩織さんの姿は、まさに知略の勝利。舞花のSNS投稿も、今となっては自らの首を絞める証拠でしかありません。
不倫に浮かれ、自分たちが世界の中心にいると錯覚している二人。その足元がすでに崖っぷちであることに気づかない愚かさが、決着を予感させます。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










