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シールを返却しただけなのに…ウソで"被害者"を演じる5歳児とママ友の暴走|シール交換で保護者トラブル

幼稚園の「鉄の掟」である、「持ち込み禁止ルール」を潜り抜け、おべんとう箱の底にシールをかくして登園する、"美緒ちゃん"。強引な交換を迫られ、困惑する秋穂親子でしたが、ある日、美緒ちゃんのウソから「秋穂が娘をおどした」という、最悪のウワサを流されます。わが子を盲信する、美緒ちゃんママの暴走に、絶望する秋穂。しかし、美緒ちゃんの執着心は、思わぬ事件を引き起こし……。ウソと執着が招く、ママ友界の闇に切り込む逆転劇。『シール交換で保護者トラブル』第2話をごらんください。

©ママリ

🔴【第1話から読む】「お弁当箱の底に…」園の禁止ルールを突破した、お友だちの“執着心”

子どもの「叱られたくない」という咄嗟のウソが、親の過保護と合わさって、怪物のようなデマに成長してしまいました。秋穂さんの「園の外で返す」という配慮さえも、悪意を持って利用される理不尽さに、いきどおりを感じます。

一難去ってまた一難

保育園 門 PIXTA

美緒ちゃんから、強引にわたされた大量のシール。

秋穂は悩んだ末、園内ではなく、お迎え後に園の外に出てから返すことにしました。

数日後、美緒ちゃんがあずかり保育を利用せず、祖母がお迎えに来る日をねらって、秋穂は園の門を出たところで、美緒ちゃんにシールを返却しました。

「美緒ちゃん、これ、幼稚園には持ってきちゃダメだよ」

美緒ちゃんは、下を向いて、ちょっとムスッとした表情をしましたが、せっかくもらったお礼として、ユリの持っている数枚のシールをわたすと、くるりと向きを変え、おばあちゃんの元へとかけよっていきました。

これで終わるはずでした。

しかし、その翌日、おさななじみの紗奈から、驚愕の電話が入りました。

「秋穂! 美緒ちゃんママのLINEグループで、あんたが”シールを持ってこないと絶交する”って美緒ちゃんをおどしたトラブルメーカーだって、言いふらされてるよ!」

血の気が引きました。

娘を使って怒られないように逃げた友だち

嘘泣き 子ども PIXTA

実はその日、美緒ちゃんは、別の子にもシールをわたそうとしていたそうです。

ですが、かくし持っていたシールが、おべんとう箱の下から見つかり、先生にこっぴどく叱られていたのです。

園から親へ連絡が入り、問い詰められた美緒ちゃんは、おこられるのを恐れて、真っ赤なウソをつきました。

「ユリちゃんに、シールを持ってこないと絶交するって言われたの…。だからこわくて持っていったの…。ユリちゃんママにもね、お迎えの時にそう言われたの…」

自分の娘の執着を知らない美緒ちゃんの母親は、そのウソをうのみにしました。

「あんなに良い子が、ウソをつくはずがないわ。わるいのはユリちゃんママよ!」

こちらの誠意ある対応すら利用し、秋穂親子をわるものに仕立て上げたのです。

🔴【続きを読む】「娘は脅された…」5歳児のデマで孤立。窮地の親子を救う”救世主"の正体

【全話読む】
シール交換で保護者トラブル

あとがき:盲目な親心と「保身のウソ」

子どもが叱られたくない一心でつくウソは、時に残酷な凶器となります。

美緒ちゃんの咄嗟のウソを「わが子がウソをつくはずがない」という、親の盲信が補強し、怪物のようなデマへと成長させてしまいました。

秋穂さんの誠意ある配慮さえも、悪意に変換されてしまう理不尽さは、現代のSNS社会や閉鎖的なコミュニティーで起こるトラブルのおそろしさを象徴しています。事実に目を向けず、都合の良い物語を信じるこわさがうきぼりになるエピソードです。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

イラスト:まい子はん

🔴【全話読む】シール交換で保護者トラブル

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