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🔴【第1話から読む】「お弁当箱の底に…」園の禁止ルールを突破した、お友だちの“執着心”
真理子さんの毅然とした追及により、娘のウソを盲信し、トラブルを助長していた美緒ちゃんママが、遂に過ちを認めて謝罪します。
わが子の罪を認めない親に一喝
真理子さんは、その場で、美緒ちゃんの母親を呼び出しました。
かけつけた美緒ちゃんママは、
「美緒がそんなことするはずない! 誰かにムリやり貼られたのよ!」
と叫びましたが、真理子さんは凛とした声でさえぎりました。
「お母さん、いい加減にしてください。美緒ちゃんが周囲にシール交換を強制したり、今回のように、他人の物をだまって取る行為は、以前から、役員会でも問題視されていたんですよ」
「役員会」という言葉に、美緒ちゃんママの顔色が変わりました。
「ユリちゃんママのことも…美緒ちゃんの言い分だけを信じて、事実無根のウワサを流したそうですね?」
子どものウソと親の責任
美緒ちゃんママは絶句しました。真理子さんはさらに続けます。
「流行がある中で、シールを好きになるのは仕方ありません。でも、ガマンすべき部分を教え、わが子のふるまいを正しく観察するのは、親の責任です。あなたの"お花畑な信頼"が、美緒ちゃんをウソつきにさせているんですよ」
周囲のママたちの冷ややかな視線に、美緒ちゃんママは、初めて自分の過ちに気づいたようでした。
後日、私の元にも、美緒ちゃんママから謝罪の電話が入りました。
「美緒のウソを信じて、あんなひどいことを……本当にすみませんでした」
涙を流しながら、何度も謝るその姿勢からは、心から反省をしていることが伝わりました。その後、美緒ちゃん親子はおとなしくなり、園内の平和は守られました。
ユリは今、美緒ちゃんと、シールではなく、心のこもったお手紙のやり取りをたのしんでいます。
「お母さん、やっぱり本当のことを言ってよかったね!わたしね、美緒ちゃん大好きだよ」
娘の笑顔を見ながら、私は確信しました。
親が子のウソに加担せず、正しく向き合うことこそ、子どもを守る方法なのだと。
🔴【第1話から読む】「お弁当箱の底に…」園の禁止ルールを突破した、お友だちの“執着心”
あとがき:子どもと向き合うことで見えた「真の愛」
「お花畑な信頼」という真理子さんの言葉が胸に刺さります。
子どもを信じることと、子どもの過ちから目を逸らすことはまったく別物です。
美緒ちゃんママの涙ながらの謝罪は、彼女自身の親としての再出発でもあります。ウソに加担せず、誠実に生きる姿を背中で見せることこそ、子どもを守る方法だという秋穂さんの確信は、子育てに悩む多くの読者の心にひびくはずです。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
イラスト:まい子はん










