🔴【第1話から読む】「妻が帰ってこない」夫の友人から悲痛なSOS、電話越しに彼女が告げた"衝撃の現在地"
美優の「するする詐欺」発言に振り回される、佳子。美優の相談を聞くことが、だんだんとストレスに…。そんな時、悟が屋久家に遊びに来ることになり…。
ストレス発散したいだけ?
美優さんは、基本的にはいい人です。私にとっては、なんだか妹のような存在でもありました。
相談を受ければ、真剣に応えてあげたい…そんな思いから、私は一生懸命に美優さんの話を聞いていたのです。
しかし、彼女は、私がなんと言うのか、どんな顔をするのかが「見てみたい」とでも言うように、「別居する!」「離婚する!」という発言をくり返すようになりました。
「この間も、洋服を脱ぎちらかしたままソファーで寝てたんです!何回も言ってるのに!もう、本当に離婚しようかな」
「まあまあ…悟さんもさ、仕事でつかれて帰ってきてるから…。仕方ない部分もあるんじゃない?」
「私だって、家事という仕事してます〜」
美優さんにアドバイスをしても、それを素直に受け取ってもらえることはほとんどありません。吐き出すだけ吐き出して、スッキリした顔で帰っていくのです。
毎回、美優さんの悩みに真剣に向き合っていても、それがスルーされることに、私もだんだん話を聞くことがめんどうだと感じるようになってきました。
夫側の言い分
ある日のこと。めずらしく、悟さんがウチに遊びに来ていました。
よく瑠衣人とは、休みの日に遊んでいますが、いつもは悟さんが気を遣ってくださって、どこかに出掛けることがほとんどでした。
この日は瑠衣人が「ゆっくりしたい」というので、自宅に招いたのだそうです。
正直、余計なお世話な気もしていましたが、私は意を決して、悟さんに美優さんとの現在の関係性や、けんか・別居・離婚発言について聞いてみました。
「正直、美優って気分屋で…タイミングとか、その時の気分でコロコロ変わるから…。同じことやっても、言わない時は言わないし、言ってくる時はネチネチネチネチ言ってくる感じ」
悟さんは深いため息をついて、肩を落としました。
「…最初は、話し合おうとこっちも努力してたんだけど、自分はわるくない、まちがってない!みたいな感じで…。向こうがそんな感じだとイライラしてくるだろ?それで、結局、けんかになって…」
「まあ、でも、お前が美優さんの性格とか理解して、そこまで分かってんだったら…。年も上なんだしさ、そのへんうまくやれないか」
たしかに、この状況では、らちがあきません。
悟さんは気の毒かもしれませんが、自分が妻に選んだ相手ですし、悟さんが折れてあげることも必要なのかなと思いました。
次の日、話し合いがあったのか…美優さんから私に連絡がきました。なんとなく、いやな予感がしましたが、その予感は的中したのです。
🔴【続きを読む】「離婚する」介入せずに見守った結果…泥沼の夫婦問題に終止符?
あとがき:双方の言い分
妻側にも言い分があるように、夫側にも言い分はあります。どちらが正しい…という、簡単な問題ではないからこそ、ややこしくなりがちです。有井夫婦のように、相談できる相手がいることは、まだ幸せですよね。
中立的な第三者に相談をすることで、冷静に自分を見つめ直すきっかけにもなります。お互いに歩み寄ることができればいいのですが、有井夫婦にはまだまだ課題がありそうですね。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










