🔴【第1話から読む】「些細な口論で…」夫と別々のパトカーで連行された、最悪の夜の真相
警察の前だけ、「良い親」を演じる義母。再犯を防ぐための「次があれば逮捕してほしい」という、友梨佳の警察への依頼が、義実家を逆なでした。友梨佳は義母へ電話をかけるが…。
警察署では「いい親」
警察署での事情聴取がおわった日…修平をむかえに来た義母は、警察官の前で泣きくずれていたそうだ。
「息子が…本当に申し訳ありません。私たちもずっと心配で、夜もねむれず……」
その姿を見た警察官は、私にこう言った。
「お義母さん、本当にあなたのことを心配されていましたよ。あんなに泣いてあやまっていらしたんですから…」
しかし、現実はまったくちがった…。 あの日から4日…義母からは、私にも私の母にも、連絡の一本すらない。それどころか、修平に私と離婚をするように説得している。
(警察の前で見せたあの涙は…ただのパフォーマンスだったのね。"良い親"だと思われたかっただけ…)
「逮捕」をおそれる義実家
私がある申し出をしたことが、義実家の怒りにふれたのではないかと推測していた。
今回、私は「被害届」こそ出さなかった。だが、「次に夫が手を出したり、通報が入ったりしたら逮捕してほしい」という旨を警察に伝えていたのだ。
それを知った義実家は、パニックになったのだろう。
「そんな爆弾を抱えたまま、結婚生活をつづけるなんて! 万が一、逮捕されたらどうするんだ!」
彼らにとって、息子(修平)が暴力をふるわないように努力することよりも、逮捕されるリスクを排除すること(=離婚)の方が重要だったのだ。
「友梨佳、久しぶり…。ケガとかだいじょうぶ?その…本当に申し訳ない」
事件以来、4日ぶりに私の実家の近所のカフェで修平と会った。
それまでは、私は実家で過ごしていたのだ。そして、また家族一緒にくらすため、どうしてものりこえないといけないことがあり、久々に顔を合わせたのだった。
「友梨佳…母さんと話しても、離婚しなさいとしか言われないと思うけど…いいのか?」
事件後…久々の再会。そして、義実家との直接対決
修平が不安そうにスマホを取り出した。
「…つないで。このまま逃げてたら、一生この人たちにおびえてくらすことになる」
プルルル、という呼び出し音が、私の心臓の鼓動とかさなった。
「……修平?」
警戒したような義母の声が聞こえた。
「お義母さん、友梨佳です」
「あああ…友梨佳さん。その節はどうも」
一気に声のトーンが下がる。形式的なあいさつ。そこには、孫や私を案じる気配は微塵(みじん)もない。
「お聞きしたいことがあります。私の対応について…何か思うところがありますか?」
「なんのことかしら」
「私が警察に…次があれば逮捕してほしいとおねがいしたことです。それが不満で、修平に離婚を迫っているんですか?」
電話の向こうで、義母が息をのむのが聞こえた。
🔴【続きを読む】自己中な義母を嫁が"完全論破"!歪んだ親子関係が崩壊した瞬間
あとがき:義実家と直接対決へ
警察官に「お義母さんは心配していましたよ」と言わせるほどの演技力。そんな義母の二面性にゾッとします。
「次があれば逮捕」という警告は、夫を追い詰めるためではなく、家族を守るための究極のストッパー。そんな友梨佳の提案に対し、自分たちの世間体しか頭にない義母…。考え方のちがう相手を説得するのは、至難ですよね。ですが、そんな相手に立ち向かおうとしている友梨佳には、勇気をもらいますね。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










