料理上達のコツ
皆さんお料理はできますか?出来るかと聞かれたらまあできますよ、という方が多いのではないでしょうか。では、お料理上手ですか?と言われるとどうでしょうか?
自信を持ってハイ!と言われる方は少ないかもしれません。
お料理が上手な方は冷蔵庫にあるものでチャチャッとお料理したり、レシピ本を見なくてもお料理したり出来ます。さらに自分でレシピを考えたりなんて方も。
お料理上手な人はどうやってレシピを覚えているんでしょうか?実はレシピを覚えているのではないようです。では、なぜお料理が上手なのでしょう。
お料理が上手になるためのコツをいくつかご紹介します。
料理上達のコツ①料理の基本を覚える
お料理が苦手な方は、いつもなんとなく作っていて、お料理の基本を知らないという方が多いです。お料理には基本があります。
きちんとした出汁の取り方、下ゆでの必要なもの、野菜の切り方など基本をとばして作ってもおいしいものにはならないかもしれません。
美味しい調味料のは配合などを一度覚えておくと便利かもしれないですね。こういった料理の基本を書いた本もありますので、1冊あると重宝します。
ベターホームのお料理一年生 素材や器具の扱い方など基本知識を完全解説
調理の基礎だけでなく、包丁の持ち方や野菜の皮のむき方など、今更聞けないと思ってしまうようなこともていねいに説明されている一冊。
手元にあると重宝する本です。
覚えておきたい! 新・料理の基本123
道具の選び方から調理法別のポイント、下ごしらえのコツなどお料理の基本が実際のレシピと共に紹介されています。
料理上達のコツ②食材の大きさをそろえる
食材の大きさをそろえるのも大切です。なぜなら味付けや火の通りが均一にならないからです。
火の通りが均一にならないと、煮崩れをして見た目が悪くなってしまったり、食材が固くなってしまったりしますよね。
これができれば、レシピ通りに作ってもうまくいかないということは少なくなります。
料理上達のコツ③何度も作る
とにかく何度も作ること。それが大事なんですが、家庭料理を何度も作っているとすぐに飽きてしまいます。
ですので、レシピを覚えるのではなく、お料理の工程を覚えるようにしましょう。意識して作っていると実はほとんど似たような工程であることが分かってくると思います。
そうすると同じ料理を何度も作らなくても毎日違う料理で覚えることが出来ます。たくさん作ることでその工程を覚えるようにすると良いです。
料理上達のコツその④たくさん失敗する
失敗してしまうと覚えます。次からそれをしないようにすれば正しい工程が身に付きますよね。
失敗しなければなぜこういう作り方をするのか分からずに丸覚えすることになります。
理由が分かれば必ず気を付けますのでその都度覚えればいいんです。どんどん失敗しましょう!
料理上達のコツその⑤出来上がりをイメージする
同じお料理でもレシピ本によって入れるものや分量が違ったりします。これだとお料理初心者の方には何を信じたらいいのか、どう作ったらいいのか迷ってしまいますよね…。
とにかく出来上がった料理の味をイメージしておくのが大事です。味付けをしたら必ず味見をします。
その時に調味料の味を知っておくことも必要です。砂糖や塩ならすぐにわかると思います。では酒やみりんは分かりますか?
少しきりっとした味にしたい場合は「酒」を足します。逆に少しまったりとした味にしたい場合は「みりん」を足します。
また、何か足りないけど何かわからないという場合は塩が足りない場合が多いですよ。ちょっと足して味見してみましょう。
料理上達のコツその⑥外食をして味を知る
お料理初心者さんはまずお料理の味を知ることも大事です。外食することで食材の切り方や盛り付け方なども意識して見るようにしましょう。
ただ外食を楽しむのではなく、学ぶ意識で外食をしてみましょう。
味を知っていれば作ってみようと思えますよね。全く同じ味ではなくても似たような味に近づけられたら上出来です!
料理上達のコツその⑦目標を持つ
料理以外でも同じことが言えると思いますが、自分はこうなりたいという目標を持つことも上達の秘訣です。「お料理上手になりたい」など大雑把に目標を立てても目標には近づけません。
包丁づかいがうまくなりたいのに、ぼ~っと切っていては上達しません。具体的な目標たとえば「包丁で千切りを細く切れるようになる」など小さな目標を立てて「今日はこの量を何秒で切ろう」など日々努力することが大事なんです。
レシピ本に頼ってしまう人は見ないで作ってみる。おいしく出来ると自信にもつながりまた頑張ろうという気にもなりますし、失敗したらそれも勉強の一つでどうしたらうまくいくのか考えるきっかけになります。
愛情も忘れずに
いかがでしたか?
お料理って奥が深いですが、ちょっと分かるととっても面白くなってきます。
ただレシピ本に書いてある通りにボーっと作っていても覚えられませんが、同じレシピ本を見て作るにしても、これとこれを入れるとこんな味になるっていうのを意識して作ることで覚えることが出来ます。
その時これが大さじ1で・・・なんて分量を覚えるのではなく味を覚えるようにしましょう。
でも、結局はおいしいものを大好きな人たちに食べてもらいたいという気持ちが一番大切ですね♪愛情のおまじないでおいしさも1.5倍増しです♡