🔴【第1話から読む】普段はケチなのに「数100万円溶かした」→30代夫の“下手すぎる株運用”の恐怖|株で大損する夫
義両親を自宅に招き、夫の悪行と誓約書を突きつける美恵子。甘かった義両親も息子の異常性に絶句し、離婚に同意する。すがってくる夫を冷たく突き放し、家と株資産のすべてを確保する形で、美恵子は勝利を収めた。
義両親に見せた夫の裏切り
数日後。私の実家ではなく、あえて「現在の家」に義両親を招きました。 逃げ場のない場所で、全てを清算するためです。 庸介は、やつれた顔で義両親の隣に座っていました。どうやらこの数日、漫画喫茶やビジネスホテルを転々としていたようです。
「美恵子さん、急に呼び出してどうしたんだい? 庸介が何か粗相をしたのか?」
義父が心配そうに尋ねます。私は、用意していた資料をテーブルに広げました。 これまでの損失額のリスト、庸介が隠し持っていた借入金の明細、そして2年前に書かせた誓約書のコピーです。
「お義父さん、お義母さん。庸介さんは、2年前の約束を破りました。それも、リイナの1歳の誕生日に、生活費を注ぎ込んで株を買っていたんです」
義母が目を見開きます。
「えっ、庸介……またやってたの?」
「母さん、これは運用なんだよ! 損切りしなきゃ損じゃないんだ。今売ったら負け確定なんだよ!」
庸介が必死に弁明しますが、私はそれを遮りました。
「いいえ、もう負けてるの。家族の信頼という、一番大切なものを失ったんだから」
夫に告げる、今後の生活スタイル
私は淡々と、今の状況を説明しました。
「私は5月からフルタイムで復帰しています。この家は、私がローンを肩代わりする形で住み続けます。子どもたちの環境を変えたくないからです。庸介さんには、誓約書通り、今すぐ離婚届にサインしてもらい、家を出て行ってもらいます」
「待てよ! そんなの不公平だろ! この家のローンの半分は俺が……」
「あなたが株で溶かしたお金、合計でいくらになると思っているの? この家がもう一軒建つくらいの額よ。それでも足りないくらいだけど、株を全部売却したお金を慰謝料として受け取ることで、相殺してあげると言っているの。これ以上、私に法的手段を執らせたい?」
「一生許さない」夫に離婚届けを叩きつける
義父が深くため息をつきました。
「……庸介。お前、私からも金を借りていたな。『仕事の運転資金だ』と言っていたが、それも株だったのか?」
庸介は黙り込みました。
「情けない……。美恵子さん、すまなかった。息子がこんな病的な人間だとは。お前の言う通りだ。離婚は当然だ」
義母も泣き出しました。
「庸介、しっかりしなさいよ……。どうしてこんなことに……」
「美恵子、頼む! もう一回だけ、もう一回だけチャンスをくれ! 今度は本当に、スマホも解約するから!」
庸介が私の足元にすがってきましたが、私の心には一滴の同情も湧きませんでした。
「その言葉、2年前も聞いたわ。リイナの誕生日にあんな顔をしてスマホをいじっていたあなたを、私は一生許さない」 私は離婚届を彼の前に叩きつけました。
「サインして。そして、今日中に私物を全部持って出て行って。二度と、この敷地を跨がないで」
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あとがき:情けは無用、完全なる「清算」
土下座や涙で許されると思っている甘い夫に、現実という鉄槌が下るシーンは圧巻です。義両親の前ですべてをさらけ出すのは勇気がいりますが、これこそが最大の防御。美恵子さんが求めたのは復讐ではなく、子どもたちの将来を担保するための「相殺」です。リイナさんの誕生日に冷たい顔でスマホを見ていた夫への、これ以上ないほど鮮やかな決別の儀式でした。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています










