1. トップ
  2. トレンド・イベント
  3. ブログ・SNS
  4. 「ただの愛人…」育児より男を優先するシンママの"衝撃告白"|隣人のシングル親子が危うい

「ただの愛人…」育児より男を優先するシンママの"衝撃告白"|隣人のシングル親子が危うい

鹿目サチ(かのめさち)は、マンションのトナリの部屋に住む、シングルマザー・氷川瑠美(ひかわるみ)の息子、氷川ライ(ひかわらい)のことを気にかけていた。「女手一つで子どもを育てるのは大変だろう」と、出会った時から気にしてはいたものの、ライが夏休みに入ったあたりから、瑠美の行動に異変があらわれ…。シングル家庭にひそむ危うさを描いた作品、『隣人のシングル親子が危うい』第4話をごらんください。

PIXTA

🔴【第1話から読む】隣人の異変。9歳の息子と若いシングルマザーの「危うい日常」

ライくんにお昼ごはんをとどけた、サチ。帰る時、酔っ払ってフラフラと帰宅してきた瑠美に遭遇する。ライを放って、一体、何をしているのかと問い詰めるが、酔っている彼女から、まともな答えは返ってこない。ひとまず瑠美を介抱するが…。

酔っ払って帰宅してきた母親

Ⓒママリ/画像の生成にAIを活用しています

彼女は不規則なヒール音をならしながら、フラフラとこちらに向かってきた。

「瑠美さん!!」

すると、彼女は立ち止まり、目を閉じたままゆっくりと顔をあげて、じわっと目を開いた。

「あ〜、かのめさ…へへ〜、あ、酔っあられ…」

呂律も回らず、ねむそうにしている彼女に駆け寄り、背中をさすった。

「…ライくんに聞きましたよ、ずっといないって」

「そう〜、いそがしくてぇ」

「ライくんのこと放り過ぎです。ずっと彼氏さんと一緒にいるの知ってますよ」

「彼氏〜?あぁ…」

とりあえず自宅に入って寝かせようと、彼女のウデを自分の首に回した。すると、彼女の頭がガクンとうしろに傾き、その影響で、首元が露わになった。

首には、目立つ赤いアトが数個ついており、なんとなく状況が理解できた。

ひとまず、今この状態の瑠美さんに何を言っても覚えていないと思うので、彼女を自宅前まではこんだ。再びインターフォンを押すと、またライくんが出てきた。

「おばちゃん?…どうしたの?」

「今、たまたまライくんのお母さんと会ったの」

「え!ほんと!?」

「お母さんねむそうで…お布団、連れて行ってあげようと思うから、開けてもらってもいい?」

ライくんはとびらを開けてくれ、瑠美さんの部屋に案内してくれた。私は瑠美さんを担いでベッドに寝かせ、布団をかけた。

「あなたには関係ない」

Ⓒママリ/画像の生成にAIを活用しています

「ママ、どうしたの?」

「…お仕事でつかれちゃってたのかもね。また、様子見にくるから…その時にお母さんとちょっと話してみるね」

心配そうに見つめるライくんに笑顔を向け、私は一度、自宅へともどった。

それから数時間後。私は一旦、家事を済ませ、再び氷川家をたずねた。インターフォンをならすと、スピーカーから聞こえたのは、ライくんの声ではなく、瑠美さんのかすれた声だった。

「…瑠美さん?さっき帰ってきたの覚えてます?」

「いや、まったく…」

その言葉の直後…「うぅっ」と言う、瑠美さんの嘔吐しそうな声がしたので、「おちついてから玄関を開けてもらえないか」と伝えた。少ししてからとびらが開き、顔面蒼白な瑠美さんが私を迎えた。

「だいじょうぶ?かなり飲んでたみたいですけど。ライくんも心配してましたよ。ずっと会ってなかったんですって?」

「鹿目さんには、関係ないですよ…」

彼氏…ではなく、「愛人」

Ⓒママリ/画像の生成にAIを活用しています

「…今日は?お休みですか?」

「夜また出ます」

「せめて一緒に…ごはんだけでも、ライくんと食べませんか?」

「…これからつくるのしんどいです」

「瑠美さんがたいへんなのは分かりますけど…そんなことがつづいていたら、ライくん寂しいじゃないですか?」

「仕方ないでしょ…稼がないと、ライだって生きていけませんし」

「そうかもしれないですけど…」

「鹿目さんは…こうやって他人にかまけるくらい、余裕なのかもしれませんけど…私たちは、生きていくのもギリギリなんです。あの人の保護がなかったら、かなりきびしいんです!」

「…あの人って、彼氏さんのこと?」

「彼氏?あー、そう伝えてましたね。…ただの愛人ですよ」

(愛人と会うため、子どもを放っておくなんて)

怒りがわき、彼女の目を見て忠告しようとした時、私は一気にちがう感情にのまれてしまった。

🔴【続きを読む】「あいつなんかいなくても…」シングルマザーが明かした覚悟

【全話読む】
隣人のシングル親子が危うい

あとがき:真意を知る時

酔い潰れるほど飲み、まともに子どものお世話もできない…。「彼氏」と言っていた人は「愛人」で、瑠美には何か事情がありそうですね。

ライくんのことを考えると、大人として、母親として、怒りがわいてくるこの状況…。ですが、他人の家庭事情をすべて把握しているわけではなく、私たちにとっても、大部分が「想像でしかおぎなえない」というもどかしさがありますね。

※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています

🔴【全話読む】隣人のシングル親子が危うい

🔴【今読まれています】27歳シングルマザーの親友、恋の相談に「まさか」…相手は妻帯者?|不倫に溺れる親友

おすすめ記事

「小説」 についてもっと詳しく知る

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

カテゴリー一覧

ブログ・SNSの人気記事