赤ちゃんの大きさは約6~7cm。心臓、肝臓、胃、消化器官などがほぼ完成。皮下脂肪がつきふっくらして、より人間らしい顔つきになります。
胎盤の厚みが増し、羊水の量も増え、子宮内での活動が活発に。おなかのなかで、手で頭や顔をかくすような仕草も見られるようになります。
13週目
赤ちゃんは約7~8cmに成長。超音波検査では、脳みそが透けて見えることも。へその緒にあった腸は下腹部に収まり、小腸の周囲を大腸が囲い始め、正しい配置へと動き始めます。
内臓はほぼ完成し、肝臓、ひ臓、腎臓が機能し始めます。親指をなめる、握りこぶしを作るなど、複雑な動作もできるように。成長のスピードが一気に上がる時期です。
14週目
赤ちゃんの大きさは約8~9cm、体重は25~60g程度に成長します。胎盤のもととなる絨毛も確認でき、へその緒から酸素や栄養を安定して赤ちゃんに送れるようになるため流産の確率が下がります。
気管、咽頭、声帯ができ始め、神経回路の形成が進むなど、さらなる発達段階に入ります。
15週目
赤ちゃんの大きさは約10~13cm、体重は40~100g程度です。手足が伸びる、指紋や爪が作られる、皮膚が半透明になる、内臓の機能が整うなど、体の成長が目覚しい時期。
前立腺が発達し性器がはっきりしてくるため、超音波検査で赤ちゃんの性別が判明することもあります。
妊娠4ヶ月目の妊婦健診
妊娠4ヶ月の妊婦健診は4週間に1回。尿検査と体重測定、血圧検査、超音波検査、血液検査、浮腫検査、子宮底長測定、腹囲検査が主な検査項目です。
12週までの超音波検査は、棒状のものを腟に入れて検査する腟プローブ法。それ以降は、おなかの外からプローブをあてる経腹法に変わります。
12週以降は頭殿長の個人差が大きくなるため、頭の横幅(BPD)で赤ちゃんの成長を確認し、出産予定日を修正します。
エコーの種類










