上のお子さんがいたり、お母さんが忙しいときは少しの間だけでもテレビを見せたかったり…2歳までテレビを見せないという環境作りは難しい、という方もいますよね。
そこで、見せる場合にテレビと赤ちゃんの良い関係を保つためには、以下のような点に注意して見せてあげてください。
- できるだけテレビをつけないよう心がけてみる
- 見る場合は親も一緒に見て、話しかけながら
- 時間を決めるなど短時間にする
- 正面から、ある程度距離を離して見る
基本的にテレビをつけないのが良いでしょう。しかし1日中雨で外出ができず、おもちゃや手遊びなどに飽きてしまった、料理をしている間だけでも…などの場合は見せてあげるのも良いでしょう。
見せる場合は短時間で、バウンサーやハイローチェアなどに座らせて距離を離して見せてあげましょう。ママが家事などを済ませたい場合にも、子供番組であれば一緒に歌ってあげるなどしましょう。
テレビを見る時間を減らしてみよう!
最後に、こちらもテレビを見る事が習慣化してしまっているご家庭に。テレビを見る時間を減らす工夫です。
- 必要のないときは消す
- 授乳中や食事中はつけない
- 大人の見たい番組は録画
- 週に1回はテレビを全く見ない日を
- 子供の好きな音楽をかける
今まで必要なくともテレビをつけているのが当たり前だった家庭では、急に消すと静かで落ち着かないと思うかも知れません。
しかし目の前の赤ちゃんの笑顔を見てください。テレビよりずっと楽しく心が穏やかになると思いませんか?授乳や食事も目の前の事に集中した方がずっと充実した時間を過ごすことができます。
また少し大きくなった子供は、週に1回テレビをつけない日をつくってみましょう。最初は戸惑っていたパパも、親子のふれあいが増えてきっと満足できると思います。
- ユニ・チャーム、ソニー生命保険、千趣会「子育てとテレビ」ベビータウン(http://www.babytown.jp/scene/asobi/advice/003/index_p02.html)
- 兵庫県小児科医会「子どもとメディアのQ&A」兵庫県小児科医会(http://www.hyogo-pa.org/hoken/tv)
- 白十字小児科医院「日本小児科学会こどもの生活環境改善委員会」白十字小児科医院(http://www.hakujyuji.com/media-syounikagakkai.htm)
適度に付き合おう
いかがでしたか?テレビが赤ちゃんにとってどのような影響があるのか紹介していきました。全く見せないというのは難しくても1日のうち2時間以上の長時間視聴はできれば避けるようにしましょう。
赤ちゃんのうちは自分で見る時間や番組を決めることができません。「適切な時間」と「子供にふさわしいコンテンツ番組」を親の責任で意識して選んであげることが大切です。
赤ちゃんだけでなくパパもママも、テレビと適度なお付き合いを心がけたいですね。
- 白十字小児科医院 「日本小児科学会こどもの生活環境改善委員会」白十字小児科医院 (http://www.hakujyuji.com/media-syounikagakkai.htm)
- ユニ・チャーム、ソニー生命保険、千趣会「子育てとテレビ」ベビータウン(http://www.babytown.jp/scene/asobi/advice/003/index_p03.html)









