ペットが子供に与える影響って？感受性との関連性や体験談まとめ

子供とペットの共同生活ってどうなの？

ただでさえ忙しくて大変な子育て。しかし、それでもペットを子供と同じように家族同然としてかわいがっているという人もいるでしょう。ペットとの生活はステキな面はとても多いと思いますが、その生活の中で、子供に対して悪影響はないのかな、と気になりますね。

子供とペットとの両立では多くの人がその影響に悩み、実際にその影響はさまざまです。しかし、実際にペットが子供にどんな影響を与えているのでしょうか？その一部をご紹介します。

ペットが子供に与える良い影響

ペットの触れ合いは、赤ちゃんにとってとても良い影響を与えます。自分の手で触ってそのぬくもりを実感し、成長していってお世話を経験する中で、動物を思いやる心が育つでしょう。

ここではペットが子供に与える良い影響をいくつか紹介していきたいと思います。

非言語でのコミュニケーションが豊かになる

子供がペットと一緒に遊んで兄弟のように仲良くなることは、同じ言葉で話せない、非言語のコミュニケーションで関係性を築くことになります。

それは、言葉にしなくても相手の思いをくみ取る思いやりや共感につながっていくでしょう。ペットに対して愛情のある子は、自分を大切にする自尊心が育つともいわれています。

生命について知る

幼い子供にとって人間とは違う生命の存在を肌で感じさせてあげることは非常に貴重な経験ではないでしょうか。また、ペットと共に成長し、ペットの死に際に立ち合い死を実感することで、生命について小さい時から考え、命の大切さを知る機会にもなります。

子供の精神的な支えになる

幼いころからペットと一緒に過ごした場合、大きくなってから友人関係や家族関係、勉強などで子供がストレスを感じたときの支えになってくれる可能性があります。つらいときにペットと触れ合うことで気持ちが癒された人もいると思いますが、それは子供も同じです。

子供とペットの共同生活体験談

実際に子供の子育てをしながらペットを飼ってきた人達の体験談をご紹介します。

良い体験談

子供がいる中ペットを飼って良かったという体験談を紹介します。

思いやりの心が育った

我が家には、娘が生まれる前から、チンチラという小動物がいます。娘が生まれてしばらくは、娘から離れた別室でかだ飼っていましたが、一歳を過ぎた頃から娘自身が興味を持ち自らチンチラがいるケージに近づくように。

今では身体をなでたり、餌をあげたり、とても仲良くしています。その影響か義実家にいるわんちゃんをはじめ動物が大好きになりました。私たちもいずれ、わんちゃんをお迎えできたらなぁと思っています。 出典： www.meetsmag.com

餌をあげたりすることって立派なお世話ですよね。なでなでするのはもちろん小さい頃から動物を育てるという気持ちを持つようになることは非常に貴重な経験となるはずです。

命があることや温もりを感じながら成長した

赤ちゃんと猫のお世話をすることは、手間もかかりますし神経も使うことがあります。私も、何度もいらいらすることがありました。でも楽しいこと、癒されることもたくさんあります。

先日、娘がユースケに抱きつき、「あったかーい」とうれしそうに言いました。命の温かさ、ぬくもりを感じながら育っていることを実感でき、とてもうれしくなりました。 出典： www.chibawan.net

実際に自分の手で触れる事により、ぬくもりを感じる事が出来ます。このぬくもりは絵本を読んだりするだけでは得ることができないので、とても良い効果ですね。

大変だった体験談

子供がいるなかペットを飼って大変だった方の体験談を紹介します。

掃除が大変

一番のストレス要因は抜け毛です。ダブルコートの犬種で、今換毛期でものすごく抜け毛があり、掃除しても追いつきません。

犬の毛がたくさんついたフリースを着た夫が赤ちゃんを抱っこするのも見ていて不快です。でも抱っこはしてほしいから我慢しています。今はまだベビーベッドで過ごしていますが、もう少ししたら床をずり這いやハイハイするようになります。どんなに掃除しても犬の毛は落ちており、そのことを考えると憂鬱です。 出典： oshiete.goo.ne.jp

赤ちゃんがいると衛生面が気になることもありますよね。ペットがいると掃除が大変になることもあるようです。

子供とペットが上手く生活するために

ペットと子供が一緒の生活は、もちろん大変なこともありますがその分子供にも紹介したような良い影響があるかもしれません。家族と話し合ったりペットを既に飼っている人に相談しながら検討できると良いですね。

また、子供のアレルギー体質についても事前に確認したうえで、飼育できる環境かどうか確認してみるとよいでしょう。