子供服を選ぶときのポイント
みなさんはベビー服や子供服を買う時、可愛い柄やデザインに惹かれて購入したけれど、合わなかったということはありませんか?サイズはどの洋服にも明記してありますが、「うちの子は大きめ(小さめ)...」など個人差があって合わなかった経験のあるママも多いのではないでしょうか。
また、デザインだけで選んだら着脱しにくかった、子供が着るのを嫌がる...などということも。ここでは、お買い物に役立つ子供服選びのポイントをご紹介します。
ポイント①:素材を選ぶ
洋服の素材にはいろいろな種類があります。知っておくと便利ですよ。
夏によく使われる素材
- ガーゼ...通気性、吸汗性が高い、肌着としても年中使われる
- 天竺...Tシャツに代表される素材、さらっとした着心地
- パイル...タオルのような肌触りの生地
冬によく使われる素材
- フライス...伸縮性や通気性があり体になじみやすい(肌着によく使われます)
- スムース...2つのフライスを交錯させた編み方で、保温性にすぐれて厚手
- 接結天竺...薄手のニットを合わせており、やわらかくてあたたかい
- ニットキルト...ニットの伸縮性と、キルティング加工が合わさり、保温性がたかくひときわ温かい
夏には通気性の良い服、冬には保湿性・保温性の優れた服と、いったように季節に合った服を選ぶことも大切です。
素材は商品タグや品質表示に書かれています。確認して購入してみましょう。通販などを利用する場合はサイトでチェックしてみてくださいね。
- ユニ・チャーム他「賢いベビーウェアの選び方・秋冬編」ベビータウン(http://www.babytown.jp/scene/kigae/advice/001/index.html)
- ユニ・チャーム他「賢いベビーウェアの選び方・春夏編」ベビータウン(http://www.babytown.jp/scene/kigae/advice/003/index.html)
ポイント②服のラインナップを選ぶ
特に赤ちゃんの服にはいろいろな種類があります。どれを買ったら良いのか、迷ったことはありませんか?成長に合った種類を選べば、お世話もしやすくなり、ママにも嬉しい買い物になります。
子供服はワンシーズで終わるように思われがちですが、組み合わせ次第ではいろんな季節に対応出来ますよ。重ね着には、薄目の生地で作られたシンプルなデザインの物を購入すると便利です。同じトップスでもTシャツやシャツ、カットソーやカーディガンなどラインナップを揃えておくと何枚も買わなくても着まわせます。
子供服の主なラインナップ
- 短肌着や長肌着・・・0~3ヶ月の赤ちゃんに。
- コンビ肌着・・・0~3ヶ月の赤ちゃんに。足を動かすようになってからは足部分をボタンで留めることができます。
- カバーオール・・・3ヶ月~1歳くらいまで着られます。つなぎになっている洋服。動いてもおなかが出ないので冷える心配がありません。
- ツーウェイオール・・・ベビードレスにもなり、成長すると足部分をボタンでとめてカバーオールのようにできます。長い間着ることができます。
- Tシャツやシャツ、トレーナーなどのトップス
- ズボンやスカートなどのボトムス
- コートやジャンパーなどのアウター
- ユニ・チャーム他「賢いベビーウェアの選び方・秋冬編」ベビータウン(http://www.babytown.jp/scene/kigae/advice/001/index.html)
- ユニ・チャーム他「賢いベビーウェアの選び方・春夏編」ベビータウン(http://www.babytown.jp/scene/kigae/advice/003/index.html)
- 千趣会「ベビーウェア」ベルメゾン(http://www.bellemaison.jp/ep/srvlt/EPFB00/EPFB0002/dMidCatLstShow?BELN_SHOP_KBN=100&DAI_CATEGORY_ID=17&DM2_KBN=bat_bbtste025_130415)
選ぶポイント③色を選ぶ
カラフルでとても可愛い子供服。どの色にしようか迷ったら、二人目や三人目の子どももお下がりで着られるような色を選べば、その一着を長い期間使うことができます。黒やグレー、ネイビーなどは着回しが効く色です。
裏地に可愛い生地を使った服はワンサイズ大きめでも袖や裾をロールアップして着られるので、おしゃれの幅も広がるだけでなく長期間着られるのでおすすめです。
子供服は汚れやすいので、汚れが目立たない色を選ぶのもポイントです。
ポイント④襟やフード、ボタンの有無に気を付ける
よだれがたくさん出る時期は、襟のない洋服がおすすめです。スタイをつける時に襟がじゃまになってしまうからです。
フードや紐がある服もからまる危険性がありますし、ボタンの多い洋服も注意が必要です。とめるのに時間がかかりますし、引っ張って取れてしまうと誤飲の原因にもなります。かわいいデザインでも着る年齢に応じて、安全性も気に掛ける必要があります。
子供服のサイズを選ぶ時のポイント
子供服を選ぶとき、とっても重要なのがサイズ選びです。今度は子供服の月年齢別のサイズの目安と、サイズを選ぶときのコツをご紹介します。あくまでも一般的なサイズの目安になりますが、ベビー服と子供服のサイズと対象月年齢を表にまとめてみました。
サイズ選びのコツ(乳幼児の場合)
1歳までの赤ちゃんは、成長の個人差がとてもあります。そのため月齢ではなく体重を重視して洋服を選びましょう。重めの赤ちゃんは、洋服の身長は足りていても、おなか周りが大きくなるのでキツイと感じてしまうかもしれないからです。
また外国製の商品は、作られた国によって表示の仕方が違います。日本製よりも体にフィットするよう作られていたり、足が長めに作られていたりするので、赤ちゃんの体に合わせてみるなど、よく確認してから購入しましょう。
乳幼児服のサイズ
新生児から2歳までの乳幼児と言われる期間の服のサイズ一覧です。
- 新生児:サイズ50 体重の目安3kg
- 3ヶ月:サイズ60 体重の目安6kg
- 6ヶ月:サイズ70 体重の目安9kg
- 1歳:サイズ80 体重の目安11㎏
- 2歳:サイズ90 体重の目安13㎏
サイズ選びのコツ(子供の場合)
3歳になると、乳児の頃よりも身長の伸びは一旦落ち着いてきます。そのため、この時期は「身長」を重視して洋服を選びましょう。身体を活発に動かすので、大きめの服を折って着ていると動きにくくなってしまいます。
小学生になると身長の伸び方には個人差が出てきます。10歳でもサイズ140を着ることもあります。サイズ表記ではなく、子供の身体に合わせて洋服を買う方が間違いは少ないです。
子供服のサイズ
- サイズ100 3歳~4歳
- サイズ110 5歳~6歳
- サイズ120 6歳~7歳
- サイズ130 8歳~9歳
- サイズ140 10~11歳
- サイズ150 12~13歳
- 千趣会「子供服ガイド」ベルメゾン(http://www.bellemaison.jp/cpg/special/mtntyguide/child/c_wea.html)
- ナルミヤ・インターナショナル「商品について」センスオブワンダーオンラインショップ(http://www.milli-coltd.jp/html/page14.html)
子供服を選ぶポイントをつかんで買い物上手に!
子供服は、どれも可愛くて見ているだけでも楽しいですよね。たくさんの種類がある分、迷ってしまいますが、ポイントを押さえて成長に合った洋服選びをすれば、お買い物タイムがもっとたのしくなるかもしれません♪
私の息子の場合も、せっかく買ったのにサイズアウトしてしまってワンシーズンしか着られなかった…という洋服がいくつかあります。これからは子供服選びのポイントを参考にして、上手にお買い物していきたいですね。