プレマリンの副作用
プレマリンは卵胞ホルモンの機能を補うために役立つ薬です。しかし服用に際してはさまざまな副作用があります。
- 腹痛
- 吐き気
- 乳房の張り
- 発疹
- めまい
- 肝機能障害
- 血栓症
プレマリンなどのホルモン剤には血液を固まりやすくする作用があり、血管に血液のかたまりができる血栓症を発症することがあります。プレマリンの服用中に下肢の痛みやむくみ、息切れ、めまいなどの症状が出た場合はすぐに病院を受診してください。
また、長期的な服用は肝機能障害を起こしたり、乳がんなどの婦人科系の疾患を引き起こしたりする可能性があります。事前に服用の目的などを確認するとともに、医師の指示に従い服用しましょう。
プレマリンを服用すると太る?
卵胞ホルモン(エストロゲン)が増加すると、体内でナトリウムや体液を蓄積しようと働きます。そのため体がむくんだり、体重が増えたりすることがあります。
気になった場合は、自己判断で服用を中止せずに医師に相談してみるとよいでしょう。
- 六本木レディースクリニック「体外受精でのプレマリンの役割は?」(https://www.sbc-ladies.com/column/taigaijyusei/240.html,2018年2月19日最終閲覧)
- ファイザー「プレマリン錠0.625mg」(http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2479004F1033_3_06/,2018年2月19日最終閲覧)
- 下平レディースクリニック「更年期障害」(https://www.shimodaira-ladies.com/gynecology/menopausaldisorder,2018年2月19日最終閲覧)
- 小室医院「更年期 ホルモン補充療法」(http://www.komuroclinic.or.jp/kounenki-hormone.php,2018年2月19日最終閲覧)
医師の指示のもと正しく服用しましょう
プレマリンは卵胞ホルモンの分泌量の不足を補い、ホルモンバランスを整えてくれる効果があります。ただし服用する上でさまざまな副作用もあります。気になる症状が出た場合は、自己判断しないようにしましょう。
治療をする中で、クロミッドやルトラールなど他の薬との併用をすることがあるかもしれません。それぞれの薬の特性や副作用など、ささいなことでも医師に相談できるようにしておくとよいでしょう。










