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監修:清水なほみ

【医療監修】プレマリンとは?不妊治療での効果や服用の方法、副作用

PIXTA

プレマリンの副作用

症状 PIXTA

プレマリンは卵胞ホルモンの機能を補うために役立つ薬です。しかし服用に際してはさまざまな副作用があります。

  • 腹痛
  • 吐き気
  • 乳房の張り
  • 発疹
  • めまい
  • 肝機能障害
  • 血栓症

プレマリンなどのホルモン剤には血液を固まりやすくする作用があり、血管に血液のかたまりができる血栓症を発症することがあります。プレマリンの服用中に下肢の痛みやむくみ、息切れ、めまいなどの症状が出た場合はすぐに病院を受診してください。

また、長期的な服用は肝機能障害を起こしたり、乳がんなどの婦人科系の疾患を引き起こしたりする可能性があります。事前に服用の目的などを確認するとともに、医師の指示に従い服用しましょう。

プレマリンを服用すると太る?

卵胞ホルモン(エストロゲン)が増加すると、体内でナトリウムや体液を蓄積しようと働きます。そのため体がむくんだり、体重が増えたりすることがあります。

気になった場合は、自己判断で服用を中止せずに医師に相談してみるとよいでしょう。

出典元:

医師の指示のもと正しく服用しましょう

診察 PIXTA

プレマリンは卵胞ホルモンの分泌量の不足を補い、ホルモンバランスを整えてくれる効果があります。ただし服用する上でさまざまな副作用もあります。気になる症状が出た場合は、自己判断しないようにしましょう。

治療をする中で、クロミッドやルトラールなど他の薬との併用をすることがあるかもしれません。それぞれの薬の特性や副作用など、ささいなことでも医師に相談できるようにしておくとよいでしょう。

記事の監修

ポートサイド女性総合クリニック〜ビバリータ〜 院長

清水なほみ

通常の婦人科診療のみならず、最新の脳科学×心理学×医学を統合的に駆使した診療を行う婦人科医。日本で100名しか習得者がいない、トランスフォーメーショナルコーチのテクニックを学び、診療の現場においても、3年間で延べ6000人の患者に同テクニックを用いて診療を行っている。
中学時代のいじめや研修医時代のうつ経験から、「病は気から」を科学的に解明するための研鑽を積む。何気ない会話の中で患者に気付きを与え、片頭痛やイライラをあっさり「忘れさせる」診療には定評がある。5分で病気の「本当の原因」を見抜くため、患者からは「先生は占い師ですか!」と驚かれる。

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