保活はいつから始める?
仕事を始めるときや、産休・育休を経て仕事復帰をする前に行う保活。保活とは保育園活動の略で、保護者が子供を預けるための保育園・保育所を探す活動のことを指します。
保育園には認可保育園、認可外保育園、地域型保育(保育ママ)などいくつかの種類があります。保育園によって受け入れ人数や受け入れ開始の月齢、保育内容に違いがあるため、保育園のHPやお住まいの自治体に問い合わせてみましょう。
保育園は基本的に見学が可能なため、希望の候補をいくつか見つけて実際に見学することをおすすめします。希望園については、職場復帰したときのことを考えて夫婦で話し合って決められるとよいですね。
翌年4月の入園を目指している場合、認可保育園の募集は秋以降(10月~11月頃)にスタートすることが多いため、入園の申し込みに間に合うように保育園の見学をスタートさせましょう。自宅近くの園や駅に近い園など、職場復帰した後の生活を見据えて希望の保育園をピックアップします。
妊娠・出産・子育てアプリの「ママリ」では以下のような声があがっていました。
4月入園を見据えてできる限り早めに保活を始めた
とはいえ、見学に行き始めたのは8ヶ月くらいからちょこちょこ行き始め、産休はいってあちこち回りました。
申し込みは、認可の場合は4月入園は11月と二次募集の2月とで決まってましたが、私は12月生まれだったので一次には申し込みはできず、二次のみでした。
これは無理だろうと思ってましたが、あっさりダメでした。
もともと4ヶ月の子を預けるのは無理だと思ってたので諦めがつきました。
無認可は、申し込み時期はそれぞれだったので見学と同時に問い合わせるといいと思います。
その場で申し込みという園もありました。
無認可の場合、多くは認可の決定日と同時かそれより少し後に入園可の連絡が来ることが多いみたいです。
否な場合は、連絡こないケースが多いです。
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わたしも横浜市のなかでも特に激戦区で、9月出産で翌年4月に復職しています。
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認可は5つほど行きました😉入れる入れないは別として、万が一娘が通う場合、見学してないところには行けないなーと思って、行ける範囲の認可は全て見学しました。
駅近が条件でしたので、5つのみ行きました。
行きたいと思ったのがそのうち1つだけでしたので、認可は第一希望しか書きませんでした🤔
落ちたら認可外行くつもりでしたので、認可外の枠確保してから認可の申請に挑みました🙂
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保活は早めに始めた方がよいと考えている方が多いようですね。妊娠中から始めて、産休に入ってから保育園見学をしたという方もいましたよ。
保活激戦区では認証保育園や認可外保育園でも難しいとされている途中入園。入園の申し込みはしておくものの、翌年の4月入園に合わせて保活を進めるという方も多くいました。
出産後は赤ちゃんのお世話で忙しくなることや、乳児を連れて保育園見学に行くのは大変です。できるだけ産前にできることをやっておく、と考えるようです。妊娠中に保活を行う場合は、無理のない範囲を心がけましょう。
保育園の見学をする際のポイント
たいていの保育園は随時見学を行っていますが、突然訪問をしても見学することができません。あらかじめ保育園に連絡をして見学の予約を入れてから行きましょう。認可保育園、認可外保育園に限らず夏頃から秋にかけては見学希望者が増えるため、状況によっては見学予約が1ヶ月~2ヶ月程度先になることもあります。
保育園の見学をする際は、以下のような点をチェックしてみてくださいね。
- 自宅からのアクセス(自転車だけでなく徒歩で行けるか、車を使う場合駐車スペースがあるか)
- 保育スペースの広さ(園庭があるか、ない場合はお散歩に行く場所を確認)
- 保育者の人数(人手が足りているかどうか)、園児に目が行き届いているか
- 保育の様子、子供たちの様子
- 園の保育方針、保育内容
- 保育料
- 延長保育の有無、残業時の対応(当日延長できるかどうか)
- 昨年の倍率(認可の場合は区役所でないとわからないことも。認証は教えてくれます)、など
見学する保育園はすべて同じ条件で見るため、チェックリストを作成するとよいですよ。また、園で話を聞きながらメモと取っておき、分からない点は質問するようにしましょう。保護者の質問に対して、熱心に回答してくれるかどうかも確認できますね。
保育園見学では園児たち様子をよく観察した
1ヶ月半で9箇所の保育園を見学しました。
オムツの管理や生活様式、病気になった時の対応などを聞き、
あとは保育士さんの様子と園児達の様子を注意して見るようにしました!
園児達はやはり園によって違いがありましたよ(ˊᵕˋ*)
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保育園見学では、園児や先生方の様子をよく見るようにしていたという方がいました。子供を預ける場所は慎重に検討したいものです。可能な限りじっくりと見学したいですね。
保育園選びはここが決め手だった!
自宅から大人の足で4分、
駅前なので、通勤に便利です😉
立地以外では、
保育園の保育理念が、我が家の考え方と近かったこと。
園長先生の保育に対しての熱意、職員管理の熱意( 職員を大切にしている )が一番素敵で輝いていたので、第一希望にしました😊
認可になってまだ数年、ずっと認可外で頑張ってきた保育園です。
入って1年と4ヶ月ですが、とても満足しています( ^ω^ )
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職場の近くも考え第三候補にしてましたが、保育園のお友達が同じ小学校に行く方が子供も私も安心出来るかな?と思い選びました!
見学も行き、園の雰囲気、園庭を見ました。園庭は芝生で冬芝、夏芝と種をまき年中緑が生き生きとしていて環境がとても良い場所です!
困った事は特になく、保護者の意見もいろいろ取り入れてくれ選んで良かったな!と思ってます。
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保育園を選ぶポイントとして自宅から近いところがよい、と考えている方は多いようです。やはり通勤を考えた場合、できるだけスムーズに移動できる距離感がよいですよね。また、保育園の保育理念も希望園決定のポイントのようです。
- ニチイキッズ「知って安心!読んで納得!保育園の探し方&選び方」(http://www.nichiikids.net/special/pdf/special03.pdf,2019年9月17日最終閲覧)
- 保育園を考える親の会「はじめての保育園」P78~79(主婦と生活者,2014年)
- 厚生労働省「よい保育施設の選び方 十か条」(https://www.mhlw.go.jp/www1/topics/hoiku/tp1212-1_18.html,2019年9月19日最終閲覧)
保育園に入れなかったときはどうすればよい?
保育園の入園がかなわかった場合、育休の延長をするという方もいるかと思います。しかし育休の延長ができない場合は、二次募集の結果を待つかもしくは認可外保育園の入園申し込みを行います。
希望の保育園に入れなかったときのことを想定して、認可保育園だけでなく認可外保育園や地域型保育の利用も視野に入れながら保活ができるとよいですね。
認可外保育園は施設ごとに利用費の設定をしている場合が多く、保育内容も園によってさまざまです。見学や問い合わせをした上で入園を検討するとよいでしょう。
また、選考で漏れてしまった場合、なぜ漏れてしまったのか理由を区役所に聞きに行ってみてもよいかもしれません。ポイント数が足りなかったのか、倍率が高くて漏れてしまったのか、理由を聞くことで、その後枠があいている園に応募する場合のヒントになることもあります。
さらに入園できなかったとき、市区町村に「異議申し立て」をすることが可能です。提出をしたからといって選考の決定が覆ることはありません。
ただし、「どうしても職場復帰せねばならない状況だった」など保育園に入りたい理由があるのにもかかわらずそれができなかったということを発することで、行政が待機児童対策に対して積極的に動いてくれる材料となるかもしれません。
- 保育園を考える親の会(編)「はじめての保育園」P84~85(主婦の生活社,2014年)
- 土屋恵司(監)「最新版らくらくあんしん育児」P61(学研プラス,2017年)
保活はまず入園までの流れの把握や保育園探しを
保活について保育園の探し方や入園までの流れ、先輩ママの体験談をご紹介しましたがいかがでしたか。産休、育休明けに職場復帰をするためには、保活をするという方がほとんどでしょう。
保活は、入園までに必要な手続きや希望の保育園探しをするために情報収集が必要です。また、一ヶ所の園がだめでもあきらめずに、「ここがだめならここ!」と切り替える姿勢も重要だと思います。
職場復帰の時期が早い方、早めに情報収集をしておきたい方は妊娠中から保活を始める方もいるかもしれません。体調を第一に焦らず保活を進めてくださいね。