そして、準備が整って仕事に行ったら大切なのが、礼儀と第一印象です。「あれ?復帰するのに印象って大事?」と思う人もいるかもしれませんが、「ワーママ(=ワーキングマザー)としての印象」が大切です。
- まず、遅刻は絶対にしない。
- 挨拶は明るく大きな声と笑顔で。
- 仕事中はストイックに仕事をすること。
- 頼まれても残業はしない。
- 仕事の状況はオープンにし、共有しておくこと。
特に、どんなに頼まれても、「今日だけなんとか残業できないか調整してみます」と残業を引き受けるのはNGです。
一度引き受けてしまった場合、後日残業を頼まれて断ったときに印象が悪くなります。どんな事情があっても、「残業は絶対にできません」の姿勢を最初から貫きましょう。「子供がいると残業は無理だ」と理解してもらえます。
そして、仕事の内容は誰が見ても分かるようにしておくと良いです。これは、急なお休みなどでもほかの方にフォローしてもらえるようにするためです。
いつお迎えコールが来ても大丈夫なように、準備万端にしておきましょう!毎日のことなので大変だと思いますが、軸を持って仕事に臨むことが大切です。
②家事は唯一手が抜けるところ
私のおすすめは家事を手抜きすることです。もちろん子供のいる家なので、衛生的に綺麗に保つことは大事です。でも私は、機械に代わってもらえることはできるだけ機械にお願いします。
- 炊事:手抜きは難しいですが、例えば朝ごはんは基本的に晩ごはんの残りを使うようにする
- 洗濯:洗濯乾燥機があれば、仕事中か夜寝てから(戸建ての場合)回す
- 掃除:毎日使うリビングはロボット掃除機のタイマー機能を使い、帰宅前に掃除が終わるようにしておく
働くママを助けてくれるアイテムはこれ!
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ロボット掃除機は有名なものだと高額なので、私は比較的安価なものを使っています♪1万円前後で購入できるものがおすすめ!予算に余裕のある人は1階と2階で分けて2台使いも良いですね。タイマー機能は必須です!
また、洗い物を食洗機に任せる、という方法もありますので、使える道具はしっかり使って、時短しましょう。
③子供との時間を大切に
仕事は残業せずに割り切り、家事はできるだけ時短して、残った時間をできる限り子供のために費やしたいですね。私は週5日、平日に働いているので、平日起きている子供と接することができるのは、1日たったの3時間です。
たった3時間だからこそ、子供と会える時間は貴重で、私にとっては宝物です。といっても夜中まだ泣くこともありますし、仕事で疲れている私の睡眠時間も確保したいところ。
私は朝7時に子供と一緒に起きるので、朝ごはんの準備は前日の晩ごはんを温めるだけ。温める間に子供と一緒に着替えて、ご飯を食べます。
子供が食べるのに時間がかかると焦ってイライラしてしまうので、必ず隣で食べて、子供が順調に食べ進められるようにフォローしています。8時前には子供を送り出すので、たった1時間です。
朝の忙しい時間に子供に話しかけられたら、必ず目を見て返事をするようにして、話が一度で終わるようにします。これは子供のためにも良いですが、親としても話半分で聞いて対応して、子供の癇癪を起こさない為にも必要です。
18時にお迎えに行き、保育園の玄関で「おかえりのぎゅー」を10秒ほどしっかりします。家に入ってからも「ただいまのぎゅー」と「ただいまのチュー」をします。
それからご飯を作って食べ、お風呂に入り、だいたい20時頃に一緒に布団に入って寝ます。夜中は洗い物が終わっていれば、子どもと一緒に朝まで眠れるので、私も毎日10~11時間ぐっすりで寝不足のイライラもありません。
復帰に向けて必要なこと
ここまで読んでお気づきかもしれませんが、私は職場復帰には子供の協力が必要不可欠だと思っています。まずは子供に「ママは仕事に行っていること」と「ママはあなたを愛しているということ」をしつこいくらい理解してもらうことが大事です。
子供は賢いです。だからこそ、まずはお子さんに話しましょう。その上で、協力してもらえることはお願いしてみましょう。しっかり会話ができる月齢のお子さんでも「分かった」と言うまで何時間もかかるかもしれませんが、復帰前の時間のある時にたくさんお話しして、親子の絆を強めておきましょう。
そして、例えば出したおもちゃはすぐに片づけること、ご飯は集中して食べること、などの練習もできると、復帰にはますます心強いですよね。
ただし、あれもこれも!と復帰前にやりたいことを詰め込んでしまうと、ご自身にもお子さんにも負担になることがあるので気を付けてくださいね。ワーママさん、がんばりましょう!!










