大人が涙する絵本「だいじょうぶだいじょうぶ」
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子供よりも大人が感動すると話題の絵本「だいじょうぶだいじょうぶ」。
子供の頃、何か怖いことがあったり不安なことがあるとき、親からの「大丈夫」の一言で安心できた、という経験はありませんか?
「だいじょうぶ」とても強くて素敵な言葉ですよね。実は大人になった今こそ、誰かに言ってほしい一言なのではないでしょうか。
大人になると「大丈夫?」と聞かれることはあっても「大丈夫」と励まされることって意外と少ないもの。毎日の育児に悩んだり迷ったり、忙しい仕事に疲れていたりするパパママにこそ読んでほしい一冊です!
絵本作家いとうひろしさんってどんな人?
『だいじょうぶだいじょうぶ』の作者であるいとうひろしさんは、1957年東京都生まれ。早稲田大学教育学部を卒業。
やさしいタッチで描くあたたかみのある作風の絵本・挿絵の仕事で活躍中です。絵本にっぽん賞、路傍の石幼少文学賞、講談社出版文化賞絵本賞など、多数受賞されています。
いとうひろしさんの作品
- 『おさるのまいにち』シリーズ
- 『ごきげんなすてご』シリーズ
- 『マンホールからこんにちは』
- 『あかちゃんのおさんぽ①②』など
- 講談社「いとうひろし」講談社BOOK倶楽部(https://goo.gl/uRqYQj)
- 絵本館「作家プロフィール」絵本館(http://ehonkan.co.jp/authors/profile/ito_hiroshi.html)
- 絵本ナビ「いとう ひろし」絵本ナビ(http://www.ehonnavi.net/author.asp?n=285)
「だいじょうぶだいじょうぶ」ってどんなストーリー?
「ぼく」は成長していくうえで、怖いことや不安なことにたくさん出会います。でもその度に「おじいちゃん」が言う「だいじょうぶだいじょうぶ」の言葉に救われ大きく成長していきます。
二人のほんわかしたやりとりに癒され、「おじいちゃん」の「ぼく」に対する愛情や、二人のお互いを思いやる関係が心に響く一冊。
シンプルな線と優しい色合いで描かれた絵が、そのメッセージをより強く伝えてくれる作品です。
日常の景色の中に感じるあたたかさ
「ぼく」と「おじいちゃん」は仲が良く、毎日のように散歩に出かける二人。
おじいちゃんと散歩をしながら、いろんなものを見たり教えてもらったりしながらいろいろなことを学びます。
でも世の中には危険なことや不安なこと、難しいことがたくさんあることを知り、ぼくは自分が大きくなることに不安を感じます。そんな時にくれるおじいちゃんのやさしさにあたたかさを感じます。
読むだけで心が温まり優しい気持ちになれる本
この本を読むときは、ぜひ「ぼく」と「おじいちゃん」それぞれの立場から読んでみてください。
「ぼく」の立場で読むと、自分の親や祖父母を思い出して「自分もこういう風に育ててもらったんだなぁ」とありがたく懐かしい気持ちになります。
そして自分が大きくなり、今は昔より年をとった親。なんだかいろいろ考えさせられました。「おじいちゃん」の立場で読むと、子供を見守り育てていくことの大切さを感じます。
すぐに手を出して助けるのではなく、たとえ失敗しても怖いことも「だいじょうぶ」と見守る強さ。素敵ですよね。
そしてなんといってもこの本を読むと温かく、優しい気持ちになれます。疲れた時や何かに悩んでいる時「だいじょうぶ」と言い聞かせて筆者も過ごしています。
- 講談社「だいじょうぶ だいじょうぶ」講談社BOOK倶楽部(http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062528634)
- アマゾンジャパン「だいじょうぶ だいじょうぶ (講談社の創作絵本) 」amazon(http://amzn.asia/gOrdy7k)
「だいじょうぶだいじょうぶ」の口コミ
「だいじょうぶだいじょうぶ」を読んだ方の口コミをご紹介します。
①とにかく泣ける!
涙が溢れてとまりませんでした。子供に読み聞かせながら声が震えてしまいました。
日常にあらゆる危険が潜んでいるような昨今、ついつい過剰な心配をしていないだろうか、子供の不安をあおるような言動をしていないだろうか、と胸が痛くなりました。
そして、「だいじょうぶ だいじょうぶ」と見守ってくれる人が側にいたなら、子供はどんなに安心して過ごすことができるだろう、と・・
「だいじょうぶ だいじょうぶ」と、穏やかな笑顔で見守ってあげられる人になりたい。その大きな愛情を次の世代にも、伝えて生きたいと、思いました。 出典: www.amazon.co.jp
口コミを見ていると、自分自身の体験と絵本を重ね合わせて読んでいる人が多数でした。子供よりも人生経験をいろいろ積んだ大人のほうが感情移入できる本ということなのでしょうね。
②我が子もこう育って欲しい
子供に読み聞かせていましたが、最後のページを読んだとたんに、涙が次から次へとあふれてきてしまいました。自分でも絵本でこんなに涙が出るなんてびっくりしましたが、読んだあとはとても暖かな気持ちになりました。
娘にも、こんな風に育って欲しいと願っています。・・・それにはこのおじいさんのように接することが大事なんでしょうね。 出典: www.amazon.co.jp
最後のページ、おじいちゃんから教わった「だいじょうぶだいじょうぶ」の言葉で大きくなった男の子が、今度は入院しているおじいちゃんに「だいじょうぶだいじょうぶ」と励ましている場面にはジーンとさせられます。
③元気がもらえる!
子供にはまだ難しいかなと思いますが、読み聞かせる時に、大人である私が優しい気持ちになれますから、子供には早いかなとかよりも、それだけでも十分かなと思いました!
読んだあとに、よし!私も頑張るか!って思わせてくれます。 出典: review.rakuten.co.jp
自信がないときや不安なときに「大丈夫」といってもらえると勇気がでますよね。読み終わった後にママも元気を貰える本です。
④「だいじょうぶ」の言葉の力ってすごい!
「だいじょうぶ」という言葉の持つ力ってすごいですね。
介護をしながら、何もできない自分に自信をなくしていましたが、この本を読んだらなんか安心しました。
これからは、なにかあったら「だいじょうぶだいじょうぶ」・・・そうしたら元気になれる気がします。 出典: review.rakuten.co.jp
この絵本が教えてくれてるように、この世の中、大丈夫じゃないことなんて本当は少ないのかもしれません。
何かあっても「大丈夫!なんとかなる!」の精神で前を向かせてくれる絵本です。
子供は日々いろんなことを学んでいます
子供は普通の日常の中でいろいろなことを学んでいくでしょう。おじいちゃん、おばあちゃんを誘ってぜひ散歩に行ってみてください!
子供が大きくなってまたこの絵本を読んだときに、日常の幸せな光景を思い浮かべてくれたら嬉しいですよね☆