3. ただ褒めればいいわけじゃない!「褒め方」を工夫して
子供が思う「ママに褒めてもらいたい!認めてもらいたい!」という感情は思った以上に強いものです。
十分褒めてあげて、その感情を満たしてあげることは子供の根源的な安心感や自信、積極性を生み出す大切な条件になると言われていますよね。
けれども実際どうやって褒めたら良いのか分からない!
まさか毎日褒め続けるわけにもいかないし…。
やみくもに褒めるのではなく、効果的に褒めることが大切なのですが、具体的には何に気をつければ良いのでしょうか。
「頭がいいのね!」ではなく「よく頑張ったね!」
子供を褒めるときは、どう褒めるかではなく何を褒めるかに注意しましょう。
ある実験によると、「頭がいいのね」ともともとの能力を褒められて育った子は、「何かを学ぶこと」より「いい成績を得ること」に重点を置くため結果的に成績が伸び辛く、
「よく頑張ったね」とその努力を褒められた子は、何回テストを重ねてその成績が悪くても、粘り強く問題を解こうと努力を続けることができる、ということがわかりました。
子供を褒めるときは具体的に努力した内容を取り上げて褒めてあげましょう。
それによってさらなる努力を引き出し、難しいことにも挑戦できるのです。
褒めるタイミングや褒め方はそれぞれ違って当然
繰り返しますが、褒めるタイミングや褒め方はそれぞれ違って当然です。
以前できなかったことができたときや、子供が頑張った結果うまくいった時など思いっきり褒めてあげるようにしてください。
ただ褒めるのではなく、子供の努力を引き出すために「どう褒めるか」が親の腕の見せどころですね。
4. 「信じているから、好きにしなさい」
他人を信用し、自分も信用されることはとても大切ですが、親からの信頼は特別な意味があります。
親に信頼されて育つ子供は自己肯定感や自信に恵まれる上、「パパやママの期待に応えたい!」と、様々なことにやる気を出す確率が非常に高いと言われています。
子供の一番の応援団長であることを伝えよう
「親のどんな育て方がためになりましたか?」と聞いたアンケートで一番多かったのがこの「親からの信頼」という言葉です。
親から信頼されて育った子供は子供自身も親のことを信頼するため、どんなことがあっても強く優しい人に育つのです。
信頼を「言葉で」伝え、パパやママも子供にちょっとしたことでも嘘をつかず、日々誠実に接していくことで子供の信頼感を育ててあげましょう。
明るく強い子供に育てるために、まずはパパママが前向きになろう
日々子供と向き合っているとついつい子供とぶつかったり、強い言葉で叱ってしまうこともありますよね。
パパもママも完璧な人間ではないので、毎日完璧な子育てができないのは当然のことです。
子育てには様々な考え方があるとは思いますが、「子供を愛する」ということを一番大切にして、それを言葉で、行動で、子供に見せてあげてくださいね。










