夏のボーナス、どのように使いたいですか?
夏といえばボーナス。マイナビが2017年4月28日~5月1日に実施した同社会員向けの調査では、回答した会社員300名のうち約75%の会社員は「2017年はボーナス支給がある」と答えました。ボーナス支給はとても嬉しいもの。大切なボーナスをどのように活用するか悩みますね。
調査ではボーナス支給があると答えた225名にボーナスの使い道について聞き、以下のような回答が集まっていました。
- 貯金
- 旅行
- ローンの返済
- 生活費
- 教育費
- 投資
旅行やレジャーに使いたいという声がある一方で、毎月の生活費のマイナス分を埋めるために使いたいという声や貯金したいという声もあるようです。
ボーナスという響きは嬉しいものですが、家計をかえりみると一気に使う気持ちにはなれないという本音も見え隠れするもの。使い道は人それぞれです。
- マイナビ「夏ボーナスの使い道は?」マイナビニュース(http://news.mynavi.jp/news/2017/05/11/034/,2017年6月8日最終閲覧)
夏のボーナスの使い道ランキング
カカクコムが2016年5月24日から5月30日にかけて登録ユーザー2,407名を対象に実施した2016年の夏季ボーナス使い道調査では、以下のような用途にボーナスが多く消費されていることがわかりました。
調査結果と、インターネット上に投稿されたママの声をご紹介します。今年の使い道を検討中の方は参考にしてみてくださいね。
1位:貯金 75.5%
圧倒的に多く回答されていたのが「貯金」。ボーナスは大きな収入とはいえ、毎月の家計のことを考えると使わずに貯金する方が無難と考える方が多いようです。
インターネット上でボーナスについて話すママも「全額貯金」との声が多く聞こえます。子育て中の家庭ではとくに教育費や突然の出費に備えて貯金する慎重派が多くなりそうですね。
2位:商品やサービスを購入 67.6%
商品やサービスを購入する方も多いようです。月々で大きな出費をするのは難しくても、ボーナス支給月なら思い切って購入できる面もあるかもしれませんね。
家具や家電など金額が大きめの商品の購入や、焼き肉など少しゴージャスな外食をするという声も。欲しかった商品を購入したり、普段は控えている外食をしたりも楽しみの一つでしょう。
「ボーナスまで我慢しよう」と思っていたものがある方にとっては待ちに待ったボーナス支給です。
3位:国内旅行やレジャー 44.2%
国内での旅行やレジャーに使う方も。旅行も大きな出費になるので、月々の給料から積み立てて企画するのは大変ですよね。ボーナスで好きな場所に旅行できると、日々の疲れも癒やされそうです。
出産前のママからは「出産前最後の旅行に」という声も。子育てで大忙しになる前に、楽しい思い出作りに使うのもよいですね。体調に気を付けて楽しみたいものです。
子育て中の家庭にとっても、家族での楽しい思い出作りにボーナスが役立ってくれそうです。
4位:ローンの返済 35.9%
家や車などのローンをボーナス払いするという方も。家や車は大きなローンなので、なるべく早く払い終わりたいもの。今贅沢するよりも早く返済して利息分を安くしたいと考えるようです。
車の場合はローンの他に維持費のことも考慮する必要があり、ローン返済以外のお金も取っておくという家庭もありました。ボーナス自体は大きな収入でも、年間の出費を考えると計画的に使いたいということでしょう。
5位:子供の教育費 31.0%
毎月の給料から子供の教育費の貯金まで捻出するのは大変ですよね。ママたちの中には、ボーナスを子供のために貯金することで、教育費をためている方もいるようです。
子供の教育費は子育て家庭にとって大きな貯金目標になっているケースが多いよう。大学教育まで受けさせたいと考えると特に、まだまだ赤ちゃんでも「貯金しなくては」と思わせられますね。
6位:金融商品の購入や外貨預金 14.3%
貯金のほかに株を買って資産運用している家庭もあるようです。リスクがあるものですが、利益があれば貯金よりもお得になる場合があります。株主優待などの特典がある企業もあるため、お得に活用している方もいるようですね。
あとはうちも株を細々とやってますが私はよくわからないのでノータッチです。うちも時々、株主優待の恩恵に預からせてもらっています。
あとは確定拠出年金をやるだか?やってるだか言ってました。
預金と違い、元本割れしてしまう場合があるため、生活に必要な資金を投資するのは避けたいもの。ボーナスでお財布に余裕が出た時には、チャレンジしてみてもよいでしょう。
7位:海外旅行 12.3%
国内旅行の方が多いものの、海外旅行に使うと答えた方もいました。ハワイやグアムなど南の島に出かけたり、行ってみたかった地域にチャレンジしてみたりするようです。
子連れでの海外旅行はハードルが高いと考えられやすいですが、少し大きくなってきて飛行機に乗れるようになったら近場から挑戦してみるのもよいかもしれませんね。
グアムなど日本から近い地域であれば、国内旅行と変わらない時間で到着できる場所もあります。無理のない場所から、家族の楽しい思い出作りに行ってみてもよいでしょう。
8位:金融商品(投資信託、株式等)の補填 9.5%
すでに購入している株式などを補填するために使うという声も。少しでも配当金や利益を多くするためにボーナスを利用する人もいるようです。
9位:新規ローンを組む 4.3%
ボーナスを使って新しく大きな買い物をしてローンを組むという方も。頭金にボーナスを使えば、月々払いが少なくて済むのがよいですね。
- カカクコム「自由に使える金額:ボーナスを消費に回せる人の割合は改善するも、金額は減少」価格.com(http://kakaku.com/research/report/093/p02.html,2017年6月8日最終閲覧)
貯蓄にも目を向けつつ「プチ贅沢」もいいかも?
堅実派が考える夏のボーナスの使い道は「貯蓄」が圧倒的に多いようです。子育て家庭では今後の出費が増えてくる見通しがあることから「将来のために貯金したい」という考えを持つ方も多いと推測できます。
一方で「焼き肉」「旅行」など楽しい思い出作りに使いたいという声も目立ちました。せっかくの特別な収入。家族で楽しい時間を過ごすために使うのもよいものですよね。
ボーナスを手にした方は、今年の使い道について家族で話してみてはいかがでしょうか。