赤ちゃんのために、妊娠中の体重管理は大切
妊娠中に気になる「体重管理」。みなさんはどのように行っていますか?妊娠中は赤ちゃんの体重や羊水、胎盤、血液の増加で自然に体重が増加します。それ以外にママの脂肪による体重増加もあります。
ママの妊娠前の体形によって、推奨される体重増加量は異なります。以下の基準を参考にしてください。
- やせ型(BMI18.5未満):9~12㎏
- 普通(BMI18.5~25.0未満):7~12㎏
- 肥満(BMI25.0以上):個別対応
妊娠中はお腹の中の赤ちゃんを育てるために、妊娠前より多くのカロリーを必要とします。しかし「いくらでも食べてよい」というわけではなく、妊娠初期、中期、後期と時期によって必要とされる付加量が決められています。
- 妊娠初期(16週未満):50kcal
- 妊娠中期(16~28週未満):250kcal
- 妊娠後期(28週以降):500kcal
上記のカロリーを上乗せして取るよう意識しましょう。「妊娠中は2人分食べて」という言葉をかけられることがありますが、必要以上に食べてしまうと肥満に結びつく可能性があるため、注意が必要です。
基準以上の「太りすぎ」に注意