- 妊娠したこと
- 出産予定日
- 育児休業を取りたいこと
- 〇歳頃に復帰したいこと
- 迷惑をかけて申し訳ない気持ち
この5点を丁寧に書くと良いと思います。要望を明確にしていることで職場の方の理解も得られやすいですし、産後の復帰がしやすいと思います。
例えば、急に起こりうる切迫流産など入院が必要で会社を休む場合は、こういった早めの報告があると理解を得やすくなりますね。
会社に言うタイミングはいつがよい?
妊娠を会社に言うタイミングは、基本的には安定期に入る妊娠16週目ごろとされています。
しかしつわりがひどかったり、体調が優れない日が続いたりするようなら早めに伝えましょう。特に妊娠初期の4~15週目は、急な体調の変化が起こりやすいもの。早めに伝えておけば業務を交代してもらったり、休ませてもらったりしやすくなりますよ。
妊娠を会社に言うタイミングで大切なのは、業務に支障をきたさないように余裕を持って伝えることです。
- 厚生労働省「妊娠中の身体の変化と対応ポイント」(https://www.bosei-navi.mhlw.go.jp/kaigo/henka/,2023年1月31日最終閲覧)
会社に妊娠報告をする際の送付相手別の文面集
それでは会社に妊娠を報告するときの文面について、送付相手別に具体的な例をあげながら解説していきます。
総務部(人事)へ送るときの例文
まずは総務部(人事)へ妊娠報告を送るときの文面から見ていきましょう。
- 「部長にはご報告いたしましたが、先日、妊娠◯か月目であることがわかりました。出産予定日は◯月◯日とのことです。産休・育休を取得したいので、必要な手続きがあればご連絡いただけませんでしょうか。」
- 「私事ですが、この度妊娠をいたしました。出産予定日は◯月◯日ですので、◯月以降、産休・育休を取得させていただく予定です。必要な手続きがあればご教示ください。」
総務部や人事に妊娠報告をする際には、文面に健康状態や産休・育休の予定など、連絡したいことを入れましょう。またメールの件名に「報告」と入れるとわかりやすくなります。
上司へ送るときの例文
次に上司に妊娠報告を送るときの文面の例を紹介します。
- 「先日、妊娠◯か月であることがわかり、出産予定日は◯月◯日とのことです。◯月より産休・育休を取得したいと思っています。またつわりがひどいため、今後の業務についてご相談させてください。」
- 「私事ではございますが、この度新たな命を授かりました。出産予定は◯月◯日です。なにかとご迷惑をおかけするかと存じますが、よろしくお願いいたします。略儀ではございますがメールにてご報告申し上げます。」
会社の上司に妊娠を言うタイミングは、総務部や人事よりも先にするようにしましょう。
直属の上司であれば、会社に言うよりも前のタイミングで伝えたほうが角が立たないはずです。また今後の業務についての相談があれば、メールで伝えるか、お時間をいただけるようにメールで伝えてください。
同僚へ送るときの例文
次は同僚に妊娠報告を送る場合の文面例です。
- 「お疲れ様です。突然のご報告ではございますが、この度妊娠いたしました。出産予定日は◯月◯日です。産休・育休の取得の際の業務引き継ぎにつきましては、追ってご相談いたします。」
- 「私事ではございますが、妊娠いたしまして、◯月◯日が出産予定日です。産休・育休の取得を考えておりますので、業務の調整にてご協力をお願いすることがあるかと存じます。ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。」