出産時の「会陰切開」は、やっぱり痛い…?
初めての妊娠時は、出産の痛みというものが想像できないため特に痛みに弱い方は、恐怖すら感じるのではないでしょうか。
「鼻からスイカが出る痛さ」「腰を何かで殴られているような感じ」というような例えをする先輩ママもいます。実際に、筆者の友人は「拳銃で撃たれたのかと思った」なんて語っていました。
また出産だけでなく、「会陰切開」が気になるプレママもいるようす。妊活、妊娠、子育て中の女性向けアプリ・ママリにもこのような気持ちが投稿されました。
このように「会陰切開」がどのようなものなのか心配になる声があがっていました。出産の痛みはなかなか想像できませんが、赤ちゃんの出口を切るなんて聞いただけでものすごく痛そうですよね。
しかし「会陰切開」は必ずしも行うものではありません。筆者は3人子供を産みましたが、会陰切開はやりませんでした。
というよりも、1人目と2人目はいきみすぎて裂けてしまったのです。そのため会陰切開は行いませんでしたが、縫合はしました。
人によって出産は異なりますが、先輩ママたちは「会陰切開」を経験して、どのような感想を持ったのでしょうか。
先輩ママの「会陰切開」はこうだった
できるなら「会陰切開」を行わないで出産に臨みたいところ。出産前に「会陰マッサージ」を行い、出口を柔らかくする人もいるそうです。
では、先輩ママたちはどのように「会陰切開」の痛みを乗り越えたのでしょうか。さっそく声を聞いてみましょう。
陣痛で分からないと言うけれど…痛かった
会陰切開をおこなった先輩ママは、やはり痛かったようです。人によっては陣痛の痛みが強くて切られたことが分からないという声も聞きますが、こちらの先輩ママは切られたことが分かったんですね。
出産は陣痛の痛みだけでなく、違う痛みもあるのでママたちは命がけで出産に臨んでいることがわかります。
切るよりも…
こちらの先輩ママは、会陰切開よりもその後の縫合が痛かったそうです。会陰切開をするときは陣痛の痛みもありますが、縫合時は落ち着いているので痛みを感じやすかったのかもしれません。
筆者は、出産の痛みで麻痺していたのか縫合は痛くありませんでした。しかし糸で縫われている感覚は分かり、今でも覚えています。
一ヶ月も痛かった
こちらの先輩ママは、会陰切開は痛くなかったそうですが先ほどのママ同様に縫合時が痛かったようす。
それだけではなく退院するまでつらかったようで、なんと一ヶ月も痛みが続いたんだとか。出産のときだけでなく、産後も長期間痛みがあるのは大変ですね。
思ったよりは痛くなかった
同じ会陰切開でも、切る先生や先輩ママによって感じ方は違うのでは?とのこと。
こちらの先輩ママはかなり切られたそうですが、思ったよりも痛みはなかったと話しています。予想よりも痛みが少ないと感じられた先輩ママはラッキーかもしれませんね。
縫うのと抜糸が痛かった
痛みを感じることはなかったけれど、切られた感覚はあった先輩ママ。他の先輩ママと同じように縫合と抜糸は痛かったそうです。
今は溶ける糸を使用している病院もありますが、抜糸を行うこともあるのですね。考えただけでも痛くなってしまいそうです。
終わった後が痛い
切られたときは分からなかったけど、終わった後が痛かったそうです。会陰切開を行うとき麻酔をする病院もあれば、しない病院もあるんだとか。
できるなら麻酔をしてほしいですが、どちらにしても会陰切開は痛いようです。筆者の場合、麻酔をされたのかどうかすら分かりませんでした。同じように終わった後が痛く、動くのがつらかった覚えがあります。
冷たい感覚が会陰切開
先輩ママの友人は、ひんやり冷たい感じがしたのが会陰切開だったんだとか。人によって本当に感じ方が違うものなんだと思いました。
そして大変な出産なのに、会陰切開をしている感覚がわかる冷静さは素晴らしいですね。
裂けてしまった…
そんなんなるなら一瞬の痛みなら切開して欲しかったとすごく思います( ; ; )
会陰切開が間に合わなかった先輩ママは、裂けてしまったそうです。裂けてしまうと会陰切開よりも治りが遅いようす。
産後2ヶ月も歩行困難になってしまった先輩ママは、出産以上に大変な思いをしてしまったとか。筆者も同じく裂けてしまったので、つらさがとても分かります。特に、一人目のときはひどく裂けてしまいとても痛かったです。座る時は必ずドーナツ型のクッションを使っていました。
早く切って欲しかった
でも産後1ヶ月くらいずーっと痛かったです。ドーナツクッションと痛み止めが手放せませんでした。授乳中が一番辛かったです…。
陣痛の痛みはつらかったようで、早く産まれてほしかった先輩ママは思わず「早く切ってー!」と願ってしまったそうです。
ほかの先輩ママと同じように産後も痛みが続いたということで、ドーナツ型クッションと痛み止めが手放せなかったとのこと。
出産後も痛みと戦わなくてはならないママたちは、たくましいの一言に尽きます。
生まれる寸前に会陰切開
顔の横にお手手くっつけてたらしいので
うまくでてこられなかったらしく(笑)
麻酔なしで、頭が出てくる時瞬間に切られましたよ!
2センチくらいだったかな?
縫われるときに麻酔されたけど、
引っ張られる感じがして痛かったので
痛い!って行ったら麻酔追加されて
縫われましたよ!
溶ける糸だったので、抜糸なしです。
裂けるより切るほうが治りが早くて
退院頃には痛みなくなって
違和感だけでした!
赤ちゃんが生まれるとき、手を顔につけていたためなかなか出てこなかったんだとか。そのため生まれる瞬間に会陰切開をしたようです。
頭が大きい赤ちゃんが出にくくなることはありますが、手を顔につけてるなんてこともあるのですね。
筆者も先輩ママがいうように、溶ける糸を使っていたので抜糸はありませんでした。抜糸が無いのはありがたいですよね。
気負いせず、出産に臨みましょう
出産を経験した先輩ママたちでも会陰切開に痛みを感じる人、切ったことが分からなかった人、縫合が痛かった人など、それぞれ違いがあることが分かりました。
筆者自身も3回出産を経験しましたが、一人として同じ出産ではありませんでした。1人目2人目は裂けてしまったのですが、3人目は裂けず会陰切開もなかったです。
幸い赤ちゃんの頭が小さかったこと、いきむ時間が短く済んだので痛みがありませんでした。産後もドーナツ型クッションを使わずに座れましたし、退院後も治りが早かったです。
出産は命がけですが、あまり気負いせず赤ちゃんに会えることを楽しみにして臨みましょう。