子供に何と呼ばせるか考えていますか?
子供が成長し言葉らしきものを話し始めると、「はっきりと聞き取れる単語を話すのはいつかな?どんな言葉を最初に言うかな?」とわくわくしてしまいますよね。
そんな待ち遠しい気分になりながら、ふと考えるのが「自分たち親のことを何と呼ばせるか」という問題。
パパ・ママ?それともお父さん・お母さん?自分は〇〇と呼んでいたけれどどうしよう…となりませんか?よく考えてみると、実は意外と親の呼称って多いものですよね。
そんなときは、周りの先輩ママたちがどのように呼び名を決めたのか参考にしてみましょう。
今回は女性向けアプリ「ママリ」に寄せられた、親の呼び名に関しての体験談をまとめて紹介していきます。
親の呼ばせ方はこんなにあります!先輩ママの体験談8選
先輩ママたちが、自分や旦那さんのことを子供に何と呼ばせているのか紹介します。
寄せられた回答を読んでみると、皆さんさまざまな理由で呼んでほしい呼び名を決定していました。
「そうか、確かにそう呼んでもらえたらうれしいな」と思うような呼び名もたくさん挙がっていましたよ。皆さんはどのように子供に呼んでもらいたいですか?
1.パパ・ママ
でも「お父さん=パパ」「お母さん=ママ」は理解しているみたいなので修正もしやすいかなって思ってます🙂

まずは多数派の「パパ・ママ」という呼ばせ方。「言葉を覚えたての子供でも発音しやすそうだから」という意見が非常に目立ちました。
子供からしてみるとたしかに一音のみの繰り返しなので、喃語(なん語)をしゃべっている段階から大きくステップアップする必要なく呼べるかもしれませんね。
また、回答者のママのように「保育園等でパパ・ママと呼ばれるので混同しないよう自宅でも統一させている」という声もよく見受けられました。
両親たちの次に一日の時間を長く過ごす人たちからどう呼ばれるか、というのも決め手の一因としては大きいようです。
2.パパちゃん・ママちゃん
こちらは「パパ・ママ」から派生して「ちゃん」がついたパターン。実は我が家の娘も常時ではないですが、私や旦那のことを「パパちゃん・ママちゃん」と呼んできます。
最初は自分自身のことを「〇〇ちゃん」と言っていたのと同じ感覚で「パパちゃん・ママちゃん」と言っているようでしたが、最近はお友達のことを呼ぶようなニュアンスで親に呼びかけたい場合や甘えたいときなどに意識して使っている、そんな印象を受けます。
自宅以外の公の場で、大きな声で呼ばれると少し気恥ずかしいときもありますが、ニコニコ笑顔で「パパちゃん!ママちゃん!」と言ってくる姿を見てはかわいいな~、と親バカぶりを炸裂させています。
3.お父さん・お母さん
「パパ・ママ」と同じく多数派の呼び名である「お父さん・お母さん」。「聞き慣れていてしっくりくるから」、「自分自身が両親のことをそう呼んでいたので」などさまざまな意見がありました。
私自身、親のことを「お父さん・お母さん」と呼んできました。以前どうしてそう呼ばせることにしたのかを聞くと、「子供の性別関係なく、大きくなっても呼び名を言い換える必要に迫られることが少なくなるので、そう呼ばせていた」と話してくれました。
たしかに振り返ってみるとその通りだったので、だからこそ親の呼び名として多数派であるのだなと感じました。
言い始めの頃、舌足らずでうまく言えていない子供を見かけるときゅん!としてしまう方も、もしかすると少なくないのでは?
4.とーしゃん・かーしゃん
「お父さん・お母さん」がきちんと言えるようになる過程での「とーしゃん・かーしゃん」。回答者の方の文章内にある「とーたん・かーたん」もそうですが、にザ・舌足らず!という感じでとってもかわいらしいですね。
頭の「お」が取れてより親近感のあるような響きが、子供にとっても言いやすいのかもしれません。
もともとは「お父さん・お母さん」と呼ばせたいということなので、いつかは発音が上手になって「とーしゃん・かーしゃん」と子供も言わなくなってしまうことで、成長を感じられる喜びと、かわいらしく言っていた頃がもう戻ってこない寂しさも味わえそうですね。
5.父ちゃん・母ちゃん
「パパ・ママ」と呼ばれるのが何だか違和感、けれど「お父さん・お母さん」だとかしこまりすぎている感じがるから…、という理由が目立ったのが「父ちゃん・母ちゃん」と子供に呼んでもらいたい男の子のママたちの声。
「お」を取ってしまうと一気にフランクな聞こえになるので、小さな子供が口にしても違和感は少なめです。
アニメ「クレヨンしんちゃん」の主人公、しんのすけも「とおちゃん・かあちゃん」と言っているので、いつかアニメを見たときに「自分と一緒の呼び方をしている!」と思うようになるかもしれませんね。
6.とと・かか
ここからは少し珍しい少数派の呼び名を紹介します。
まずは「とと・かか」。新しく生まれた呼び名かと思いきや、昔の日本では普通に使われていたようです。
「パパ・ママ」同様、一音の繰り返しなので子供にとっては比較的呼びやすそうですね。
いずれ呼び名を変更することにはなってしまいそうですが、小さい子供が「ととー!かかー!」と大声で呼んでくれると、思わずふふっとなってしまいそうです。
7.おとー・おかー
次に紹介するのは「おとー・おかー」。「お父さん・お母さん」の変形版と言えそうですが、「さん」を取ったこのバージョンは「父さん・母さん」ほどは見かけませんでした。
日本の昔話の主人公などが「おっとう・おっかあ」と呼ぶのを見聞きしたことがあるので、どこか懐かしさも感じられます。
「お父さん・お母さん」と呼ばせたいけれど、長くて言いづらそうにしている子供の場合、最初に「おとー・おかー」と呼ばせて、慣れてから「お父さん・お母さん」とステップアップさせるのも良い方法かもしれませんね。
8.ちち・はは
最後に紹介する少数派の呼び名は「ちち・はは」。ちょっぴり古風な響きが日本らしさを感じます。
30代以上のママはずいぶん前にやっていたお昼のドラマ「ぽっかぽか」で主人公夫婦の長女が親のことを「ちちー!ははー!」と呼んでいたので、もしかすると懐かしさを感じる人もいるかもしれませんね。
小さな子供が「ちち・はは」と言うと少しかしこまりすぎなのでは?とも思いますが、いずれ受験や就職活動の面接等で親のことを必然的に「父・母」と呼ばざるを得ない場面がきます。
そのときなかなか言い換えられずに苦労させてしまうよりは、すんなりとマスターしてくれる小さいうちから呼ばせておくのも賢い選択と言えるのかもしれませんね。
しっくりくる呼び名を探してみましょう
子供に親のことををどう呼ばせるかは、性別や家族構成、親の価値観などで各家庭違ってくるものです。
単に一時の憧れなどだけで決めてしまってもなんだか違和感があったり、子供が大きくなった際に恥ずかしさを感じてしまったりして呼んでくれなかったりと弊害が生じる場合も。
旦那さんとよく話し合い、しっくりくる呼び名を探して決めてあげてくださいね。子供がつたないながらも一生懸命呼んでくれる姿は本当にかわいいですよ。