入園式!保育園と幼稚園を徹底比較!
お子さんが保育園に通い始めるときに、気になるのは入園式があるのかどうか。
幼稚園の入園式といえば、お母様方が正装して門の前で写真を撮っている…そんなイメージを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。では、保育園の入園式はどうなのでしょう?
ちょっと気になる保育園の入園式についてまとめました。
比較1☆日程について
日程にもちょっとした違いがあります!!
保育園の場合
保育園は、年度の変わり目の4月1日から通園するのが一般的です。通園初日に入園式が行われる保育園も少なくありませんが、あえてその日をずらして落ち着いてから式を行う園もあります。
多くの場合、4月の第1週までには行われることが多いようです。しかし、保育園は「保育に欠ける」ということが入園の条件にあることから、当然ながら保護者が入園式に参加できないことも想定されます。
そのため、必ずしも入園式が行われるとは決まっていません。大きな入園式を行わずに、保護者参加自由という形で、子どもたちだけで入園をお祝いするという保育園もあります。
定員の空き状況や、保護者の就労状況によって途中入園も多い保育園ですが、その場合は入園式は行われず、翌年4月の入園式に参加することもあるようです。
入園が決まったら、保育園に尋ねてみるのがよいでしょう。
幼稚園の場合
一方、幼稚園の入園式は4月に行われる、その地域の小中学校の入学式と同じ頃に行われます。
秋頃に途中入園を募集する幼稚園もありますが、その場合多くは翌年4月の入園式に参加することが多いようです。
比較2☆式の雰囲気は?
何となく雰囲気の違いは想像できますが、実際にはどうなのでしょう?
保育園の場合
保育園の入園式の内容や雰囲気は園によって異なりますが、園長先生の挨拶、来賓挨拶、保育士の紹介、在園児の歌、写真撮影などが行われるようです。
ただし、入園児が0~5歳と幅広く、就労している保護者のことを考慮して、短時間で簡単に行われることが多い印象を受けます。
幼稚園の場合
一方、幼稚園でも入園式の内容はほぼ同様ですが、行われる場所が講堂であったり、式典として盛大に行われることが多いです。
親御さんの記念のためにも盛大にやるといった感じでしょうか。
比較3☆服装は?
入園式の雰囲気の違いと同じく、服装にも若干の違いがあります。
保育園の場合
保育園の入園式での服装はそこまで華やかに着飾る必要はありません。
働いているお母さんは、入園式後に仕事に行くお母さんも多いので、普段どおりの服装でいいという園も多いようです。
あまりにカジュアルだと逆に目立ってしまいますが、家庭の事情に合わせて選んでも大丈夫です。
どんな雰囲気なのか事前に保育園に確認してみると安心できるかも知れませんね。
幼稚園の場合
幼稚園の場合は「学び舎に入学させる」といった心持ちのママも多く、保育園と比べると正装で着飾る方が多い印象を受けます。
比較4☆保護者の参加は?
一番気になるのが両親の参加が必須かどうか?だと思います。共働きの家庭はどうしているのでしょう。
保育園の場合
保育園は働く両親が子どもを預ける場所です。そのため、両親揃って仕事を休んで入園式に参加するという決まりはなく、参加したい人が参加すればいいと考えられています。
仕事の都合を考慮して土日に入園式が開催される保育園や、平日の短い時間に行う保育園もあるので、時間の都合が合えば、両親そろって参加することもできます。
入園式におじいちゃん・おばあちゃんが参加するご家庭は少数派のようです。
幼稚園の場合
幼稚園の入園式は大々的に行われるため、両親揃って参加するご家庭が保育園に比べるとかなり増えてきているようです。
こちらもおじいちゃん・おばあちゃんの参加は少数派のようです。
知っておきたい!認可保育所と認証保育所の違い
一言で「保育園」と言っても実は2種類あります。
- 保育所には認可保育所
- 認証保育所などの認可外保育所
上記の入園式については、認可保育所を前提として記述しています。
認証保育所は、産休明けから預かってもらいたい、夜遅くまで預かってもらいたいという保護者のニーズを適えた東京都が独自に認証した保育所のことを指します。
4月時点で認可保育所に入所できなかった保護者が年度途中に入所するということも多くあります。
入園時期が異なることや、朝早く夜遅くまで働いている保護者の都合を考慮して、入園式を行わない施設・子どもだけで入園お祝い会を行う施設も多いそうです。
お子さんにとっての出会いの春をお祝いしましょう!
保育園の入園式は、その園によって式自体の有無や、その規模や雰囲気はさまざまです。
ですが、お子さんにとってはお母さんの手を離れて初めて通う第一歩!ぜひ、ご家庭でお祝いして、お子さんの保育園デビューを楽しい想い出で飾ってあげてくださいね♪