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監修:齋木啓子

赤ちゃんの発熱、家庭でできるケアと受診の判断基準

一般に「発熱」とは、脇の下での計測で37.5℃以上、または日頃の体温より1℃以上高いときをいいます。赤ちゃんが熱を出すことはめずらしくありませんが、ママとしては心配になりますね。家庭で赤ちゃんにしてあげられるケアや、受診をするか判断する際のポイントをまとめてお伝えします。

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赤ちゃんが発熱する原因

赤ちゃんが発熱する原因のほとんどは、体内に侵入した細菌やウイルスによる感染症。異物を体の中から出そうとする免疫反応によって、体温がいつも以上に高くなるのです。つまり、熱は体を守るために起こるもので、熱自体が悪者というわけではありません。

熱が出る感染症は、いわゆる風邪から各種のウイルスによる気管支炎や肺炎、溶連菌感染症、ヘルパンギーナなど、たくさんのものがあります。具体的にどのウイルスや細菌が発熱の原因になっているのかは、医師に診断してもらわなくてはわからないのです。

出典元:

こまめな水分補給と、全身状態に合わせたケアを

赤ちゃんが発熱したときには、以下のポイントを心がけながら様子を見守りましょう。

こまめに水分補給をさせる

哺乳瓶 PIXTA

発熱すると、多量の汗をかく場合があり、水分補給はとても大切。赤ちゃんの体の80%は水分ですが、皮膚の面積が大きいために体表から水分を奪われやすい特徴があります。そのため、大人より脱水(水分不足)を起こしやすいのです。赤ちゃん向けのイオン飲料や経口補水液がおすすめですが、母乳やミルク以外を飲めないなら、無理に飲ませなくてもかまいません。

また、発熱時はよく汗をかくため、服の着せすぎにも要注意。汗でぬれたら、早めのお着替えを。

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記事の監修

家庭医、在宅医

齋木啓子

2004年島根医科大学卒。独立行政法人国立病院機構姫路医療センターにて初期研修、CFMDにて家庭医療後期研修および在宅フェローシップ、Leadership Training Fellowship-distant(LTF-distant)修了。
12年にふれあいファミリークリニックを開設し、院長として勤務。17年にEU Business SchoolにてMaster of Business Administrationを取得し、LTF-distant運営・指導に当たっている。現在は悠翔会在宅クリニック新橋で院長として勤務。
家庭医療専門医、在宅医療専門医、経営学修士。

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本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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