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毎日6kgの重さを背負って通学?ランドセルに関する調査結果と、適切な選び方とは

PIXTA

背中の位置で安定しないランドセルを背負い続けていると姿勢の崩れにつながったり、自然と安定感を求めて肩ベルトを持つ癖がついたりします。なるべく横揺れが少なく、ぐらつかないものを選ぶことで正しい姿勢で背負えますよ。

また、下ベルトが脇腹や横腹に当たるなどして金具が体に当たり痛みを感じると、その痛みを避けようとして背負うようになり、姿勢がおかしくなってしまやすくなります。金具の位置や当たり具合・食い込み具合も一緒にチェックしておきましょう。

4.重りを入れて背負ってみる

ランドセルを試着する際は、なるべく普段の通学シーンに近づけて背負ってみるのが大切です。空っぽの状態と中身が入ったときとでは重みの感じ方が全く違ってくるので注意しましょう。

ちなみに小学校1年生の5時間授業では約2㎏の教材を使用するそうなので、ランドセル売り場に重りが置いていない場合は500mlのペットボトル2、3本を入れて背負ってみると良いそうです。

体に負担をかけない背負い方

次に、体への負担が少ない背負い方を見てみます。

1.子供の服装、成長に応じてこまめにベルトの長さを調節する

株式会社セイバン

前述しましたが、ランドセルはこまめに肩ベルトの長さを調節しながら使用すると正しい姿勢で背負えます。

調節するときのポイントは、背負った際にランドセルが地面に対し垂直になっていること、 背中に密着していることの2点。

身長の変化があまりない時期でも、着る洋服の厚み(夏服と冬服)によって肩ベルトの調節を行う方が良いそうです。

2.重い荷物は背中側、軽い荷物は表側に置く&荷物は隙間なく詰める

ランドセルに入れる荷物の入れ方にもコツがあります。

重たい荷物は体側(ランドセルの背中側)に入れるよう意識すると、歩くときのふらつきが減り、余計な力を使わなくて良くなります。

またランドセルの中で荷物がガタガタ動いてしまうと、それを支えようとして無駄な力が肩などに入ってしまいます。なるべく荷物が動かないよう教材や筆箱の入れる位置を調整する、それでも空きスペースが多い場合は給食袋など軽くてかさばるものを中に一緒に入れてしまい、なるべく中身が動かないようにするのがよいそうです。

ランドセルに関する知識をママ・パパも身につけておきましょう

ランドセル PIXTA

想像以上に現代の子供が背負うランドセルの重さ事情は深刻です。だからこそ本当に子供のためを思ったランドセル選びをしたいものですね。

また、購入したあとのサイズ調節などをこまめにすることで、6年間しっかり負担なく使えるように正しい知識をインプットしておきましょう。子供が背負っている姿のチェックや肩ベルト調節をして、快適に背負えるようにしてあげると良いのではないでしょうか。

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