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監修:清水なほみ

【医療監修】食べづわりで我慢はしないで。耐えずに乗り切るためのヒント

妊娠初期に起こりやすいつわり。その中でも空腹になると気分が悪くなり、満腹になりすぎても気持ちが悪くなる「食べづわり」はやっかいな症状の一つです。「気分が悪くならないように、ずっと食べているため体重が増加してしまう」「仕事中には食べられない」など、不安は尽きません。つわりは一時的なものとわかっていても、少しでも楽に乗り切りたいですね。この記事では、食べづわりの対処方法をお伝えします。

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食べていないと気持ち悪い…。

食べていないと気分が悪くなる「食べづわり」。食べていると比較的楽とはいっても、食べ続ければ体重の増加が心配になりますよね。ママリに寄せられた声をご紹介します。

食べづわりで、妊娠初期から食欲は減っていないので、ここにきて体重増加に悩んでいます。
先日の健診で、増えすぎだと怒られ、キープするように言われました。
元々は、痩せている方で、食事制限などしたことがありません。
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妊娠初期です。
食べ悪阻でおなかもいっぱいなのに食べてしまい食べ過ぎて気持ち悪くなったり、食べてない時も気持ち悪いし最悪です。
前回の出産で16キロも太ってしまい、今回は増えたくない!と思いながらももう3キロ太ってしまいました…
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体重を管理したい中、食べづわりの症状に頭を抱えているママたち。吐き気はつらいものの、体重を増やすのは嫌…。自分でも歯止めがききにくい状況の中、医師からも叱られると余計に悲しくなりそうですね。

つわりの原因は諸説あるものの、根本的な解決は難しい

胃 女性 PIXTA

食べづわりになる要因としては、ホルモンの影響があるといわれています。また、妊娠中に消化管の活動が弱まることが胃の不快感につながる、あるいは日常のストレスがつわりの症状に関係しているという説も。

ただ、諸説あるものの詳しい原因については明らかになっておらず、つわり症状の根本的な解決は難しいのが実情です。

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記事の監修

ポートサイド女性総合クリニック〜ビバリータ〜 院長

清水なほみ

通常の婦人科診療のみならず、最新の脳科学×心理学×医学を統合的に駆使した診療を行う婦人科医。日本で100名しか習得者がいない、トランスフォーメーショナルコーチのテクニックを学び、診療の現場においても、3年間で延べ6000人の患者に同テクニックを用いて診療を行っている。
中学時代のいじめや研修医時代のうつ経験から、「病は気から」を科学的に解明するための研鑽を積む。何気ない会話の中で患者に気付きを与え、片頭痛やイライラをあっさり「忘れさせる」診療には定評がある。5分で病気の「本当の原因」を見抜くため、患者からは「先生は占い師ですか!」と驚かれる。

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出典元一覧

  • 日本医科大学多摩永山病院女性診療科・産科医局「周産期看護マニュアル よくわかるリスクサインと病態生理」(http://www2.nms.ac.jp/hahanet/sign1_1_1.html,2018年8月27日最終閲覧)
  • 市立大津市民病院「つわり(妊娠悪阻)の上手な過ごし方」(https://och.or.jp/dep/gyn/mor_sickness/,2018年8月27日最終閲覧)
  • 会沢産婦人科医院「妊娠生活」(http://www.aizawa-lc.jp/ninshin.html,2018年8月27日最終閲覧)
  • 浦野晴美 (監)、牧野直子「おなかの赤ちゃんが元気に育つ 妊娠中の食事と栄養」P164(学研プラス,2011年)
  • GAKKEN HIT MOOK「マタニティ2012:妊娠がわかってから産後までこの1冊におまかせ!」P34(学研パブリッシング,2011年)
  • ポートサイト女性総合クリニックビバリータ「妊娠初期のトラブル~つわり~」(http://www.vivalita.com/02/cat-203/post_140.html,2018年8月27日最終閲覧)
  • 産婦人科クリニックベル「ベル通信 Vol.011【2016年6月号】」(http://clinicbell.or.jp/3769/,2018年8月27日最終閲覧)

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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