妊娠初期症状と生理前症状との違い
妊娠初期症状と生理前に起こる月経前症候群(PMS)は症状が似ています。生理周期が安定せず排卵日の予測がしにくい方は、生理の遅れと思っていたら実は妊娠していたということも考えられます。
妊娠初期症状と生理前症状の違いを見極めるポイントは、排卵日後に高温期がどれくらい続いているかということです。高温期が14日以上続く場合は、妊娠している可能性があります。普段基礎体温を測っていないという方でも、毎日の体温の変化を観察してみるとよいでしょう。
- 竹内正人(監)「この1冊であんしんはじめての妊娠・出産事典」P18-19(朝日新聞出版,2016年)
- はなおかレディースクリニック「基礎体温と排卵日の予測」(https://www.hanaoka-ladiesclinic.com/funin/kiso.html,2018年11月14日最終閲覧)
妊娠初期症状はいつからあった?生理前とは違う?ママたちの体験談
妊娠初期症状は生理前に現れる症状と似ているため、いつもの生理前と同じような体調だと妊娠に気づかない人もいるでしょう。
妊娠周期が安定している人であれば、生理の遅れによって妊娠に気づきやすいかもしれませんが、生理が遅れやすい人や不安定な人は判断が難しいこともありますよね。
妊娠初期症状の出方や程度には個人差がありますが、症状はいつから現れるのでしょうか。ママたちの体験談をご紹介します。
生理予定日前から体調の変化があった
生理予定日の一週間前くらいから、いつもの生理前とは異なる体の変化に気づくことがあるようです。生理周期が28日の人で妊娠の可能性がある場合は、生理予定日一週間前は受精卵が子宮内に着床する頃でもあります。
生理予定日前後にいつもより少ない量の出血があったときは、不正出血の可能性があります。いつもと違う体調の変化と少量の出血があったら、妊娠検査薬を試してみるのもよいでしょう。
ドラッグストアなどで販売されている妊娠検査薬は、生理開始予定日の約1週間後から使用することが可能です。しかし、少しでも早く確認したいという方は早期妊娠検査薬と呼ばれる、生理開始予定日当日から使用できる検査薬を購入してみるのもよいでしょう。
生理予定日付近で症状が出始めた
妊娠していた場合、生理予定日付近になると少しずつ妊娠初期症状が出てくるという人がいます。人によって症状は異なりますが、つわりのような症状が出ることもあるようです。
生理予定日後に症状が出始めた










