離乳食期のケーキはベビーダノンなどヨーグルトをクリーム代わりに!
離乳食時期でも記念日に用意したいケーキですが、よく使われている生クリームは離乳食初期・中期・後期、完了期、全ての時期で食べることができません。そのため、ヨーグルトで代用するとよいでしょう。プレーンヨーグルトにフルーツを混ぜるとほのかな甘みを味わうことができるかと思います。プレーンタイプのヨーグルトであれば、生後7ヶ月頃~8ヶ月頃のモグモグ期から与えることができます。
ヨーグルトをそのままトッピングすると水分が多く垂れてしまうため、水切りをして塗るとよいでしょう。水切りヨーグルトは、ざるなどにキッチンペーパーを敷き、ヨーグルトをのせて冷蔵庫で一晩おくとできます。生クリームのようにケーキに塗ることができ、ケーキらしい見た目を演出することができますよ。
また母子栄養協会によると、市販のケーキは2歳ごろからとしています。
- 小池澄子(監)「最新版 らくらくあんしん離乳食」177ページ(学研プラス,2017)
- パルシステム生活協同組合連合会「離乳食OK食材~選び方早見表~」(https://kosodate.pal-system.co.jp/kihon/zissen/okfoods/,2020年9月10日最終閲覧)
- 一般社団法人母子栄養協会「生クリームはいつから食べられる?」(https://boshieiyou.org/生クリームはいつから食べられる?,2020年9月10日最終閲覧)
- パルシステム生活協同組合連合会「キャンドルケーキ」(https://kosodate.pal-system.co.jp/recipe/recipe_564/,2020年9月10日最終閲覧)
インスタグラムで見つけた離乳食時期に食べられるケーキ!
インスタグラムに投稿されている、離乳食時期に食べられる手作りケーキを紹介します。ハーフバースデーやクリスマスとなど、イベントを盛り上げてくれるケーキを赤ちゃんも一緒に楽しめるとよいですね。
生後6ヶ月のハーフデーに!かぼちゃのおかゆケーキ
子供のハーフバースデーにmizueさん(@miz_hi)が作ったおかゆのケーキです。カボチャとキャベツとホウレンソウで作られています。ドットで描かれた、ホウレンソウの緑色が鮮やかでとてもかわいいですね。
野菜がミックスされたペーストで娘さんの食いつきがとてもよかったそう。いつもの離乳食の形をちょっとアレンジしただけで、ケーキの形に大変身。おかゆや野菜の型をお皿の上で取ると崩れる心配が少なそうです。
ニンジンとカボチャの離乳食ケーキ
うらちゃんさん(@march31_ura)が子供のハーフバースデーで作った、離乳食のケーキです。ニンジンのオレンジ色がとても鮮やかできれいですね。カボチャで作られた動物のマスコットもポイント。色鮮やかな野菜を使い、ペースト状にしたものを片抜きして使うだけでケーキ風に。せっかくの記念日に、ひと手間加えて盛り上げてみてくださいね。
まるでクリスマスツリー!コマツナとリンゴのツリーパンケーキ
こちらは1歳2ヶ月の子供にmika tsushimaさん(@mikatsushima_)が作った、クリスマスケーキです。小松菜とホウレンソウのペーストを混ぜたパンケーキに水きりヨーグルトとリンゴを挟んで作られています。
前述したようにまだ生クリームを食べることができない子供には、水切りヨーグルトを代用するとよいですね。甘いリンゴとさっぱりしたヨーグルトでぺろりと食べてくれそうです。また野菜の色味を利用して作っているのも、離乳食時期に作るケーキのポイントでしょう。
離乳食時期に食べられるケーキレシピ3選!
次に、離乳食時期に食べられるケーキのレシピを紹介します。市販の商品を使って簡単にケーキの生地を作ることができるメニューがありますよ。あまりケーキ作りをしたことがない方も、挑戦しやすいかと思います。ぜひ参考にしてくださいね。
離乳食後期レシピ(カミカミ期):顔をくり抜いたら本格的!「ハロウィン風ホットケーキ」
©和光堂
材料
- 赤ちゃんのやさしいホットケーキミックスかぼちゃとさつまいも:大さじ2
- 水:大さじ1
作り方
- 赤ちゃんのやさしいホットケーキミックスかぼちゃとさつまいもと水を混ぜ合わせる。
- ホットケーキを焼いて、顔の形にくり抜き完成。
赤ちゃんのやさしいホットケーキミックスかぼちゃとさつまいもは、生後9ヶ月の離乳食後期から与えられる和光堂の商品です。こちらの商品は、粉末状のため水で溶かすだけで生地のもとを作ることができます。材料には、国産のカボチャとサツマイモを使用しています。
いつも食べているホットケーキに優しいカボチャとサツマイモの味をプラスして、季節を感じることができる、ハロウィンにぴったりなケーキですね。
- Asahiグループ食品「赤ちゃんのやさしいホットケーキミックス」(https://www.wakodo.co.jp/product/babyfood/snack/hotcake/#183897,2020年9月10日最終閲覧)
離乳食後期レシピ(カミカミ期):フルーツやおやつを使って「クリスマスケーキ」
©和光堂
材料
- 手作り応援チンして蒸しぱん:1包
- 手作り応援ほうれん草と小松菜:1包
- 赤ちゃんのおやつ+Caカルシウムたまごボーロ:15個
- プレーンヨーグルト(無糖):80g
- キウイフルーツ:1枚
- バナナ:3枚
- イチゴ:1個
作り方
- ざるなどにキッチンペーパーを敷いてヨーグルトを入れ、一晩冷蔵庫において水切りする。
- 手作り応援チンして蒸しぱんを説明書通りに作り、冷まして上下に半分切る。
- 輪切りにしたキウイフルーツは種を取り除くよう切る。
- 輪切りにしたバナナの1枚を星形に型抜きする。
- 上下半分に切った蒸しパンの間にヨーグルトをぬり、バナナを2枚はさむ。
- 蒸しパン全体にヨーグルトをぬる。
- お皿に置いたら、赤ちゃんのおやつ+Caカルシウムたまごボーロを飾る。
- ヨーグルトクリームを絞り袋に入れ、ケーキの上をデコレーションする。
- 手作り応援ほうれん草と小松菜を15mlのお湯で溶き、クリームの上に飾る。
- 切ったイチゴを飾る。
- ケーキの中央にキウイフルーツと星形のバナナをクリスマスツリー風に飾り付けて完成。
手作り応援ほうれん草と小松菜(生後5ヶ月から)、赤ちゃんのおやつ+Caカルシウムたまごボーロ(生後7ヶ月から)、手作り応援チンして蒸しぱん(生後9ヶ月から)は、和光堂の商品です。蒸しパンは粉末状のため、牛乳で溶かして混ぜ、レンジで加熱するだけで作ることができます。こちらのメニューのようにケーキの生地として使うこともできますし、普段のおやつとしても食べられるでしょう。
緑色のデコレーションに使用した、手作り応援ほうれん草と小松菜は、ペースト状にしたホウレンソウと小松菜で代用しても問題ないでしょう。また、キウイフルーツは生後9ヶ月頃から与えられる果物です。酸味が強く苦手な赤ちゃんもいるため、食べられる時期になってから少しずつ与え、様子を見ながら使用するとよいでしょう。
- Asahiグループ食品「手作り応援」(https://www.wakodo.co.jp/product/babyfood/babyfood/tedukuri/#170620,2020年9月10日最終閲覧)
- 小池澄子(監)「最新版 らくらくあんしん離乳食」とじ込み・ウラ(学研プラス,2017)
- 和光堂「離乳食の食材チェックリスト」(https://community.wakodo.co.jp/community/babyfood/checklist/#check-08,2020年9月10日最終閲覧)
離乳食完了期(1歳以降~):ヨーグルトでクリーム風「デコレーションケーキ」
©和光堂
材料
- 赤ちゃんのやさしいホットケーキミックスプレーン:80g
- プレーンヨーグルト:100g
- キウイフルーツ:2分の1個
- いちご:6個
作り方
- ざるなどにキッチンペーパーを敷いてヨーグルトを入れ、一晩冷蔵庫において水切りする。
- 赤ちゃんのやさしいホットケーキミックスプレーンに水50mlを加えて混ぜる。
- 説明書通りに、ホットケーキを4枚焼く。
- ホットケーキに水切りしたヨーグルトをぬり、小さく切ったキウイフルーツとイチゴをのせて重ねる。
- 3枚分繰り返し、4枚目を一番上に乗せる。
- 4枚目にヨーグルトクリームをのばし、絞り袋でデコレーションし、イチゴを飾ったら完成。
たくさんのホットケーキが重なってとてもかわいらしい見た目の、デコレーションケーキです。使用されているホットケーキは和光堂の商品である、赤ちゃんのやさしいホットケーキミックスプレーンは、生後9ヶ月の離乳食後期から与えられるベビーフードです。粉末タイプのため、水で溶かしてペースト状にして焼くとホットケーキを作ることができます。
- Asahiグループ食品「赤ちゃんのやさしいホットケーキミックス」(https://www.wakodo.co.jp/product/babyfood/snack/hotcake/#183873,2020年9月10日最終閲覧)
スポンジやクリームは作る時期に合わせて作り方を工夫してみよう!
離乳食時期は食べられるものが限られてしまいますが、記念日だけでも特別な料理を食べさせてあげたいですよね。この時期にケーキを与えるときは前述したように、生クリームには注意して、水切りヨーグルトで代用するようにしてください。また、水切りヨーグルトは、ヨーグルトを一晩寝かせる必要があるため、前の日から準備しておくことが必要です。
前述した通り、無糖のヨーグルトは離乳食中期の生後7ヶ月から食べることができます。そのため、離乳食初期の生後5ヶ月ころにハロウィンやクリスマスがあるときは、インスタグラムの画像で紹介したおかゆや野菜で作るとよいですね。
離乳食の基本やレシピが月齢別に見られる和光堂のわこちゃんカフェ
日本で初めて育児用のミルクを販売した和光堂は赤ちゃんのためにとの思いから、全ての商品に置いて品質を高く保っています。そんな和光堂が運営しているわこちゃんカフェでは、自社製品である高品質のベビーフードを使用したレシピが多く紹介されています。
また、離乳食の基本を動画で分かりやすく説明し、食材のチェックリストも月齢別に説明しています。ぜひ、離乳食作りに迷ったら参考にしてみてくださいね。
(今回紹介したレシピの一部は和光堂様からご協力いただき掲載しております。)