偕成社
ノンタンシリーズ待望の新作
キヨノサチコさん著書の「ノンタン」シリーズ。新刊『ノンタンたいそう1・2・3』が、4月下旬に偕成社から発売されます。
1976年に最初の絵本『ノンタンぶらんこのせて』が刊行してから、2021年で45周年をむかえるノンタンシリーズ。筆者も小さい頃母親に読んでもらい、とても親しみのある絵本です。
懐かしいけれど、古さをまったく感じないところがノンタンのすごいところ。著者のキヨノサチコさんは2008年に亡くなられましたが、その後も世代を問わず愛され続けているベストセラー絵本です。
- PRITIMES「絵本「ノンタン」シリーズの新刊『ノンタンたいそう1・2・3』4月下旬発売!GWから全国巡回の原画展も開催!」(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000026693.html,2019年4月16日最終閲覧)
ノンタンってどういうお話?
白い子猫のノンタン。ちょっといたずらっ子で、いつも元気いっぱい。ノンタンシリーズはノンタンを中心に、妹のタータンや仲間たちが登場する物語。
ときにはいじわるをしてみたり、おねしょをしてしまったり、失敗することもたくさん。そんなノンタンのお話には、キヨノサチコさんの想いがたくさん込められています。子育てを頑張るママ、パパには子供と同じ目線で子育てを楽しもう、焦る必要なんてないよという気持ち、子供たちには自由にたくさん失敗しながら大きくなろうねという気持ちを伝えてくれています。
- 偕成社「みんな大好き!ノンタン」(https://www.kaiseisha.co.jp/,2019年4月15日最終閲覧)
『ノンタンたいそう1・2・3』
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今回発売になる『ノンタンたいそう1・2・3』、表紙にはノンタンと妹のタータンが登場。カラフルな色合いに、きっと子供たちも興味をもってくれると思いますよ。
ノンタンの絵本は小ぶりなので小さな手でも持ちやすく、バッグにも入れやすい大きさ。子供はつい乱暴に絵本を扱ってしまいますが、しっかりした表紙なので破れにくいのも、ママにとってはうれしいですよね。
原案は『ノンタン・タータンあそび図鑑』
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2003年に出版された『ノンタン・タータンあそび図鑑』はノンタン、タータン、仲間たちと一緒に遊びながら勉強ができる絵本です。英語や算数、手話もあり、楽しみながら自然と学べるのが特徴。今回発売する『ノンタンたいそう1・2・3』は、この『ノンタン・タータンあそび図鑑』に収録されていたものです。
著者のキヨノサチコさんは2008年に逝去されていますが、この『ノンタン・タータンあそび図鑑』の「ノンタンたいそう」を再構成し、絵本化することとなったそうです。
日々子育てをしていると遊びのネタが尽きてしまい、今日は何をすればよいのだろう…と悩むママやパパもいるでしょう。そんなとき、遊びのヒントを与えてくれるかもしれません。
- PRTIMES「絵本「ノンタン」シリーズの新刊『ノンタンたいそう1・2・3』4月下旬発売!GWから全国巡回の原画展も開催!」(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000026693.html,2019年4月18日最終閲覧)
親子そろって楽しめるたいそう
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ノンタンたいそうは読むだけではなく、実際にやってみるのがおすすめ。体を動かせる月齢の子供なら、一緒にやってみると盛り上がりますよ。
また、まだ立てない月齢の子供なら膝の上にのせて「たったか たった」や「ぶんぶんぶん」といったリズムに合わせて体を優しく揺らしてあげると親子で楽しめます。
「ノンタンたいそう」動画が話題に
2016年に「ノンタンたいそう」がアニメーション化され、YouTubeで公開されるとたちまち話題に。
ついついまねしたくなる、かわいらしい体操ですよね。じゃんけんや今何時?、こんにちは、といった日常でよく使う言葉や動作も入っていて、踊りながら自然と学べるようになっています。動きが複雑ではないところが親子で楽しむのにもぴったり。
著者はリズム感がなくダンスが苦手なのですが、これなら踊れるとホッとしました。
「ノンタンたいそう」が「ノンタンあそぼうよ」シリーズの23巻目に
偕成社
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そんな『ノンタンたいそう』が、シリーズの新刊として発売されることに。『ノンタン、タータンのあそび図鑑』でまとめられていたたいそうが、新刊ではページごとに紹介されています。
これなら月齢の低い子供でも楽しめますし、とても見やすく理解しやすい内容にっています。これなら、本を使ってどの動きが好き?と子供に聞いてみるのも良さそう。
ひとつひとつの絵が大きくなり、踊りが見やすくなったのもうれしいポイントです。
『ノンタンたいそう1・2・3』
2003年発売の『ノンタン・タータンあそび図鑑』から『ノンタンたいそう 1・2・3』が独立し、新刊として出版。親子で体を動かしながら楽しめる1冊です。ノンタンシリーズ23作目。
GWには原画展も開催。ノンタンからますます目が離せません
絵本を読んであげたいけれど、たくさんある中からどれを選ぶべきか迷いますよね。そんなママにもノンタンはおすすめ。全巻そろえてもよいですし、各巻でテーマが決まっており毎回完結するため、好きな巻だけ買えるのも魅力。ぜひ子供と一緒にお気に入りを見つけてみてくださいね。
2021年にむかえる45周年を記念して、GWからは全国を巡回する原画展「刊行45周年記念 ノンタン絵本の世界展 もっと!ノンタン みんなだいすき!」が開催。貴重な原画、ラフスケッチの展示のほか、会場限定のグッズ販売も行われるそうです。GWは、家族みんなでノンタンの世界を楽しむのもよいですね。
著者のキヨノサチコさんは、以前講演会の中で「子供の笑顔はその瞬間だけのもの。子育てを宝物だと思って楽しまなきゃ損ですよ」とおっしゃっていたそう。日々の子育てに追われて余裕がなくなってしまうと、子育てを楽しむなんて無理だなと思ってしまいます。そんなときは、ノンタンの絵本とともに親子でゆっくりと時間をとってみてはいかがでしょうか。
- PRTIMES「絵本「ノンタン」シリーズの新刊『ノンタンたいそう1・2・3』4月下旬発売!GWから全国巡回の原画展も開催!」(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000026693.html,2019年4月18日最終閲覧)
- 偕成社「作者紹介&子育てヒント」(https://www.kaiseisha.co.jp/special/nontan/author/,2019年4月18日最終閲覧)