赤ちゃんの歯磨き遍歴
筆者は現在、現在小学2年生の長男と、5ヶ月になる次男の2人の子供がいます。長男へ歯磨きをしていたときを思い出しながら、次男の歯磨きに挑戦中。
乳歯を守りたいママたちへ少しでも力になれればと思い、今回は長男の歯磨き遍歴を紹介したいと思います。
乳歯の生え始め~4ヶ月~
まだ息子が生後4ヶ月に入ったばかりの頃、ようやく首と腰ががしっかりしてきて抱っこが楽になってきました。授乳時におっぱいをよく噛まれると思っていたのですが、その日は今までにない痛さでびっくり。これはもしやと授乳を中断し、怒って泣いている息子の小さい口の中を見てみると…なんとも小さい下の歯がお顔を出していました。
個人差はあると分かってはいたのですが、歯が生えるのはもう少し先だと思い込んでいたためとても驚きました。その日のうちに歯ブラシを買いに行こうとするも、4ヶ月から使える歯ブラシがあるのか?など疑問がたくさんでした。
母のすすめ
どうしたらよいのか分からず、経験者である母に聞いてみました。返ってきた答えは「歯が生えてきたときは、ガーゼをぬらして拭いてあげる程度でよい」という予想外のもの。
よく考えれば、まだ生え始めなうえ小さな口に歯ブラシを入れて磨くのは難しそう…と納得。その日から、授乳やミルクのあとは清潔なガーゼを少しぬらして噛ませたり、長男の機嫌がよいときは拭いたりしていました。
このとき注意していたことは、
- ガーゼで窒息しないように目は絶対に離さない
- 口は無理にあけない
という2点。まだ1歳になる前の子に口を開けてとお願いするのはなかなかむずかしいですよね。無理やり行わないように意識しながら歯磨きをしていました。
離乳食を始めてから~5ヶ月半ば~
離乳食を始めると、今まで以上に虫歯になる確率があがるのでは?と思い、使い始めたものがこちらです。
PR
3段階に分けて使用できる歯ブラシセットで、最初に使うブラシはリング状で持ちやすく、歯固めとしても使用できます。歯磨きのときだけでなく、ぐずぐずしたときなどにも使っていました。
ケース付きなので持ち歩けるうえ、8ヶ月頃から使える歯ブラシにはのど突き防止プレートまで付属、安心です。
離乳食が始まった5ヶ月ごろからは、なんでも持ちたがり口に入れるように。このリング状の歯ブラシは、そんな子供の気持ちをかなえられるので重宝しました。
息子も嫌がることなく、にこにこしながら遊び感覚で上手に下の乳歯でカミカミしてくれていました。
歯ブラシのステップアップとまねっこの時期~6ヶ月頃から1歳3ヶ月頃~
6ヶ月まではリング状の歯ブラシを使い、7ヶ月頃にはのど突き防止プレートがついている歯ブラシを使用。9ヶ月頃には下の歯が2本、半分とまではいきませんが顔を出していたため、赤ちゃん用の歯ブラシへと使うものもステップアップをしていきました。
息子が1歳3ヶ月頃になると、なんでもまねをしたがるように。その姿を見て、これは良いチャンスかもとうがいの練習を始めてみました。最初は飲んでしまったり水で遊び始めてしまったりして、なかなかうまくいきませんでした。ちゃんと口に水を含んで吐き出すということができるようになったのは、1歳5ヶ月頃。その頃から、歯磨き粉を少量使うように。
今までと違い、味が嫌で機嫌が悪くなり歯を磨かせてくれない日もありましたが、そんな日は無理に磨こうとせず歯ブラシをくわえさせるだけなど、臨機応変に対応していました。
仕上げもしっかりと
歯磨き粉を使えるようになった1歳5ヶ月頃、歯の本数もわが子は上下の前歯が2本ずつになったため、仕上げ磨きをするように。これがなかなか難しかったのを覚えています。
優しく磨いていたつもりでも、少しのことで機嫌が悪くなることもありました。そのため、以下のことに気を付けていました。
- 機嫌がよいときにする
- 嫌がる体制ではなるべくさせない
- 自分が思っている力加減よりもさらに50%ほど力を優しくして磨く
力加減はとても難しいですが、子供が歯磨きを嫌がらないよう気を使いながら、仕上げ磨きをしていました。
初めのうちは機嫌が悪いときや仕上げ磨きをさせてくれないときを避け、自然と口を開けてくれるときだけ取り掛かるように。ですが虫歯が心配なため、週に4日は仕上げ磨きを行うようにしていました。
次第にそれが日課となり、比較的悩むことなく1ヶ月ほどで毎日の仕上げ磨きを嫌がることなくさせてくれるようになりましたよ。
乳歯を守るということ
歯は一生使うもの。大切なわが子の歯をしっかりと守ってあげたいですよね。できるだけ嫌な気持ちにさせず、ゆっくりと歯磨きに慣れていってもらいましょう。
かわいく歯を出して笑う赤ちゃんはとてもかわいいですよね。その笑顔のため、二人三脚で一緒に乳歯を守っていってくださいね。