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2歳で始めるトイトレ、本人のやる気を刺激する先輩ママのテクニック

子どもが2歳ごろになると気になる「トイレトレーニング(以下トイトレ)」。特に初めての育児では、何から始めればよいかわからないでしょう。トイトレを進めるには子ども本人のやる気が必要ですが、それまでおむつでの排泄が当たり前だったわが子に「トイレに行きたい」「パンツで過ごしたい」と思ってもらうのは容易ではないようにも思えますよね。この記事では、2歳でトイトレを始めたい方に向けて、トレーニングの基本的なポイントと、本人のやる気を刺激する先輩ママのテクニックをお伝えします。

PIXTA

2歳のわが子、そろそろトイレトレーニングを始めたい…

2歳前後になると、だんだんとトイレでの排泄ができる子が増えます。周囲におむつを卒業した子がいると、わが子はいつトイレトレーニング(以下トイトレ)をしようかと考え始めるかもしれません。とはいえ、初めての育児ではトイトレも初めてのこと。一体何から始めてよいか、さっぱりわからない方もいるはずです。ママリにも、以下のような声が寄せられました。

トイレトレーニングは、まず何から始めましたか?
今2歳半なんですが、ちゃんとオムツはずれてトイレでできるようになるか焦ってしまいます…
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生まれてから今まで、ずっとおむつで過ごしてきたわが子。そんな状態からトイレで排泄できるようにするのは難しいことに感じられるかもしれませんね。

トイトレの基本ポイント

兵庫県医師会が発行する「保育所・幼稚園における 健康管理マニュアル」では、トイトレの基本として以下のことを挙げています。

本格的なしつけは2歳頃から行うことになるが、そのときのポイントは、
① 決まった時間に決まった場所で、決まった人が「シーシー」とか「ウーン」と声をかけ

② 快適な場所で、冬など便器を暖かくする
③ 失敗しても怒らず、成功したらほめる
④ 便座にかける時間は長くならないように、そして嫌がるときは決して無理強いをせず、
焦らない
⑤ トイレを汚い、怖い所と思わせないように、明るく、清潔にそして臭いが強かったりし
ないように配慮するなどである。 ※1

トイトレを始めるときには、無理強いをせずにできたらほめる、失敗しても叱らないなど、子ども本人のやる気を大切にした働きかけが大切といえそうです。

2歳のトイトレ、本人のやる気を引き出すには?先輩ママのテクニック

ここからは、2歳で始めるトイトレでのやる気の引き出し方について、先輩ママたちの声をご紹介します。わが子に合いそうなテクニックがあれば試してみてくださいね。

新しいパンツでやる気を刺激

下着 PIXTA

2歳3ヶ月からはじめました!
たまたま西松屋にいったときにアナ雪のトレパンが999円→399円に在庫処分で値下げしていたので今後のために買っていたら、その日から娘が「ありのまままのパンツはきたい!」とおむつ拒否(´Д`)
(中略)
アナ雪のパンツがはきたいがためにやる気まんまんで、
割りとすぐパンツに切り替えられました。
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新しいものを身につけるのは気分がよいもの。新しいお気に入りのパンツがやる気を引き出してくれることがあるようですね。

お気に入りのパンツを汚したくないという思いから、トイレに行くようになってくれるかもしれません。お店で子どもの好みに合うパンツを見つけたら、それをきっかけにトレーニングを始めてみるのも手ですね。

下半身裸で過ごさせる

トイレトレーニング PIXTA

うちはパンツ汚されるの嫌だったので、トレーニングパットを買ってパンツにつけてました!オムツより安いし、パンツ汚れないしよかったです✨
うちは男の子ですが、下半身すっぽんぽんで過ごさせることが1番トイトレの進みが早かったです!
(中略)
すっぽんぽんの最初は、フローリングの上でおしっこしたり、和室の畳の上でうんちしたりと、悲惨でしたが🤣、、数日するとさすがにその辺でおしっこうんちしたらダメってことは分かったみたいで、それからはギリギリまで我慢して、間に合わずに大量に出てしまう…を繰り返すことで、排尿間隔が空いて、3、4時間空くようになり、やっとトイレでできるようになりました😊
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トイレ以外で排泄したくないという気持ちを起こさせるため、下半身裸で過ごさせるという声です。

何も身につけていない状態だと「おしっこが出た」という実感が持ちやすそうですね。トレーニング中は掃除が大変ですが、子ども自身が汚れたくないと実感できれば、トレーニングが進む可能性も。身をもって体験して納得するタイプの子には、この方法が合っているかもしれませんね。

ただし、季節によっては下半身裸では寒いかも。気温を確認し、下半身裸でも問題ないときに試しましょう。

小さな成功をたくさん重ねる

PIXTA

トレパンははかせず、普通の安い綿のパンツはかせてました。
一時間に一回トイレに連れていってました。あとは、したそうなそぶりをしたとき。
20回連れていって1回成功するとか、そんな感じからどんどん成功体験を重ねていって、10日ほどでおしっこはトイレでできるようになりました。

うちもトイレに座れたらシール1枚、おしっこできたら2枚、うんちできたら3枚と、ごほうびシールを与えて、壁にシールの表を貼ってました。
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排泄できる・できないにこだわらず、時間を決めてトイレに連れていき、小さな成功体験を積ませるという声も。たとえ20回に1回の成功でも、積み重ねることで自信につながっていくことでしょう。

トイレで排泄できたときだけでなく、トイレにいくだけでもシールを貼れるというルールもポイント。「行くだけでもえらい」「出なくてもいいよ」と伝えることで、子どものプレッシャーにならないトイトレができそうですね。

好きなキャラクターで楽しさを演出

シール PIXTA

2歳くらいからは、子どもが好きなキャラクターをトイレに貼りました。
トイレをこわい場所というより楽しい場所にするためにです。
トイレでおしっこ出来たら、キャラクターとハイタッチする、というのもやってみました。
ですが、トイレでするようになった大きな鍵は、うちの子の場合、こどもチャレンジのしまじろうのトイトレDVDを見せていた事かもしれません。
あとはあまり気にしない、そのうちパンツになるわ、と思っていました。

親子で楽しいトイトレになりますようにm(__)m
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「トイレ=楽しい場所」というイメージにするため、子どもが好きなキャラクターのシールやグッズを活用するアイデアです。トイレにシールを貼ったり、キャラクターが登場するDVDを見せたりすることでトイトレが進んだといいます。

親に言われるよりも、好きなキャラクターの言葉でやる気を出すこともあるかもしれませんね。

うまくいかないときは中断してやる気を待つ

トイレ PIXTA

2歳頃からトイトレ始めましたが途中で私の方が疲れてしまい中断しました。
幼稚園入るまでに出来るようになればいいや~って開き直って何にもやらなかったです。そしたら3歳になってから急におしっこって自ら教えてくれるようになりました。
3歳になるとこっちの言ってることもだいぶ理解できるようになってくると思うので、成功する確率もあがると思いますよ。
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どんなに子どものやる気を引き出すためのサポートをしても、本人の気持ちがトイトレに向かないことはあるでしょう。そんなときは、いったん中断するのも一つの手段です。

「今すぐトイトレを進めなくては」と焦るのではなく「あともう少し待とう」とおおらかに構えているうちに、子どもがいきなりやる気を出すこともあります。大人だって、新しいことを始めるにあたってやる気がでないことはあるもの。子どもにも気分が乗らないときはある、と考えて少し待ってみましょう。

やる気が出るポイントは子どもによってさまざま

ハイタッチ 2歳 PIXTA

おむつからの卒業は、子どもにとって大きなできごと。トイレでの排泄を習慣づけるには、子どもの気持ちにじっくりと向き合い、やる気をサポートしていくことが大切です。

子どもによって、やる気が出るポイントはさまざま。「新しいパンツ」「大好きなキャラクター」あるいは「ごほうびシール」など、わが子にとってどんなことがやる気につながるのか、いくつか方法を試してみてもよいでしょう。焦らずせかさず、子どものペースに合わせてトイトレを始めてみてくださいね。

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