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監修:佐藤りか

学生時代の友人と話すときに注意、先輩ママから学ぶ、育児中のNG言動3つ

寝ても覚めても、常に子育てに追われる産後の日々。そんなとき、古くからの友人と話す機会ができたら楽しいものですよね。しかし、大人になってからの友人同士は、互いに立場が違うもの。未婚者や子どもがいない既婚者、あるいはシングルマザーなどさまざまな状況の人がいるでしょう。このようなシーンでは、相手の立場を気遣ったトークを心がけたいものですね。この記事では、先輩ママの声を参考に、育児中のやり取りで注意したい3つの言動についてご紹介します。

PIXTA

感じ方は人それぞれ、気を付けたいNG言動3つ

日々、赤ちゃんのお世話に追われていると、ママという立場から抜け出した自分に戻る時間は少なくなるものですよね。そんなとき、古くからの友人と話せるとホッとする方はいるでしょう。

かつてのように日々の愚痴を聞き合ったり、近況報告し合ったりしたいところですが、友人同士で今の状況や立場はそれぞれ違うもの。相手の立場を思いやりながら会話ができるとよいですね。

ここからは、先輩ママの声を参考にしつつ、育児中に友人とやり取りする際の注意点についてお伝えします。

1. 今日のうちの子、見て!

写真 PIXTA

友達は子なしの友達や独身の友達にも自分の子どもの話ばっかりして、グループラインにも自分の子どもの話ばっかり送ったり、写真や動画送りまくり…😅
グループラインのメンバーは優しいのできちんと反応くれてますが、正直子どもいない方に離乳食の話とか育児話しても分からないし何で自分のことしか考えられないのかなー。っていつも思います😢
(中略)
母親同士で子どもの話や悩み事を話したり盛り上がるのは同じ立場ですし分かり合えるので全然良い事だと思いますが😊
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かわいいわが子の姿を、仲が良い友人に見てほしいと思うことはあるかもしれません。ただ、連絡先に写真などを送信する頻度は抑えたいものですね。友人はどう返事をすればいいか悩んだり、返信が面倒になったりする可能性があります。

写真を共有するなら、家族としてわが子をかわいがっている身内にとどめておくのが無難です。

また、SNSへの投稿も要注意。「今日の○○ちゃん」など、アルバムがてら投稿しているつもりでも、人によっては「他人の子どもの写真ばかり流れてくるのが嫌だ」と感じることも。友人の中でも、子どもの写真にコメントし合う仲の人限定など、公開範囲を絞っておくとよいでしょう。

2. あなたも生んだほうがいいよ

独身 PIXTA

結婚して子供作るのが一番幸せな訳じゃないし、それが勝ちって訳でもないと思います。
人によって幸せはそれぞれです。
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自分自身が「子どもを生んでよかった」と思っていると、仲が良い友人に純粋に勧めたいと思う気持ちになるかもしれません。しかし、何が幸せかを決めるのは本人だけ。「あなたもこうしたらいいよ」という伝え方は避けたいところ。

子どもがいることが幸せだと感じる人もいればそうでない人もいます。また、望んでもその通りにならないこともたくさんあるものです。いろいろな事情や価値観があることを頭に置き、お互いを認め合うような会話を心がけましょう。

3. 育児は大変だよ~

電話 PIXTA

「結婚すると大変だよ〜」とか「子どもはまだいらない」とか💡すれすれのマウンティングしだしたらもう終わりだろうなと思います。
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赤ちゃんのお世話は大変。つい、人に聞いてもらいたくなりますよね。そんなときに友人と話す機会があると、うれしさやホッとする気持ちから、マシンガントークになることも。しかし、苦労話が長くなりすぎると「育児だけが大変ということ?」と、趣旨を誤解されてしまうことがあります。

そうならないためには「あなたは最近どう?」など、相手の話も聞くようにし、一方的に話さないことが大切。話を聞き合い「あなたも頑張っているね」「お互いに頑張ろうね」と言い合えれば、その後もよい関係を続けられるはずですよ。

お互いに認め合ってこそ、よい関係でいられる

友人 PIXTA

気心知れた間柄だからこそ、思いやりや配慮が大切。会話をする前にひと呼吸おくと、冷静な判断をして発言できますよ。

ママという立場に縛られやすい育児中の時期だからこそ、立場を忘れて付き合える古くからの友人は貴重な存在。ちょっとした配慮で、お互いにホッとするような会話ができるとよいですね。

記事の監修

株式会社子育て研究所 代表取締役

佐藤りか

株式会社子育て研究所代表、教育コンサルタント。
ベネッセコーポレーションなど教育業界で長年勤務。幼児教育から高等教育まで幅広く知見を深める。その後、株式会社子育て研究所代表取締役に就任。子どもとママ向けのアットホームなサイト「アフェクション」、編集業「ものかき」などの運営を手掛け、自身の執筆・監修や講和も多数。各種ビジネスコンテストで大賞や優秀賞の受賞歴がある。その他、東京都主催「TOKYO STARTUP GATEWAY」にてメンター&講師を務める。プライベートでは2児ママとして仕事と家庭の両立を強く意識して活動中。

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